タイミングと症状で選んで、あなたのかぜをもとから治す。

はきけ、
腹痛が伴うかぜに
柴胡桂枝湯 さいこけいしとう

第2類医薬品
柴胡桂枝湯

クイックガイド MOVIE

効能

体力中等度又はやや虚弱で、多くは腹痛を伴い、ときに微熱・寒気・頭痛・はきけなどのあるものの次の諸症:胃腸炎、かぜの中期から後期の症状

こんな時・こんな方に

かぜをこじらせてしまったとき / 胃腸型のかぜに困っている方 / 運転する方、受験生など薬を服用して眠くなっては困る方

柴胡桂枝湯とは

「柴胡桂枝湯」は、漢方の古典といわれる中国の古典医学書「傷寒論(しょうかんろん)」「金匱要略(きんきようりゃく)」に収載されている薬方で、「小柴胡湯(しょうさいことう)」と「桂枝湯(けいしとう)」を半量ずつ合方したものです。1週間近く発熱や軽い悪寒、関節の痛みなどが続くようなかぜの症状や、吐き気や下痢をともなう胃腸炎などに効果があります。身体の中の熱や炎症を鎮めながら、胃腸を元気にして体力を補うようにして、長引くかぜを治します。

構成生薬

どう効くの?

  • 9種類の生薬からなる柴胡桂枝湯は、消化器系の症状によく効き、微熱、腹痛、はきけがある、かぜの中期から後期の症状といった、
    体力の落ちている方に効果的です。

胃腸にくるかぜって何?
  • 「胃腸にくるかぜ」とは、熱があってだるく、おなかの調子もよくない状態のことになります。他にも「胃腸かぜ」「おなかにくるかぜ」「おなかのかぜ」など、いろんな名前で呼ばれていますが、実際のところ、「胃腸にくるかぜ」とは何か、について解説します。

  • かぜというけど、かぜじゃない胃腸炎

    「かぜ」というのは、主にウイルスの感染により、鼻やのどなどの上気道に炎症が起こった状態のこと。正式には「かぜ症候群」といいます。一方、「胃腸にくるかぜ」も普通のかぜと同じく、ウイルスなどの感染が原因。でも違うのは、炎症が起こる場所です。かぜのように鼻やのどではなく、胃腸に感染して炎症を起こした状態のことで、胃腸炎の一種です。そのため、正式には「感染性胃腸炎」といいます。ではなぜ、胃腸炎なのに「かぜ」と呼ぶのでしょうか。それは、かぜ症候群と感染性胃腸炎に、似ているところがあるためです。たとえば、どちらも発熱やだるさなどの症状が現れることがあります。また、人から人へと感染するところも同じです。ときには広範囲にわたって流行することもあります。このような理由から、感染性胃腸炎のことを一般的に「胃腸にくるかぜ」「胃腸かぜ」などと呼ぶことがあるのです。

  • 感染性胃腸炎になったときの対処法

    感染性胃腸炎は、原因となるウイルスや細菌が、からだの外に出てしまえば自然に治まるため、特別な治療を必要としないことも多いです。そのため、基本的には、現れた症状への対応がメインとなります。

  • 水分と栄養をしっかり補給する

    下痢やおう吐などの症状が続くと、脱水症状になる危険性が高まります。とくに子どもや高齢者では脱水症状になりやすいので、水分・栄養補給はしっかりと行いましょう。ただし、冷たい飲み物はおなかを刺激してしまうこともあるので、白湯や常温の飲み物などを摂るようにしましょう。

  • 吐くときの姿勢に気をつける

    おう吐の症状があるときに気をつけたいのが、誤って気道に吸い込んでしまう「誤嚥」です。おう吐物が肺まで達してしまうと、肺に炎症が起こり、発熱やせきなどの症状が現れる「誤嚥性肺炎」になることがあります。おう吐する際は、仰向けや横になったままの状態を避け、下を向くなど、気道に吸い込まないような姿勢をとるようにしましょう。

