話題のマインドフルネス瞑想のやり方と効果!瞑想が人生の質を高める

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話題のマインドフルネスのやり方と効果!瞑想が人生の質を高める

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1日の中で、少しだけ落ち着いて自分自身に意識を置いてみることで心に間(ま)を作りませんか?マルチタスクに日々追われている忙しいビジネスパーソン、子育て中で自分の時間がないと嘆くお母さん、受験勉強などで、プレッシャーと戦っている小学生から大学生まで、様々な状況の方に、マインドフルネスはとても役に立つものです。マインドフルネスの効果とやり方をご紹介しますので、ぜひ、試してくださいね。

最近話題のマインドフルネスとは?

最近よく耳にするマインドフルネスってなんでしょう。“マインドフルネス” とは、古代の仏教より伝わる伝統的なメソッドから宗教的な要素を除いた瞑想のことをいいます。目指すのは「今ここにいる」という状態。

自分自身が勝手に作り上げる頭の中のおしゃべりは止まりません。過ぎ去った過去を手放し、将来への不安からもはなれて、「今ここ」に意識を置くトレーニングをすることで、集中力が増し、頭の中が明晰になり、心の安定と強さを得るとても良い方法です。

マインドフルネスの効果

マインドフルネスは1970年代よりアメリカを中心に科学的・医学的な研究が進み、効果が最も実証されている瞑想の一つです。ストレスや不安を取り除き、ココロを休め、生産力があがると実証されています。

○身体面では
免疫力の改善、血圧の低下、血中コレステロール、血糖値の低下などが検証されていて、交感神経と副交感神経のバランスが整い、よく眠れるようになります

○精神面では
緊張・うつ状態の緩和、不安の減少、ストレス耐性の向上が実証されています。

○脳機能面では
集中力・記憶力が向上し、複数の仕事を並行して進めている状況下でも一つ一つの事に集中することができるようになり、仕事や勉強で質の高いパフォーマンスにつながります。

マインドフルネスを学ぶ上で、大切なポイント

マインドフルネスを学ぶ上で、最も大きなハードルはマインドフルネスを習慣として継続する事にあります。

ジムに行って筋トレを行うように、「今ここ」に意識を置く力とその効果は、マインドフルネスの日々のトレーニング(ココロの筋トレ)によってのみ培われます。書籍など、理論を学んだだけでは身につけることができません。

そのためには、マインドフルネスのポジティブな効果を理解して、目的意識を持って臨む事が大切です。一緒に続ける友人や同志がいるとより続けやすいかもしれませんね。また、自宅だけでなく、専門知識をもった人に教わりにいくこともよいでしょう。

マインドフルネスのやり方

マインドフルネスは、とてもシンプルな3ステップで説明ができます。

1.良い姿勢で坐る
床に座布団や坐布を置き、その上にあぐらをかいて腰掛け、良い姿勢を作り座ります。椅子や正座でも可能です。手のひらを下にむけ、膝や太ももの上に置き、背筋を伸ばします。目は優しく開けたまま伏し目がちに(半眼)して、1.5~2m先の床を柔らかく眺めます。

2.自分の呼吸に意識を置く
今まで、無意識に行っていた自分自身の自然な呼吸に意識を置きます。

3.感情や思考が浮かんでも、それを追わず呼吸に戻る
何か考えていることに気づいたら、それを追いかけず、「考えた!」とココロの中でつぶやいて、意識を呼吸に戻します。感情や思考に何も判断を加えず そのままにして、ただ呼吸に戻る繰り返しは、何度でも「今」に戻ってくる練習になります。どっしり坐り、意識を抑え込むものではなく、呼吸を操作することでもなく、自然な呼吸を続けていると、今、この瞬間に生きていることに、感謝の気持ちも自然に湧いてくるものです。

内面から滲み出す本質的な美しさとは、日々の生活において、健康的な心持ちから、生まれるのではないでしょうか?しなやかで強く美しい心を育むこと。マインドフルネスは人生の旅を楽しむための大切なツールになります。

この記事を書いたライター
高城 良子 YOSHIKO TAKI
NPO法人日本ホリスティックビューティ協会 イベント講師
マインドフルネス・メディテーション講師|True Nature Meditation 指導者養成プログラム修了
2015年育児、仕事、家事に追われ自身の呼吸が浅いことを自覚する中、NYで指導歴45年を超える著名なメディテーション・ティーチャーであるDavid Nichtern師に出会い、はじめて坐る意味が腑に落ち、正統的なメディテーションを学ぶことを決意。

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