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体を温めて代謝を上げるには?
お腹や腰を温めるおすすめの方法を紹介

2023年12月21日

体を温めて代謝を上げるには?お腹や腰を温めるおすすめの方法を紹介

代謝を上げるには、体を冷やさないことが大事です。しかし、背中や腰などは自分でマッサージしづらい場所。そんな時、身近にあるざぶとんを使うと簡単に体を温めることができます。今回はざぶとんを使った代謝をアップさせる方法をご紹介します。

代謝をアップさせるためには、まずは体を温めることです。体が冷えていると血液の循環が悪くなり、体の隅々まで栄養や酸素が行き渡らなくなります。また、冷えは筋肉を収縮させるため、末梢神経が圧迫されて腰痛などの原因になることも。さらに、血液がスムーズに流れないために老廃物がたまって、脚がむくみやすくなります。冷えを解消するもっとも簡単な方法は、皮膚をこすることです。手がかじかんだ時、手と手をすり合わせますね。そうすることで末梢の血管を通る血液を温めることができます。しかし、腰や背中などは手が届きにくいためにこすりにくいもの。しかも広範囲な場所を細い指でこすってもなかなか温まりません。

そこで、ざぶとんを使ってみましょう。温めたい部分にざぶとんを当て、両手でブルブルさせることで、手は疲れにくく、広範囲な場所に均等に力をかけることができます。

ざぶとんブルブルの3つのいいこと

  1. ざぶとんが1枚あればどこでもできます。
  2. 冷えが気になるところを1分程度ブルブルするだけです。
  3. 均等に力がかかるので、揉み返しがなく安心です。

おなかをブルブル

気づきにくいものですが、おなかが冷えているという人は案外多いのです。そんな時には仰向けに寝て、おなかにざぶとんをのせます。そして両手を小刻みにブルブルと1分間ほど揺するだけ。おなかが温まるだけでなく、腸が刺激されて、便秘の方にもおススメです。

腰をブルブル

血液をつくるために重要な骨髄や腎臓がある背中は、温めておきたい場所。足を肩幅に開いたら、両手でざぶとんを押さえながら、1分ほど小刻みに揺らします。ひざを軽く曲げて、リズミカルにブルブルするといいでしょう。

ひざブルブル

腰痛と同じように多いのがひざ痛。床に座って両足を伸ばし、ざぶとんがひざの真上に来るようにのせ、1分ほどブルブルと小刻みに揺すります。太ももやすねの部分も同様にブルブルすると良いでしょう。

今回は、ざぶとん一つで実践できる体の温め方をご紹介しました。
マッサージや入浴などで全身を温めることも大切ですが、今回ご紹介したように、特に女性が気になる特定の部分の冷えが気になったら、ぜひ実践してみてください。

代謝を上げることは、免疫力の向上や健康を考える上でとても重要です。
また、脂質代謝や水分代謝を上げる漢方薬なども市販されているので、体質に合ったものを選べば力強い味方になってくれるはずです。

食事や運動だけだと中々代謝が上がらない‥そんな方には、脂質代謝や水分代謝を上げて、脂肪やむくみを減らす漢方薬がおすすめです。

クラシエのコッコアポシリーズは、女性が悩む脂肪やむくみに太り方や体質から考えて、4処方の漢方薬をラインナップしています。自分の症状や悩みにあわせて選べることができ、脂質代謝や水分代謝アップをサポートしてくれます。

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」のタイプ:食べ過ぎや間食が多く、代謝が追い付かなくなることでお腹まわりに脂肪がつきやすくなるタイプ。このタイプは胃腸の働きが乱れて便秘にもなりがちです。

大柴胡湯(だいさいことう)」のタイプ:年を重ねることやストレスなどでホルモンバランスが乱れ、脂質代謝が低下し、上半身を中心に、筋肉の少ない二の腕・脇腹に溜まりやすいタイプ。また、このタイプは食生活が乱れやすく、便秘にもなりがちです。

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)」のタイプ:筋力が弱い人や疲れやすい人は、水分代謝が悪く、余分な水分が重力などで下に溜まりやすいです。そのため、このタイプは特に夕方以降下半身にむくみが起きやすくなります。これにより、脚などが太く見えてしまいます。また、むくみを放っておくと、下半身に余分な脂肪がつく原因の一つとなると言われています。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」のタイプ:寒いのが苦手で、あまり汗をかかない、顔・手足の冷えとむくみがあるのが特徴のタイプです。冷えがあると水分代謝が悪くなり、体内に水分をため込んでしまいます。さらには、血管外の余分な水分は血管を圧迫し、血行を悪くしてしまうため、より冷えやすくなり、むくみと冷えの悪循環に陥ってしまうのです。その時に、特に体の末端である顔や手足にむくみがでやすくなります。

漢方薬で自分にあう脂肪やむくみの減らし方を探したいときは、ぜひチェックしてみてください。

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からだにいいこと
記事監修
からだにいいこと編集部
創刊18周年を迎えた女性向けの健康生活情報誌『からだにいいこと』。医師や専門家の監修のもと、「いますぐできる」「心も体も元気になれる」健康・美容・ダイエット情報を発信中。