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年をとってからのイライラ!暴言・暴力、その原因と解決策を解説! 記事をクリップする

年をとってからのイライラ!暴言・暴力、その原因と解決策を解説!

最近、ちょっとしたことにイライラして怒りっぽくなった――ご家族や身近な方で気になる方、また、自分で気になる方はいませんか? なぜ、このような状態になるのか、また、どのように対処したらよいのかを漢方の考え方から解説します。

高齢者のイライラの症状とは?

毎日の生活のなかでは職場でも家庭でも、「ちょっとイライラすること」はよくあるものです。しかし、ちょっとしたことで神経が高ぶり、必要以上に怒ってしまうのは、悩ましいものですね。次第に周りの人との関係性を悪くしていくことにもなるでしょう。
年を重ねられたご家族や友人がイライラして感情を抑えきれなくなり、暴言を吐いたり暴力を振るっているのを見ると、以前の姿から程遠く感じて、どのように接したらよいのか悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。
加齢によるこのような状況は、脳の老化によって感情のコントロールができなくなることが原因として考えられます。また生来持っている性格や、生活環境など様々な要因が関わってきます。

認知症の周辺症状としても、興奮や暴言・暴力などがあり、この問題をかかえるご家庭も多くなっています。平成24(2012)年は認知症患者数が462万人と、65歳以上の高齢者の7人に1人でしたが、平成37(2025)年には約700万人、5人に1人になると見込まれています。(*)
*内閣府 平成28年版高齢社会白書(概要版)第1章 高齢化の状況 第2節 3高齢者の健康・福祉「65歳以上の高齢者の認知症患者数と有病率の将来推計」

まずは、このような症状がないかチェックしてみましょう。

□最近、イライラすることが多くなった
□ちょっとしたことで怒るようになった
□周囲の人や物に当たるようになった
□ストレスで食欲が落ちる

このようにイライラして怒りっぽくなっているのは、いままでと性格が変わったから……と考えてしまいがちです。しかし、必ずしもそういうわけではなく、ココロの調子がくずれているのかもしれません。

漢方で解説する高齢者の「イライラ」の原因

漢方では、カラダは五臓という「かん」「しん」「」「はい」「じん」という5つの柱で支えられていると考えます。(詳しくは、「漢方の基礎知識-五行の物差し」をご覧ください。)

適度なストレスは生活に張りをもたらしますが、ココロに強いストレスや長時間のストレスがかかると、感情をコントロールする役割がある「肝」の働きに影響し、情緒が不安定になり、イライラして怒りっぽくなると、考えられています。

認知症の周辺症状であるイライラや暴言・暴力も、「肝」の働きが関係していると考えられます。

イライラがひどくなると食欲不振にも

ところで、イライラして怒ったときに、食欲を忘れたという経験をされたことはありませんか?

五臓の「肝」「心」「脾」「肺」「腎」の間には、相互関係があります。ふだんから「肝」には、消化吸収をコントロールする役割がある「脾」を抑える働きがあります。しかし、ストレスによりイライラして怒ると、「肝」が「脾」を抑えすぎてしまい、消化吸収が正しく働かず、食欲がなくなるだけでなく、お腹が張って痛んだり、下痢を起こしたりすることもあるでしょう。

高齢者や身近な方の「イライラ」が漢方薬で改善?!

ストレスから自分を守るためには、ふだんからストレスを発散できる方法を身につけておくことが必要です。楽しいと思える趣味に没頭したり、カラダを少し動かしてみたり、気の動きをよくする食べ物(柑橘類、セロリ、ジャスミン茶など)を食べたり飲んだりというのがおすすめの方法です。ところが、日常的に必要以上に怒ったり、ささいなことでイライラしたり、暴言・暴力がある方は、すでにストレス発散の心がけだけでは手に負えない状態になっているのです。

イライラは漢方薬でコントロールできる?

このようなとき、おすすめしたいのは「抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)」という漢方薬です。実は、抑肝散加陳皮半夏は日本で作られた漢方薬で、中国の古い医学書にのっている「抑肝散」という処方がもとになっています。もともと抑肝散は、肝のたかぶりを抑えるという意味で、抑肝散と名づけられました。。漢方薬は、人にあわせて使うことはもちろん、気候にあわせて、地域にあわせて、使い分けることが大切です。そこで、日本人に合わせてつくりだされたのが、抑肝散に「陳皮」と「半夏」を加えた「抑肝散加陳皮半夏」です。湿気が多い日本ですが、胃腸は湿気を嫌います。その胃腸を元気にする生薬を配合したのが「抑肝散加陳皮半夏」なのです。

抑肝散加陳皮半夏は、感情をコントロールする役割がある「肝」に作用して、自律神経の働きを調整し、「すぐにイライラするのを抑えられない人」の症状を改善します。また、消化吸収をコントロールする役割がある「脾」の働きをよくする生薬が配合されているため、「ストレスで胃腸症状がでやすい人」にも適した漢方薬といえるでしょう。

イライラで、周りに当たったり、怒りっぽくなったりする症状を改善するには「抑肝散加陳皮半夏」が適していることをご紹介しました。自分で思い当たることがあったら、また、ご家族にこのような方がいらっしゃるなら、使ってみたい漢方薬ですね。

抑肝散加陳皮半夏-漢方セラピー

イライラを抑えられない方、必見!

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