タイミングと症状で選んで、あなたのかぜをもとから治す。

さむけ・頭痛
かぜのひきはじめに

葛根湯 かっこんとう

第2類医薬品
葛根湯

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効能

体力中等度以上のものの次の諸症:感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛み

こんな時・こんな方に

かぜのひきはじめで、悪寒が強いとき / かぜのひきはじめで、頭痛、肩こりがひどいとき / 運転する方、受験生など薬を服用して眠くなっては困る方

葛根湯とは

「葛根湯」は、中国の古典医学書「傷寒論(しょうかんろん)」「金匱要略(きんきようりゃく)」に記載されている薬方で、「かぜぐすり」として知られています。「かぜ」のひきはじめは、からだがゾクゾクして、布団を何枚重ねても「さむけ」がとれず気持ちの悪い状態がつづきます。同時に頭痛がして、肩や首すじがこってきて頭が重苦しくすっきりしないものです。「葛根湯」は、かぜのひきはじめ、肩こり、鼻かぜ、頭痛、筋肉痛、手や肩の痛みに効果があります。かぜをこじらせ、長引かせると、からだの調子を大きくくずしてしまうことが多いので、できるだけ初期のうちに治したいものです。保温を心がけ、栄養に富んだ消化によい食べ物をとり、からだを安静にすることが大切です。

構成生薬

どう効くの?

  • 葛根湯は、体を温めることで風邪の諸症状を改善します。
    人間の身体は通常37℃前後に保たれていますが、ウイルスに感染すると免疫力を活性化させるために、脳の体温を調整する機能が作用して、体温を上げようとします。しかし、かぜ症状が長引き、高熱になるとと体力を消耗して辛いものです。
    かぜ症状を長引かせずに改善するには、ひきはじめの段階でなるべく早く体温を上げることが有効です。

いつ飲めばいいの?
  • 最も効果を発揮する服用のタイミングはかぜの初期段階。鼻や喉に違和感があったりさむけを感じたら服用しましょう。
    葛根湯は2000年以上も前に作られた中国の古い医書、「傷寒論(しょうかんろん)」に収載されていた漢方薬。その「傷寒論」には、「汗が出ていない状態」で「風があたると寒気がして」「首や肩がこわばる」時に飲むとあります。「あれっ?かぜかな」と思ったときに、すぐ服用できるよう、葛根湯を常備しておくといいですね。

よくあるご質問

血圧の薬をのんでいますが、「葛根湯」はのめますか。

甘草や麻黄が血圧に影響を与える可能性があるため、事前にかかりつけの医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。

「葛根湯エキスEX錠」のフィルムコートに、味は付いていますか。

味は付けていませんが、フィルムコート剤特有の香りがわずかにあります。

「葛根湯」は、かぜの症状以外に使えますか。

肩こりや、筋肉痛、鼻炎などにもご使用いただけます。

「葛根湯」は、他のかぜ薬と一緒にのんでも大丈夫ですか。

「葛根湯」と他のかぜ薬(解熱鎮痛成分など)は、いずれも解熱作用があるため、併用により作用が増強される可能性があります。人によっては体力を消耗したり、予期せぬ症状が現れる恐れがあります。よって、併用には注意が必要です。また、構成生薬の麻黄(エフェドリン)や甘草(グリチルリチン)は、他のかぜ薬などにも配合されていることが多く、重複すると副作用が現れやすくなるため、併用の場合には医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。

「葛根湯」はどういった症状があれば、のめますか。

かぜのひきはじめで、体がゾクゾクと寒気を感じる時や、鼻かぜ・頭痛・肩こりがある場合にお使いいただけます。

「葛根湯エキスEX錠」は、今までの「葛根湯エキス錠」と成分の濃さが違うようですが、何が違いますか。

錠剤の大きさや1回の服用錠数は従来通りですが、葛根湯エキスを増量しています。また、フィルムコートにより、漢方薬のにおいや味を抑え、のみやすくしています。

「葛根湯」と他のかぜ薬(解熱鎮痛剤など)を併用してもいいですか。

「葛根湯」と他のかぜ薬(解熱鎮痛剤など)は、いずれも解熱作用があるため、併用により作用が増強される可能性があります。人によっては体力を消耗したり、予期せぬ症状が現れる恐れがあります。よって、併用には注意が必要です。また、構成成分の麻黄(エフェドリン)や甘草(グリチルリチン)は、他の風邪薬などにも配合されていることが多く、重複すると副作用が現れやすくなるため、併用の場合には医師、薬剤師または登録販売者にご相談してください。

