隠れ我慢していませんか?女性の不調や痛みをなかったことにしてしまう隠れ我慢さんの暮らしの秘訣

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隠れ我慢していませんか?女性の不調や痛みをなかったことにしてしまう隠れ我慢さんの暮らしの秘訣

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本当は不調を感じているのに、ついつい我慢しながら家事や仕事をしていることはありませんか。とくに女性は、不調の原因の多くが「無理をしてしまう」生活習慣にあるのです。そこで今回は、漢方の視点からタイプ別に不定愁訴の原因を探り、おすすめの漢方薬をご紹介します。
※自覚症状があるが、原因となる病気がわからない状態

隠れ我慢とは?ココロとカラダの声に耳を傾けてみよう

「生理痛はいつものことだから仕方ない」
「イライラするけれど、会社に行かなきゃ」
「自分さえ我慢すれば、周りに迷惑がかからない」
「疲れているけれど、誰にも言えないな」
「鎮痛剤を飲んで、頭痛をやり過ごそう」

ココロやカラダに不調を抱えているのに、こんなことで辛いなんて感じちゃダメ、このぐらいの痛みで逃げちゃダメと、無意識に感じている時はありませんか。不定愁訴は緊張やストレス、多忙な日々、睡眠不足などが続くと起こりやすくなります。この段階では病名がつかないかもしれません。しかし、漢方では病気と診断される前の「未病(みびょう)」の時にしっかりと対策することを大切にしています。そこで、つい「隠れ我慢」をしがちな人のタイプ別におすすめの対策やケアをご紹介しましょう。

隠れ我慢のあなたの体質タイプを知ろう

漢方では、人のカラダは「気」「血」「水」から構成されていると考えられています。気は元気ややる気の源となるエネルギー、血は血液など全身の組織や器官に栄養を与えるもの、水は飲食物中の水分からできた、カラダをうるおすもののことです。その中でも、女性の一生は「気」や「血」に左右されやすいと考えられています。隠れ我慢をされている方の中には、気や血が足りていなかったり、滞っていたりしているかもしれません。

気血水の6つの体質タイプで「気」や「血」に左右される体質タイプは、「水滞(すいたい)」を除いた「気虚(ききょ)」「気滞(きたい)」「血虚(けっきょ)」「瘀血(おけつ)」「陰虚(いんきょ)」です。
まずは「クラシエの漢方診断」で、あなたの体質タイプが「気」や「血」に左右されているかチェックしてみましょう。あなたの体質タイプは何でしたか?

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体質別のおすすめ漢方薬とケア法をご紹介します。

隠れ我慢のあなたには漢方薬という選択肢も

漢方薬には、隠れ我慢をされている女性に用いることの出来るものがあります。その原因に働きかけ、不調を改善します。

血虚タイプにおすすめ「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

当帰(とうき)や芍薬(しゃくやく)など6種類の生薬を配合した当帰芍薬散。月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害などをはじめ、血行を促したり冷えやむくみ、貧血を改善したりといった働きが期待できます。また、頭痛やめまいなどにも効果的です。体質・症状に合わてお飲みください。

陰虚タイプにおすすめ「知柏地黄丸(ちはくじおうがん)

知柏地黄丸は、ほてりやのぼせなど、血の不足によって起こる症状に使われます。また、むくみや頻尿、排尿障害などにも効果がある漢方薬です。知母(ちも)と、黄柏(おうばく)などの生薬が配合されています。体質・症状に合わせてお飲みください。

気滞タイプにおすすめ「加味逍遙散(かみしょうようさん)

月経不順、月経困難、更年期障害に使われます。また、肩がこり、疲れやすく、精神不安症状、ときに便秘の傾向がある方に用いられます。体質・症状に合わせてお飲みください。

気虚タイプにおすすめ「芎帰調血飲(きゅうきちょうけついん)

生理不順や産後の神経症、産後の体力低下している人にも使われます。体質・症状に合わせてお飲みください。

瘀血タイプにおすすめ「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

下半身の冷えがとくにつらい方、シミができやすい方など一般的に女性の悩みと言われる症状がある方(生理痛、月経不順、月経異常など)に用いられます。体質・症状に合わせてお飲みください。

