価値創出アプローチ
全社横断型の成長戦略・イノベーション創発
クラシエのイノベーションストリーム
「成長戦略・イノベーション創発」は、2030年以降のクラシエの未来を左右する重要戦略課題です。既存ビジネスの漸進的成長のみならず、「新ビジネスの創出」「海外ビジネスの本格化」「M&Aや企業間アライアンス」を通じた成長アプローチに本格的に挑戦します。
基盤技術確立・新規事業創出(価値共創の母体)
ウェルビーイングリサーチセンターを設置、基礎・応用研究を強化
クラシエグループの研究開発分野は、「医・食・美」の3つの領域を中心に展開していましたが、将来に向けて新たに「快適」領域を対象に追加。「医食美・快適」領域での基礎・応用研究のさらなる機能強化に向け、R&D本部ウェルビーイングリサーチセンターを新設しました。①社外の研究機関との交流推進、②市場との接点強化、③サステナビリティ推進をコンセプトに、グループ業際分野や新規事業創造に向けた基礎・応用研究を強化しています。大阪市北区「Nakanoshima Qross(中之島クロス)」にウェルビーイングリサーチセンター/食品研究所を新設して、2024年10月28日から稼働を開始しました。
本社オフィスの移転決定(2027年6月内入居予定)
2027年の社名変更20周年を契機として、本社移転を記念イベントの一環と位置づけ、「クラシエの綜合化」をさらに推進します。移転先(THE LINKPILLAR 2)となる高輪エリアは、JR東日本グループが「TAKANAWA GATEWAY CITY」として街区全体の開発を進めており、“100年先の心豊かなくらしのための実験場”と位置づけられています。他企業との交流やウェルビーイング領域における成長創出につながる共創空間も備えており、積極的なネットワーク参画などを通じて、社員にとって新たな価値を生むワークプレイスの構築を目指します。
画像提供:JR東日本
海外ビジネスの本格化
「世界を夢中にする100年企業」を目指すには、クラシエの商品を世界のお客さまに届け、ご愛用いただくことが鍵となります。また、ボーダーレスな時代において持続的な企業価値を高め、「100年企業」を実現するには、日本市場にとどまらず、グローバルなビジネスネットワークの強化が不可欠です。海外ビジネスの本格化は、国際事業体制を自律的かつ本格的に構築することが重要であり、マーケティング投資など経営資源を集中的に投入するとともに、現地拠点の設立やリージョン拡張性を見据えた体制づくりを推進します。
国際事業のミッションとグランドデザイン
- 世界市場の環境変化、成長戦略に即応すべく、まずは米国現地法人「Kracie USA, Inc.」を立ち上げ、海外事業を拡充する
- 中長期ではグローバルオペレーションモデルを確立させ、グループのグローバル経営実現に貢献する
- 2030年までに海外売上高50億円を確実に達成し、100億円到達への足掛かりを築く
米国に現地法人を設立、北米市場の攻略を本格化
2026年4月に米国カリフォルニア州・トーランス市に現地法人「Kracie USA, Inc.」を設立。トイレタリー・コスメティックス商品や知育菓子®の輸入販売を主体に、現地代理店との共同商談・プロモーション展開を強化。市場や顧客理解を深め、ブランディングやローカライズ商品開発などを通じてブランド価値構築とスケール拡大を目指します。
M&A・アライアンス
DAYLILY JAPAN株式会社の株式取得、グループイン
台湾の漢方薬局から生まれたライフスタイルブランド「DAYLILY(デイリリー)」を運営する、DAYLILY JAPAN株式会社の株式を取得し、同社を2025年7月31日付で子会社化しました。DAYLILY JAPAN株式会社は、台湾発のライフスタイルブランド「DAYLILY」の企画・開発と、店舗(国内5店舗)、オンラインストアを運営。クラシエは成長戦略の一環として、漢方の思想や考え方を取り入れることで、自然と調和した「医食美・快適」領域で新たな価値創造を目指しており、DAYLILY JAPAN株式会社の株式取得は、その戦略の具体化の一つです。今後は、「DAYLILY」のさらなる拡大を目指すとともに、両社が協業することで「暮らしの中にある身近なコト」を新しい漢方価値とした商品やサービスを展開予定です。