「葛根湯」、「銀翹散」、「柴胡桂枝湯」に「頭痛」の効能がありますが、どのように使い分けるのですか。

随伴する症状をご確認ください。さむけ、肩こり、筋肉痛が見られる場合は「葛根湯」を、のどの痛み、熱感が見られる場合は「銀翹散」、吐き気・食欲不振・下痢・だるさが見られる場合は、「柴胡桂枝湯」がよいでしょう。

「葛根湯」を長期に服用してはいけないですか。

【1】「感冒、鼻かぜ、頭痛」に用いる場合
風邪の症状は急性のものであり、通常数日の服用で何らかの改善がみられます。数日服用しても症状の改善がみられない場合は、服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。

【2】「肩こり、筋肉痛、手や肩の痛み」に用いる場合
 慢性的な症状の肩こり、筋肉痛などに葛根湯を用いる場合は、1ヶ月位服用しても症状の改善がみられない場合は、服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。

漢方かぜ薬について 効果的なのみ方はありますか。

銀翹散や五虎湯は、コップ1杯程度の「水」での服用をおすすめします。水の量が少ないと薬剤が溶けるのに時間がかかります。また、「のどが痛い」場合は、薬剤を口に含みゆっくりとのどを通すと、症状の改善効果が早く現れると言われています。 葛根湯や小青竜湯は、コップ1杯程度の「お湯」での服用をおすすめします。

「葛根湯」をのんだのですが、頭痛が続くので、頭痛薬をのんでもいいですか。

「葛根湯」をのんでから、4時間程度(1日2回タイプの場合は6時間程度)経過していれば、頭痛薬に変更していただいて結構です。

「葛根湯KIDS」は、何歳からのむことができますか。

4歳未満は1/2包となりますが、3ヵ月未満のお子様は服用できません。3ヵ月以上でも、1歳未満の乳児は医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場合のみ服用させてください。

「葛根湯」「小青竜湯」「五虎湯」の説明書の「相談すること」に、『胃腸の弱い人』と書いてありますが、これはなぜですか。

麻黄という成分は交感神経興奮作用があるため、胃腸の働きが悪くなり、食欲減退、下痢などの症状が出る場合があります。 このため、胃腸の弱い人は服用前に相談するように使用上の注意に記載しています。

「葛根湯」などの漢方かぜ薬は、エキス量が「満量処方シリーズ」、「3/4量」、「1/2量」と書いたものがありますが、どのような違いがありますか。

製剤的には同じものですが、1日量あたりのエキス量の違いがあります。Aが「満量処方シリーズ」、Sが「3/4量」、それ以外のエキス顆粒あるいは錠剤は「1/2量」となっています。若い方、体格のよい方などで、効き目の強さを求める方には「満量処方シリーズ」をお勧めしています。長期間のむ方、高齢の方には、成分量の少ないものをお勧めしています。

「葛根湯」と「麻黄湯」の違いを教えてください。

「葛根湯」と「麻黄湯」は、どちらもかぜの初期症状で、寒気が顕著で汗をかいていない時に用います。 「葛根湯」はかぜの初期で寒気がして、肩や首がこわばったように凝ったり、筋肉痛が生じているときに使用します。 「麻黄湯」はかぜの初期に悪寒がつよく、ふしぶしの痛みがひどい時に使用します。

「葛根湯」と「小青竜湯」は、併用してもいいですか。

「葛根湯」と「小青竜湯」は、どちらも麻黄が主薬であり、働きが類似することから、併用により作用が増強され、動悸、著しい発汗、発疹・発赤などの副作用が強く現れる可能性があります。このような理由から、併用はしないでください。

