漢方薬名解説

一般的に「頭痛」に使われる漢方薬

呉茱萸湯(ごしゅゆとう)

目次

頭痛や嘔吐に悩む方に効果的な漢方薬

漢方では、ズキズキする頭痛は「冷え」が体の中のめぐりをじゃましてしまい、上部(頭)への「気」や「血(けつ)」の流れが乱れてしまったため生じると考えています。

「呉茱萸湯(ごしゅゆとう)」は、身体の中心であるおなかを温め、「気」や「血(けつ)」の流れを乱していた「冷え」をとり除くことで、頭痛を鎮める処方です。また、胃腸のはたらきを整え、はき気を鎮めるはたらきもあるため、胃腸が弱い方の頭痛薬としても適しています。

効能・効果

体力中等度以下で、手足が冷えて肩がこり、ときにみぞおちが膨満するものの次の諸症:頭痛、頭痛に伴うはきけ・嘔吐、しゃっくり

配合生薬(成分・分量)

成人1日の服用量3包(1包1.0g)中
呉茱萸湯エキス…1000mg
(ゴシュユ3g、ニンジン2g、タイソウ4g、ショウキョウ1gより抽出。)
添加物として、ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖を含有する。


成分に関連する注意

本剤は天然物(生薬)のエキスを用いていますので、顆粒の色が多少異なることがあります。

用法・用量

次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。

年齢 1回量 1日服用回数
成人(15才以上) 1包 3回
15才未満7才以上 2/3包
7才未満5才以上 1/2包
4才未満2才以上 1/3包
2才未満 服用しないこと

用法・用量に関連する注意

小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

注意点・副作用

使用上の注意
  • 相談すること
    1. 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
      (1)医師の治療を受けている人
      (2)妊婦又は妊娠していると思われる人
      (3)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
    2. 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
      皮膚 発疹・発赤、かゆみ
    3. 1カ月位(しゃっくりに服用する場合には5~6回)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

保管方法

(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります。)
(4)使用期限のすぎた商品は、服用しないでください。
(5)1包を分割した残りを服用する時は、袋の口を折り返して保管し、2日をすぎた場合には服用しないでください。

製品情報

呉茱萸湯エキス顆粒

呉茱萸湯 第2類医薬品

漢方セラピー「呉茱萸湯」
ズキズキする頭痛、頭痛からくる吐き気でお悩みの方におすすめの漢方薬です。


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よくある質問

Q 服用して効果が出るまでにどれくらいの時間がかかりますか?
A 効果が出るまでの期間は、体質や症状によりさまざまです。用法・用量を守ってお飲みいただき、1カ月位(しゃっくりに服用する場合には5~6回)服用しても症状が良くならない場合は、服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
Q 妊娠中や授乳中でも服用できますか?
A 薬の種類、服用期間、お母さん及び赤ちゃんの状態などを総合的に考慮する必要があります。服用前に医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
Q 「五苓散」との違いは何ですか?
A 「呉茱萸湯」は、身体の中心であるおなかを温め、「気」や「血(けつ)」の流れを乱していた「冷え」をとり除くことで、頭痛を鎮める処方です。疲れやすく、手足の冷えがある人で、はき気を伴う頭痛に用いられます。また、胃腸のはたらきを整えるため、胃腸が弱い方の頭痛薬としても適しています。
一方、「五苓散」は、余分な「水(すい)」が「気」や「血(けつ)」の流れを乱し、頭痛が生じると考えています。体のはたらきを高めて、余分な「水(すい)」を体の外へ出す処方です。余分な「水(すい)」だけを出すので、むくみや飲み過ぎによる二日酔いなど、一時的に不要な「水(すい)」が体にたまっているときに効果的です。