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寒気、鼻水、のどの痛み、肩こり、節々の痛み・・・風邪の症状に合わせた、漢方薬の使い分け 記事をクリップする

風邪はひきはじめがとても肝心!ひきはじめにきちんと対処できるかどうかで、その後の治り方が大きく違ってきます。知らずに知らずのうちに間違った対処法で風邪をこじらせてしまう・・・なんてことも。
風邪は万病の元。だからこそ、素早く治したいですよね!今回は風邪の症状に合わせた漢方流ひきはじめ対処法とおすすめの漢方薬についてご紹介します。

風邪かな?と思ったら、まずは自分の風邪のタイプを見極めよう!

風邪を素早く治す秘訣は、「風邪のタイプ」を正確に見極めることです。
実は風邪はタイプによって治し方が全く違います。判断を誤ると逆に風邪を悪化させてしまうことも。風邪かな?と思ったら、まず症状をチェックして、あなたの風邪のタイプをしっかりと見極めましょう。

風邪のひきはじめは大きく2タイプの症状 
背中ゾクゾクの“寒い風邪”とほてり・のど腫れの“熱い風邪”

漢方の世界ではひきはじめの風邪は“寒い風邪”と“熱い風邪”の大きく2つのタイプに分かれると考えられています。

■ 背中ゾクゾクの“寒い風邪”の症状
ひきはじめに背中がゾクゾクと寒気(悪寒)がするのが特徴です。急な気温低下や寝冷え、冷たいものの食べ過ぎなど、カラダが冷えるとひきやすくなります。

一般的に風邪と呼ばれているのはこちらのタイプが多いです。顔色が青白くなりやすく、透明でサラサラとした水様性の鼻水や鼻づまり、くしゃみ、肩こり、倦怠感などの症状がでやすくなります。ひどいときにはガタガタ震えるような悪寒や、発熱、肘や膝など節々の痛みなどの症状がでることもあります。

寒い風邪の症状
□ ゾクゾクと寒気がする
□ くしゃみ
□ 肩こり
□ 透明でサラサラした水のような鼻水
□ 青い顔
□ 温かいものを欲しがる
□ 厚着などカラダを温めると楽になる
□ 首の後ろを温めると気持ちが良い

■ ほてり・のど腫れの“熱い風邪”の症状
のど風邪に多いタイプで、のどの腫れや痛み、カラダのほてりや熱感、発熱など炎症症状が主体になるのが特徴です。寒い風邪のような寒気はあっても少なく、気候が温暖なときや、暖房や冷房などで空気が乾燥したときなどにひきやすくなります。
赤い顔になりやすく、黄色くネバネバした粘性の鼻水や痰がでやすくなります。また、のどの乾燥やイガイガ、空咳など乾燥症状もでやすくなります。

熱い風邪の症状
□ カラダが火照る(寒気はあっても少し)
□ のどの渇き・腫れ・痛み、咳
□ 黄色くネバネバした鼻水
□ 赤い顔
□ 冷たいものを欲しがる
□ 薄着などカラダを冷やすと楽になる
□ 首の後ろを冷やすと気持ちが良い

寒い風邪と熱い風邪
実は違う!?風邪のひきはじめの治し方

風邪のタイプが分かったら、次は対処法です。寒い風邪と熱い風邪では対処法が正反対。あなたの風邪に合った対処法をしっかり選ぶことが何よりも大切です。

■ “寒い風邪”の対処法
対処法1:カラダの表面を温めましょう
寒い風邪をひいたら、すぐにカラダを温めましょう。風邪をひいたとき、無意識に厚着をしたり、布団に包まったり、温かいものが欲しくなったりするのは、寒い風邪を治すために温めようとカラダが頑張っているサインです。

ここで重要なのが、寒い風邪のひきはじめに温めたいのはカラダの中心ではなく“表面”だということ。表面を温めることで風邪の治りが格段に速くなります。

対処法2:カラダを温める食材「生姜」でアシストしよう
カラダを温める食材として有名な生姜ですが、生姜の使い方にも注意が必要です。漢方では蒸した後に乾燥させた生姜はカラダの中心を、生の状態から乾燥させた生姜はカラダの表面を温める働きがあると考えられています。寒い風邪のひきはじめにはカラダを温めたいので、生姜を食べましょう。

対処法3:風門のツボをカイロで温め、さらにアシストを
寒い風邪のひきはじめには、背中にある「風門のツボ」を温めるとさらに効果的です。「風門のツボ」は背中の上部・両方の肩甲骨の間にあります。風門とは風邪が入ってくる門という意味。漢方では風邪はここからやってくると考えられています。