かぜをひいたので漢方薬の服用を考えています。漢方薬には眠くなる成分は入っていますか。

漢方薬には眠くなる成分は配合されていません。

かぜをひいたので漢方薬の服用を考えています。妊娠中に服用すると何か悪い症状は起こるのですか。

妊娠中は特別な状態にあります。妊娠中の服用に関しましては、どのような薬でも産婦人科の担当医師にご相談ください。

使用上の注意の「してはいけないこと」に、『3ヵ月未満の乳児は服用しないこと』と書いてあるのは、なぜですか。

生後間もない3ヵ月未満の赤ちゃんは身体が未発達であり、市販薬の服用は認められていません。

〈 使用上の注意 〉

■ 相談すること

  • 1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

    • (1) 医師の治療を受けている人
    • (2) 妊婦又は妊娠していると思われる人
    • (3) 体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)
    • (4) 胃腸の弱い人
    • (5) 発汗傾向の著しい人
    • (6) 高齢者
    • (7) 今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
    • (8) 次の症状のある人 むくみ、排尿困難
    • (9) 次の診断を受けた人 高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害
  • 2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

    関係部位 症状
    皮膚 発疹・発赤、かゆみ
    消化器 吐き気、食欲不振、胃部不快感

    まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

    症状の名称 症状
    偽アルドステロン症、ミオパチー 手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
    肝機能障害 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
  • 3.1ヶ月位(感冒の初期、鼻かぜ、頭痛に服用する場合には5~6回)服用しても症状が良くならない場合は服用を中止し、
    医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

  • 4.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

〈 飲み合わせの注意 〉

葛根湯などの漢方薬と西洋薬を併用すると効果を打ち消してしまうので注意が必要です。
例えば、熱を下げる解熱鎮痛消炎剤と体温を上げる漢方薬と併用すると、その効果を打ち消し合ってしまいます。
そのため併用する際には、漢方薬を食前に飲んでから、食後に解熱鎮痛消炎剤を飲むなど、
十分な間隔を空けることを意識することが大事になります。
※漢方薬と西洋薬の服用により、「作用の増強、作用の減弱」などを生じる可能性があるため、基本的には併用はお避け下さい。

〈 保管及び取扱い上の注意 〉
  • (1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
  • (2)小児の手の届かないところに保管してください。
  • (3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります。)
  • (4)使用期限のすぎた商品は服用しないでください。
  • (5)顆粒の場合は、1包を分割した残りを服用する時は、袋の口を折り返して保管し、2日をすぎた場合には服用しないでください。
  • (6)錠剤の場合は、水分が錠剤のつきますと、変色または色むらを生じることがありますので、誤って水滴を落としたり、ぬれた手で触れないでください。
  • (7)錠剤が4錠分包の場合、1包を分割した残りを服用する時は、袋の口を折り返して保管してください。なお、2日をすぎた場合には、服用しないでください。
  • (8)液剤の場合、ビンをあけたら飲みきってください。
  • (9)液剤の場合、ビンをあけたまま保存しないでください。

その他の諸症状には

鼻水

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

鼻水の出るかぜ、鼻炎には小青竜湯。

のどの
痛み

銀翹散(ぎんぎょうさん)

かぜでのどが痛いときや頭痛には銀翹散。

はきけ

柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)

はきけがあり、長引くかぜや胃腸炎には柴胡桂枝湯。

激しい
せき

五虎湯(ごことう)

激しいせきが出るかぜや、気管支ぜんそくには五虎湯。

長引く
せき

麦門冬湯(ばくもんどうとう)

長引くせきや気管支炎には麦門冬湯。

発熱

麻黄湯(まおうとう)

熱があり、節々が痛むかぜや鼻かぜには麻黄湯。

長引く

竹茹温胆湯(ちくじょうんたんとう)

熱が長びく、せき・たんが多く、
眠れないときには竹茹温胆湯。

声がれ

甘草湯(かんぞうとう)

のどの痛みやしわがれ声には甘草湯。

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