タイプ別 隠れ我慢さんのおすすめケア

「気虚」「気滞」「血虚」「瘀血」「陰虚」の体質タイプ別の隠れ我慢さんにおすすめのケアをご紹介します。

疲れやすい「気虚」の隠れ我慢さん

気虚タイプに多い不調
・体力がなく、すぐに疲れてしまう
・風邪をひくことが多い
・食欲があまりない
・生理の期間が長く、だるい

気虚の方は、漢方の考え方では、エネルギーが不足している状態。睡眠不足や無理なダイエット、体力を消耗している方に多いです。やる気がわかない、元気がないという方も気虚の可能性があります。

気虚タイプの対策とケア
まずは早寝早起きを心がけ、朝食をきちんと食べて代謝を促しましょう。また運動は激しい運動は避け、軽めのウォーキングが向いています。食材は穀類や芋、豆などがおすすめです。うつ病などの病気が原因の場合もあるため、症状が続く場合は、医療機関を受診してください。

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イライラしやすい「気滞」の隠れ我慢さん

気滞タイプに多い不調
・ストレスを感じる
・怒りっぽい
・頭痛が起こりやすい
・月経前緊張症(PMS)が強い

気滞の方は、漢方の考えでは、体を流れるエネルギーが滞っている状態。不規則な生活リズムやストレスを抱えてイライラしたり、頭痛や生理前の不調に悩まされたりすることがあります。

気滞タイプの対策とケア
イライラや怒りの原因を取り除く暮らしを心がけましょう。趣味や好きなことに集中する時間を持つことは、効果的なリフレッシュ法です。また漢方では、セロリやニラなどの香味野菜やミネラルを補給すると、気のめぐりが良くなると考えられます。

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立ちくらみや肌の乾燥「血虚」の隠れ我慢さん

血虚タイプに多い不調
・肌や髪が乾燥する
・めまいや立ちくらみがある
・目が疲れやすい
・生理周期が遅れがち

血虚の方は、漢方の考えでは、体の「血(血液などの体液)」が不足している状態。無理なダイエット時や生理の経血量が多い時に起こりやすいです。睡眠不足も悪影響を与えます。

血虚タイプの対策とケア
夜ふかしをやめて、目を休めるためにテレビやパソコン、スマートフォンを見る時間を短くしましょう。ドライフルーツやナッツ類などを意識的に食べ、お肉や魚など他の食材もバランスよく取り入れることが大切です。

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生理痛や冷えがある「瘀血」の隠れ我慢さん

瘀血タイプに多い不調
・顔色がどす黒い、クマができやすい
・しみやアザができやすい
・お腹や下半身が冷える
・月経痛が気になる

漢方の考えでは、冷えは瘀血の原因のひとつ。とくに生理前や生理中は血行が悪くなりやすいです。また、運動不足やストレスが重なると、ますます血のめぐりが滞る傾向になります。

瘀血タイプの対策とケア
瘀血の方は冷房を控えめにし、シャワーよりも半身浴などで下半身をよく温める習慣を心がけましょう。また軽いストレッチや散歩をすると、血行が良くなります。食材は、辛味野菜や酢を取り入れると効果的。

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うるおいが足りない「陰虚」の隠れ我慢さん

陰虚タイプ
・のどが渇いて水分が欲しくなる
・唇や肌が乾燥しやすい
・咳が出やすい
・便秘がち

漢方の考えでは、体内をめぐる「水」や「血」などの陰液が不足し、体にうるおいがない状態です。とくに体をうるおし、熱をさます働きのある水が足りないと、熱によるのぼせや口の渇きを感じやすくなると考えられています。また、肌の乾燥や空咳、便秘傾向も現れやすいとされています。

陰虚タイプの対策とケア
汗のかきすぎに注意して、こまめな水分補給を心がけましょう。そして、山芋や白きくらげ、ゆり根、蓮根などの「白色の食材」がおすすめです。また、アーモンドなどのナッツ類も良いとされています。

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隠れ我慢を自覚して、思い切って休む勇気を持とう

ぐっと我慢して何事もなかったように家事や仕事を頑張ってしまう。そんなココロとカラダに負担をかける毎日の積み重ねが、病気につながってしまうこともあります。隠れ我慢をせずに「今日は休みます」「不調を感じています」と言える勇気が、頑張る女性をさまざまな不調から守ってくれるでしょう。ただし、不調が続くときは、自己判断せずに早めに医療機関を受診してください。

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