風門のツボにカイロを貼ることで、風邪の侵入経路を熱で閉ざしましょう。風邪をひいていなくても予防も兼ねて温めておいてもOK!スカーフやマフラーを使っても良いですね。

■ “熱い風邪”の対処法
対処法1:カラダの表面の余分な熱を冷ましましょう
寒い風邪とは対照的に、熱い風邪ではカラダの表面の余分な熱を冷まし炎症を抑えることが大切です。薄着や冷たい飲食を欲するのはカラダが冷まして欲しいと望んでいるサインです。熱感やほてり、発熱などがある場合は、カラダを冷ます食材を活用してクールダウンするのも良いでしょう。

★カラダを冷ます食材・・・アスパラガス、クレソン、ごぼう、せり、セロリ、冬瓜、みょうが、レタス、柿、梨、バナナ、メロン、レモン、海苔、卵白、緑茶
※ 国立北京中医薬大学日本校監修「現代の食卓に生かす「食物性味表」」より(清熱の働きのある食物/肺)

対処法2:潤いをプラス!乾燥を防ぎましょう
熱い風邪では、外気や冷房や暖房による乾燥が原因で熱がこもり、炎症の引き金になっていることが良くありますので、乾燥を改善すると効果的です。その場合は、こまめに水分をとったり、あめをなめたり、部屋を加湿するなどの対策が良いでしょう。

対処法3:辛い香辛料などカラダを過剰に温める食材に注意!
唐辛子や胡椒、生姜など辛く刺激の強い香辛料はカラダを温める働きがあるため、熱い風邪のときには、カラダを温める食材は取らないようにしましょう。ときには症状を悪化させることもあります。
意外と盲点なのが「生姜の入ったのど飴」。生姜はカラダを温めるだけでなく乾燥させる働きもあるため、のどが乾燥しているときや乾燥性の咳がでているときなどは特に注意しましょう。

風邪タイプ別・症状に合わせたおすすめの漢方薬

■ “寒い風邪”におすすめの漢方薬
寒い風邪のひきはじめには、カラダの表面を温めてくれる漢方薬がおすすめです。カラダの表面を温め、発汗を促すことで風邪を改善します。
有名な「葛根湯(かっこんとう)」の他、「麻黄湯(まおうとう)」や花粉症でも使われる「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」もこの仲間です。症状に合わせて使い分けましょう。
(注)使う上で重要な条件がまだ汗をかいていないことです。発汗させることが目的なので、すでに汗をかいている場合には向きません。また飲み始めて汗をかいたら目的達成です。そこで飲み止めましょう。

ゾクッと寒気、透明の鼻水、肩こりが強いとき・・・葛根湯(かっこんとう)
寒い風邪のひきはじめ、漢方薬の代表と言えば「葛根湯
ゾクッときて、風邪かな?と思ったら葛根湯の出番です!寒気やくしゃみ、透明で水様性の鼻水など寒い風邪のひきはじめの症状を改善します。

実は、葛根湯が特に合うのが肩こりがあるタイプです。
漢方の有名な書物「傷寒論」にも「項背強ばるとき(首筋~肩、背中のこり)」に葛根湯が合うと書かれているほどです。寒い日に、いつもより肩がこっているな…と感じたら、寒い風邪をひきかけているサイン。急いで葛根湯を飲んで撃退しましょう。

ひどい寒気、高い発熱、節々が痛いとき・・・麻黄湯(まおうとう)
葛根湯よりも体表を温める力が強いのが「麻黄湯」です。そのため葛根湯よりも症状が強い場合に使われます。高熱が出ているのに寒気が強くガタガタ震える、咳が止まらず、さらに節々が痛むなど激しい症状におすすめです。
発汗を促す力が強いため、汗をかいた状態で使うと脱水の危険性もあり注意が必要です。必ずまだ汗をかいていないときに使いましょう。

鼻水がひどい、花粉症などアレルギー性鼻炎にも・・・小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
小青竜湯」は、葛根湯や麻黄湯に比べて、鼻水を改善する生薬がより配合されているのが特徴です。そのため鼻水のひどい症状を改善します。
透明で水様性の鼻水におすすめで、風邪だけでなく、花粉症などアレルギー性鼻炎のときにもピッタリの漢方薬です。

■ “熱い風邪”におすすめ漢方薬
熱い風邪のひきはじめには、カラダの表面を冷まして炎症を抑えてくれる漢方薬がおすすめです。

のどが腫れて痛いとき・・・銀翹散(ぎんぎょうさん)
銀翹散」は、風邪のひきはじめから、のどが腫れて痛む、いわゆる“のど風邪”におすすめの漢方薬で、のどの腫れや痛みなどの炎症を改善します。その他、口やのどが渇く、咳がでるといった、熱い風邪のひきはじめの症状を改善します。

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