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睡眠時に脂肪を減らす仙骨シャワーでダイエット!お尻を温める効果についても解説

2023年12月21日

寝ている間にちゃっかり脂肪を減らす!「あつあつ尻シャワー」

余分な脂肪を減らすためには運動したり、食事に気をつけたりしなければならないと思っていませんか?実は、寝ている間でも、ちゃっかり脂肪を減らすことができるのです。その方法は、寝る前2分のシャワーテクニック。今回は、入浴時に実践できる、体温を上げる方法について解説します。

私たちの体は、寝ている間も活発に働いています。
例えば、7時間ほどの適切な睡眠をとると、「レプチン」という脳に満腹サインを伝えるホルモンが分泌されます。
また、質の良い睡眠をとれば、代謝をコントロールする「成長ホルモン」が分泌され、太りにくい体質になります
成長ホルモンをきちんと分泌するには、寝てから約3時間が勝負。ここで深い眠りのノンレム睡眠を迎えられれば、脂肪燃焼スイッチがオンになるのです。

それらのホルモンをしっかり分泌するためには、寝る前に体を温めること
寝る前は体温がぐんと下がります。その前に体を温めておけば、上がった体温が急に下がることになり、その落差がより眠気を引き起こしてくれるのです。

寝る前に効率よく体温を上げるためにオススメなのが「あつあつ尻シャワー」。
神経や血管が多く通っている“仙骨”を集中的に温めることで、基礎体温が上がり、眠気を引き起こしてぐっすり眠れる。そのために代謝をアップすることができるのです。

寝る前に体温を上げる!:イラスト

※通常の入浴を済ませてから、お風呂を出る時の仕上げとして行います。

1. 温かい湯を当てる

あつあつ尻シャワーのやり方:イラスト1

シャワーの温度を「温かい」と感じる程度に設定する。手持ちでも、壁掛けでも好きなやり方で、シャワーを仙骨に15秒程当てる。距離や強さは心地よい程度で。

2. 少し熱い湯を当てる

あつあつ尻シャワーのやり方:イラスト2

お湯の温度を「少し熱い」と感じるくらいまで上げる。仙骨に15秒程シャワーを当て、お湯の熱さに体を慣らす。

3. 熱い湯を当てる

あつあつ尻シャワーのやり方:イラスト3

さらに「熱い」と感じるくらいまでお湯の温度を上げ、仙骨に30秒程当てる。熱さに慣れたころに仙骨部分がほんのり赤くなっていれば、温度がちょうどよい証拠。

夏は仕上げに冷シャワーを:イラスト

尻シャワー後、汗だくになるほど体温を上げると、湯冷めするのでNG。尻シャワーの最後に首や手首に冷たい水をサッと5秒程度かけると、汗腺が引き締まり、ほてりを抑えらます。

また、尻シャワーの後に湯船につかったり、温かいシャワーで全身を温めると、仙骨の熱が分散し、効果が激減するので注意して。

※通常の入浴を済ませてから、お風呂を出る時の仕上げとして行います。

1:ぐっすり眠れて、成長ホルモン大放出
質のよい睡眠とは、最初の3時間ほどで眠りの深い「ノンレム睡眠」をとり、その後に眠りの浅い「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」が1時間半ごとに出現する眠り。この切り替えでホルモンが分泌されます。

2:睡眠不足がデブホルモンを生む
睡眠不足は、食欲を増進させる“デブホルモン”の「オレキシン」や「グレリン」をどんどん増加させます。逆にぐっすりの眠りが、これらのホルモンを抑え、“ヤセホルモン”を増やします。

3:血行が良くなり、ポカポカ代謝UP
仙骨には多くの血管が通っており、お湯で刺激することでつまっていた老廃物が流れ、全身の血行がよくなります。基礎体温が上がり、代謝もUP。脂肪が燃えやすい体に変わっていきます。

監修/白神典明さん 鍼灸師。女性治療に力を入れ、様々な不定愁訴を抱える患者を治療している。著書に『冷えない人はやっているシャワーお灸』(自由国民社¥1,404)。

今回は、寝る前に効率よく体温を上げるための方法をご紹介しました。
寝る前だけでなく、体温も上げることは代謝をアップさせたり、健康を考える上でとても重要です。
太りにくく痩せやすい、理想的な体を手に入れるためにもぜひチャレンジしてみましょう。

食事や運動だけだと中々代謝が上がらない‥そんな方には、脂質代謝や水分代謝を上げて、脂肪やむくみを減らす漢方薬がおすすめです。

クラシエのコッコアポシリーズは、女性が悩む脂肪やむくみに太り方や体質から考えて、4処方の漢方薬をラインナップしています。自分の症状や悩みにあわせて選べることができ、脂質代謝や水分代謝アップをサポートしてくれます。

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」のタイプ:食べ過ぎや間食が多く、代謝が追い付かなくなることでお腹まわりに脂肪がつきやすくなるタイプ。このタイプは胃腸の働きが乱れて便秘にもなりがちです。

大柴胡湯(だいさいことう)」のタイプ:年を重ねることやストレスなどでホルモンバランスが乱れ、脂質代謝が低下し、上半身を中心に、筋肉の少ない二の腕・脇腹に溜まりやすいタイプ。また、このタイプは食生活が乱れやすく、便秘にもなりがちです。

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)」のタイプ:筋力が弱い人や疲れやすい人は、水分代謝が悪く、余分な水分が重力などで下に溜まりやすいです。そのため、このタイプは特に夕方以降下半身にむくみが起きやすくなります。これにより、脚などが太く見えてしまいます。また、むくみを放っておくと、下半身に余分な脂肪がつく原因の一つとなると言われています。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」のタイプ:寒いのが苦手で、あまり汗をかかない、顔・手足の冷えとむくみがあるのが特徴のタイプです。冷えがあると水分代謝が悪くなり、体内に水分をため込んでしまいます。さらには、血管外の余分な水分は血管を圧迫し、血行を悪くしてしまうため、より冷えやすくなり、むくみと冷えの悪循環に陥ってしまうのです。その時に、特に体の末端である顔や手足にむくみがでやすくなります。

漢方薬で自分にあう脂肪やむくみの減らし方を探したいときは、ぜひチェックしてみてください。

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からだにいいこと
記事監修
からだにいいこと編集部
創刊18周年を迎えた女性向けの健康生活情報誌『からだにいいこと』。医師や専門家の監修のもと、「いますぐできる」「心も体も元気になれる」健康・美容・ダイエット情報を発信中。