つらい片頭痛!ツボを使って毎日を楽に過ごそう!

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つらい片頭痛!ツボを使って毎日を楽に過ごそう!

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日常生活に支障をきたしてしまうこともあるつらい頭痛。中でも片頭痛は20代~40代の女性に多いといわれています。今回はそんな片頭痛の予防に効果的なツボ、起きてしまったときの痛みに試したいツボについてお伝えします。

片頭痛ってどんな頭痛?

頭痛は誰でも経験したことがある身近な痛みの一つですが、頭痛と一口にいってもいくつか種類があります。肩こりなど筋肉の緊張から起きる「緊張型頭痛」。激しい痛みが何度も群発する「群発頭痛」。そして今回お話しする「片頭痛」の3つです。

片頭痛にはどんな特徴があるのでしょうか?まず発作性といって予期せぬときに痛みが起こってくるという特徴があります。そして、その痛みが数時間、激しいときには数日続きます。ズキズキ、ガンガンとした痛み、音や光に反応したり、動いたりすることでさらに強くなり、ひどい場合には吐き気をともなうこともあります。痛みがピークに達する頃には、仕事や家事が手につかず寝込んでしまうこともあるほどです。

片頭痛という名前の通り頭の片側に起こることが多いのですが、両側に起きる場合もあります。そして片頭痛が起こる1/4ほどの人には、前兆と呼ばれる前ぶれが起こります。よくあるのは閃輝暗点と呼ばれるもので、目の前にキラキラしたものが見えたり視界の一部がぼやけたりします。

片頭痛の原因とは?

片頭痛が起こる仕組みはまだはっきりとは解明されていませんが、何らかの原因によって頭の血管が拡張したりすることで痛みが起きるのではないかといわれています。
その痛みを起こすきっかけとなるものには次のようなものがあります。

・気圧などの天候の変化や温度の変化
・精神的な緊張やストレス
・疲れ、睡眠の過不足
・月経などホルモンの変動
・空腹、飲酒など

特に気圧の変化や疲れ、ストレスによって片頭痛が起こるのを実感されている方は多いと思います。また女性には月経・妊娠・出産・更年期・閉経などホルモンバランスの変化で、さらに片頭痛のおこるシーンが多くなりがちです。

こんな頭痛には気を付けよう!

最初にお話しした3つの頭痛の他にも、気を付けなくてはいけない頭痛があります。それはその痛みの背景に大きな病気が隠れているかもしれない頭痛です。頭痛が起きたときに以下のような症状が見られる場合には、医療機関を受診しましょう。

☑ 経験したことのないような激しい頭痛が急に起こったとき
☑ 頭痛の経験がほとんどなかったのに、頭痛が起こったとき
☑ いつもと様子の違う頭痛が起こったとき
☑ 日ごとに痛みが増すとき
☑ 頭痛の他に何か症状があるとき
☑ いつも頭の同じ部分が痛いとき

このようなときは、くも膜下出血、脳腫瘍、髄膜炎、帯状疱疹など大きな病気や違った病気が隠れている場合があります。何か変だなと思ったら、放っておかずに専門医に相談しましょう。

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ツボで予防!片頭痛予防のツボとは?

片頭痛が起きる前に、普段からツボを刺激してカラダをととのえておきましょう。カラダをととのえることで、片頭痛が起きにくくなる場合があります。片頭痛の予防に効果が期待できるツボをいくつかお伝えしますので、自分のカラダの状態をよく観察しながら日常に取り入れてみてください。

\ツボのポイント/
ツボの位置は大まかな目安です。目安となる場所に指を置いたらその付近をそっとなでて、周りの皮膚よりへこんでいるところや硬くなっているところ、また押して痛いところをツボとします。

\ツボ押しのポイント/
ツボが決まったら息を吐きながら5秒ほどかけて、親指でゆっくりていねいに押しましょう。それを3回ほど繰り返します。毎日続けるとより効果的です。

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片頭痛タイプ別!片頭痛予防のツボの位置

内関のツボ ●ストレスによって起こることが多い場合
<内関(ないかん)> → 手首の内側のしわから肘に向かって指3本分上がった辺り
ストレスの状態は上腕の内側に出やすいもの。ここが硬くなっていたらストレスがたまっているのかも。このツボをていねいに押してココロの調子をととのえましょう。

足三里と三陰交のツボ ●天候の変化によって起こることが多い場合
<足三里(あしさんり)> → 膝のお皿の下の外側のくぼみから指4本分下の辺り
このツボを使うことでカラダ全体のバランスを整え、天候や温湿度の変化に振り回されにくくなります。

●月経などホルモンの変動によって起こることが多い場合
<三陰交(さんいんこう)> → 足の内くるぶしのてっぺんから指4本分上がった辺り
女性特有の症状に関係があるといわれている有名なツボ。ここを押すことでホルモンバランスをととのえ、月経の時期にみられがちな不調の軽減にも期待できます。

太渓と湧泉のツボ ●睡眠の質やリズムの乱れによって起こることが多い場合
<太渓(たいけい)> → 足の内くるぶしのてっぺんとアキレス腱の間のくぼみ
睡眠の質やリズムをととのえたいなら、このツボを使いましょう。深く眠りスッキリ目覚めるようツボが手助けしてくれます。

●疲れによって起こることが多い場合
<湧泉(ゆうせん)> → 足指を曲げて足裏の一番へこむところ
疲れをためると片頭痛の他、いろいろな不調が起きやすくなってしまいます。疲れたときはもちろん、疲れる前にも普段からこのツボを押しておくとよいでしょう。

頭痛が起きたときの対処法は?ツボで痛みを和らげよう

それでも片頭痛が起きてしまったら…。そんなとき痛みを和らげるのによく使われるツボをお伝えします。片頭痛の多くはこめかみ付近が痛くなることが多いのですが、ときに緊張型頭痛と併せて起きたりして頭の後ろやてっぺん、額といった部分が痛くなることがあります。

片頭痛タイプ別!片頭痛が起きたときのツボの位置

痛みのある場所をよく確認しながらツボを選んで押してみましょう。以下のツボは少し強めにギュッと押します。

合谷のツボ ●全体が痛いとき・どこが痛いのかよく分からないとき
<合谷(ごうこく)> → 手の親指と人差し指の間のみずかきの辺りでやや人差し指寄り

足臨泣と太衝と崑崙のツボ ●こめかみ付近(側頭部)が痛いとき
<足臨泣(あしりんきゅう)> → 足の薬指と小指の間を足首に向かってなであげて止まる足の甲
●頭のてっぺん(頭頂部)が痛いとき
<太衝(たいしょう)> → 足の親指と人差し指の間を足首に向かってなであげて止まる足の甲
●頭の後ろ(後頭部)が痛いとき
<崑崙(こんろん)> → 足の外くるぶしのてっぺんとアキレス腱の間のくぼみ

解渓のツボ ●おでこ付近(前額部)が痛いとき
<解渓(かいけい)> → 内くるぶしと外くるぶしを結んだ足首前面の中央

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生活習慣も見直して片頭痛の起きにくいカラダに

ツボも痛みの軽減に効果的ではありますが、普段の生活習慣を見直し頭痛の起きにくいカラダにしていくことも大切です。特に睡眠や食事は、カラダやココロをととのえる上で基本となる大事な部分です。

規則正しい睡眠や食事を心がけることで、少しずつカラダのリズムが調整され、ストレスや気候に左右されない強さが身についてきます。また、生活に自然の生薬から作られている漢方薬を取り入れるとこもおすすめです。生活習慣をととのえながら、快適な毎日を送りましょう。

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