薬膳鍋でおいしく&ヘルシー、キレイになれる! 女子会にもおすすめ【薬膳鍋の人気店4選】

この記事をクリップする

目次

何かと忙しい冬、いつものお鍋もいいけれど、元気をチャージするなら断然「薬膳鍋」がおすすめです。美味しいだけでなく、漢方&薬膳効果でカラダを芯から温め、疲労回復やデトックス、美肌・美容でも注目されている、女性にうれしい鍋なんです。さらに体質に合わせて具材をプラスすれば、効果も抜群! 女子会に人気のヘルシーでおしゃれな薬膳鍋のお店を紹介します。

漢方たっぷりのスープが
味と効果の決め手!

ヘルシーでおいしく、さらに体にも良いことづくめ、という薬膳鍋の効果の第一の秘密は、漢方食材が使われた「スープ」。それぞれの風味や効能が調和し、食べておいしく、カラダとココロを整えてくれます。配合はお店ごとに異なるものの、ベースには朝鮮人参、シナモン、陳皮、なつめ、にんにく、しょうが、唐辛子、ハトムギなど薬膳素材がたっぷり。それぞれの相乗効果で胃の消化・吸収を促し、カラダを中から温め、不調を整えてくれます。さらにお店によって豆乳や麻辣で味を整えたり、こだわりの具材を揃えたり。お好みの味を探してみるとよいでしょう。

薬膳鍋は女子会にもぴったり!
人気の4店をチェック!

自宅で作るのはなかなか難しい薬膳鍋。クラシックな中華屋さんもいいけれど、女子会ならちょっとおしゃれな雰囲気のお店で味わってみてはいかがでしょうか。都内でも人気の4店を紹介します。

おすすめ薬膳鍋(1)
南青山エッセンス(表参道)の「二色薬膳火鍋」

http://essence.tokyo/

t12-07b

薬膳を軸とした本格的な広東料理ながら、お店は明るくカジュアルな雰囲気。一歩入るとカウンターには薬膳素材がずらりと並び、店内には食指を誘ういい香りが漂います。

コースでいただける二色薬膳火鍋は4名から。いずれも国産の手羽先・ナンコツスペアリブ・豚足・もみじ(鶏の脚)を煮出したコラーゲンたっぷりのスープがベースです。「赤いスープ」は、ネギ、しょうが、山椒、にんにく、唐辛子など体を温める薬膳素材がたっぷり。「白いスープ」は美肌効果を意識して、沙参(しゃじん)、山薬(さんやく)、クコ、龍眼(りゅうがん)、当帰(とうき)、黄耆(おうぎ)など様々な薬膳素材をブレンドしています。

自家農園からの直送野菜を中心に、魚介や肉類、干し湯葉など滋養豊富な具材も魅力。紹興酒の他、ワインが充実しているのもユニークです。「ワインは、漢方的には気を巡らせてリラックスさせる効果があるとされています。ぜひ、薬膳鍋と一緒にマリアージュを楽しんでほしいですね」とのこと。

おすすめ薬膳鍋(2)
ZEN ROOM(自由が丘)の「薬膳火鍋」

http://www.zen-room.com/

t12-07c

ガラス張りのカフェのような外観は「薬膳を日常的に気軽に食べてほしい」との思いからだそう。

薬膳鍋は「デトックス火鍋」「美肌豆乳」「疲労回復 烏骨鶏」「季節の薬膳」の4種類中2種類をチョイス。いずれも18種類の薬膳素材からなるスープに、疲労回復・滋養強壮に効果があるとされる国産鳥骨鶏の丸鶏スープを加えており、特に疲れを感じている人におすすめとか。「おいしいものを食べたいという方はもちろんですが、忙しい季節になんとなく元気が出ないという方に、ぜひ食べていただきたいです」とのこと。

また、「季節の薬膳」の冬バージョンは花椒を加えて煮出したスープがベース。花椒は香りよく、特に冬に弱まりがちな“腎”の働きを補うとされている薬膳素材。風邪対策にもおすすめということなので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
なお、カクテルやスイーツなども薬膳にアレンジされており、お茶の種類が豊富なのも女子会的にはうれしいですね。

おすすめ薬膳鍋(3)
香食楽:カクラ(中目黒)の「ラムしゃぶ」

http://www.ka-ku-ra.com/

t12-07d

いわゆる火鍋とはちょっと違いますが、こちらのおすすめ薬膳鍋はカレー風味の「ラムしゃぶ」。朝鮮人参、陳皮、なつめ、シナモン、にんにく、しょうが、唐辛子など、27種類ものスパイス、ハーブ、薬膳素材を独自にブレンドした秘伝の「かくらカレー」をベースに、「当帰(とうき)の葉」や、なつめ、クミンなどを加えたスパイシーなスープ。そこに厚めにカットした新鮮なラム肉を入れて火を通し、キャベツ、白と黒のキクラゲと共にいただきます。

材料の中でも「当帰(とうき)」は温め効果が高く、「女性の宝」「美容の女王」とも呼ばれるように、女性の悩み解決に威力を発揮する希少な薬膳素材。ラムはお肉の中でもカロリーが低くてヘルシー、かつ体を温める効果が高いのだそう。「特に冷え症や生理不順で悩む女性に元気になっていただきたいと開発しました」とオーナーの井村さん。シメは、残ったスープを煮詰めた濃厚な出汁と米で炊き上げるドリア。熱々をいただけば、パワーチャージも完了!

なお、薬膳カレーの種類も豊富で、春夏秋冬の体質に合わせたカレーも登場します。こちらもぜひ味わってみてくださいね。

おすすめ薬膳鍋(4)
天香回味:テンシャンフェイウェイ(新宿三丁目)の「天香鍋」

http://tenshanfayway.com/

t12-07e

店内は落ち着いたダークトーンでまとめられ、ちょっぴり大人の雰囲気。ちょっと背伸びした女子会に合いそうなお店です。

店名にもなっている「天香」「回味」の二色鍋が売りで、チンギスハーンが発明した「モンゴル火鍋」と銘打ってはいますが、本店は台湾で基本的には薬膳の考え方に基づいているとのこと。いずれも数十種類の植物系薬膳素材を煮出したものに鶏・豚・牛のブイヨンを加え、複雑ながらもすっきりとした味わいが特徴です。ピリ辛の天香鍋は唐辛子やウコン、クミンなどをプラスして香り高く。一方、回味鍋は当帰(とうき)や党参(とうさん)などを加え、深い滋味が味わえます。

その2色のスープに、特別栽培の旬の野菜や色とりどりのきのこ、米沢豚のスライスなどをさっと煮てスープでいただきます。水餃子や煮凝り、干豆腐など、台湾らしい具材もいろいろと追加できて目移りするほど。なお、平日の昼間でも2人から薬膳鍋がいただけるので、ランチ会にもおすすめです。

いかがでしたか?
ぜひ、薬膳鍋でパワーチャージして、忙しい時期を乗り切ってくださいね。

20161130_t12-07%e8%96%ac%e8%86%b3%e9%8d%8b%e5%ba%97
おうちでつくれる薬膳鍋

医食同源レシピ八宝土鍋煮込み - 漢方セラピー

詳しく見る

監修
伊藤 真美

カンポフルライフ会員になって日々の暮らしを楽しく豊かに!

漢方の知恵を始め、美と健康に役立つ情報を手に入れてみませんか?会員メリットをご確認ください。