  • 下痢を止めない

    下痢は、ウイルスなどの異物を外に出そうとする役割もあるため、下痢止めなどでむやみに止めてはいけません。止めてしまうと、治りが遅くなったり、症状が悪化したりしてしまう可能性があるからです。そのまま症状が治まるまで待つか、腸内環境を整える整腸剤で様子をみるのがいいでしょう。症状がつらい場合には、早めに医療機関を受診しましょう。

  • 漢方薬を活用する

    腹痛や吐き気、胃腸炎などの症状に適する医薬品として、漢方薬の柴胡桂枝湯があります。からだのなかの熱や炎症を鎮めながら、胃腸を元気にして体力を補うようなはたらきをする漢方で、微熱、腹痛、吐き気があるかぜの中期から後期の症状にも効果が期待できます。

よくあるご質問

「葛根湯」、「銀翹散」、「柴胡桂枝湯」に「頭痛」の効能がありますが、どのように使い分けるのですか。

随伴する症状をご確認ください。さむけ、肩こり、筋肉痛が見られる場合は「葛根湯」を、のどの痛み、熱感が見られる場合は「銀翹散」、吐き気・食欲不振・下痢・だるさが見られる場合は、「柴胡桂枝湯」がよいでしょう。

「柴胡桂枝湯」は、かぜのひきはじめにのんでもよいのですか。

吐き気や下痢などの胃腸症状、疲労倦怠、微熱などを伴う場合には、服用いただけます。

かぜをひいたので漢方薬の服用を考えています。漢方薬には眠くなる成分は入っていますか。

漢方薬には眠くなる成分は配合されていません。

かぜをひいたので漢方薬の服用を考えています。妊娠中に服用すると何か悪い症状は起こるのですか。

妊娠中は特別な状態にあります。妊娠中の服用に関しましては、どのような薬でも産婦人科の担当医師にご相談ください。

使用上の注意の「してはいけないこと」に、『3ヵ月未満の乳児は服用しないこと』と書いてあるのは、なぜですか。

生後間もない3ヵ月未満の赤ちゃんは身体が未発達であり、市販薬の服用は認められていません。

〈 使用上の注意 〉

■ 相談すること

  • 1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

    • (1) 医師の治療を受けている人
    • (2) 妊婦又は妊娠していると思われる人
    • (3) 高齢者
    • (4) 今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
    • (5) 次の症状のある人 むくみ
    • (6) 次の診断を受けた人 高血圧、心臓病、腎臓病
  • 2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

    関係部位 症状
    皮膚 発疹・発赤、かゆみ
    その他 頻尿、排尿痛、血尿、残尿感

    まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

    症状の名称 症状
    間質性肺炎 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
    偽アルドステロン症、ミオパチー 手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
    肝機能障害 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
  • 3.1ヶ月位(感冒の初期、鼻かぜ、頭痛に服用する場合には5~6回)服用しても症状が良くならない場合は服用を中止し、
    医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

  • 4.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

〈 保管及び取扱い上の注意 〉
  • (1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
  • (2)小児の手の届かない所に保管してください。
  • (3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります。)
  • (4)使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。
  • (5)1包を分割した残りを服用する時は、袋の口を2回以上しっかり折り返して保管し、2日を過ぎた場合には服用しないでください。

その他の諸症状には

さむけ

葛根湯(かっこんとう)

かぜのひきはじめ、頭痛には葛根湯。

鼻水

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

鼻水の出るかぜ、鼻炎には小青竜湯。

のどの
痛み

銀翹散(ぎんぎょうさん)

かぜでのどが痛いときや頭痛には銀翹散。

激しい
せき

五虎湯(ごことう)

激しいせきが出るかぜや、気管支ぜんそくには五虎湯。

長引く
せき

麦門冬湯(ばくもんどうとう)

長引くせきや気管支炎には麦門冬湯。

発熱

麻黄湯(まおうとう)

熱があり、節々が痛むかぜや鼻かぜには麻黄湯。

長引く

竹茹温胆湯(ちくじょうんたんとう)

熱が長びく、せき・たんが多く、
眠れないときには竹茹温胆湯。

声がれ

甘草湯(かんぞうとう)

のどの痛みやしわがれ声には甘草湯。

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