メニュー
  • 漢方を知る
  • 漢方を探す

クラシエ薬品 医療関係者向け

クラシエ薬品 漢方優美

Kampoful Lifeとは

生理不順を改善するために!いますぐできる対策とおすすめ漢方薬 記事をクリップする

生理不順を改善するために!いますぐできる対策とおすすめ漢方薬

生理周期が不規則になる生理不順は、カラダの状態が本来の状態からずれていることにより生じると考えられています。生理不順の症状は人によって異なり、原因も人それぞれです。その原因にあわせて、日常生活で気をつけるとよいことがありますので、症状をやわらげるおすすめの漢方薬とともにご紹介します。

どこからが生理不順?順調な生理と生理不順の違い

人によって差はありますが、生理は25~38日の周期で3~7日間続くのが正常範囲です。これより生理周期が短くなる・長くなる・不安定になるといった場合は生理不順とみなされます。月経血の量については1回の生理周期で20~140mLというのが正常範囲で、月経血は赤色が通常です。

生理不順の原因を読み解く、漢方の考え方

漢方では、生理周期に影響を与えるさまざまな原因が考えられています。まず、生命活動のエネルギーである「気(き)」や全身に栄養を運ぶ「血(けつ)」の量や滞り、「寒」と「熱」で示される病気の性質が影響を及ぼします。

また、生きていくための根本的な「精(せい)」というエネルギーは、「腎(じん)」という精を蓄え、水をつかさどると考えられている器官に蓄えられ「腎精(じんせい)」とよばれるのですが、この腎精の量も生理周期に影響します。

生理不順の原因を考えるときには、生理周期のほか、月経血の量、色や質が目安となります。月経血の量を測るのは現実的ではありませんので、ふだんの生理時より多いか少ないかということで判断するとよいでしょう。色や状態については、紫がかった赤色や塊があるのは、血の滞りを示しています。

それぞれのタイプ別に、漢方で考える原因と改善するための生活上のアドバイスをお伝えします。

生理不順「生理周期が短い」方の原因と対処法

生理周期が早まる原因として、2つが考えられます。

1. 気の量が少なくなる「気虚(ききょ)」
2. 体内にこもった熱が血に移った状態である「血熱(けつねつ)」
があります。
それぞれの原因と対策、おすすめの漢方薬をみていきましょう。

【1.生理周期が短く、疲れやすい「気虚」】
気虚では血をカラダにとどめておく気の働きが弱いため、生理周期が短くなります。月経血の量が多くなる、月経血の色が浅く、サラサラとして粘度が低いこともあります。疲れやすい、汗をかきやすい、風邪をひきやすいといった症状がふだんからみられるのが気虚の人の特徴です。
対策
原因としては、働きすぎやストレスなどで気を過剰に消耗する、不規則な食事で栄養が十分にとれず気を十分つくれないなどが考えられます。ですから、過労にならないよう休養をとる、バランスのとれた食事を規則的にとることが大切です。
おすすめの漢方薬
加味逍遥散(かみしょうようさん)」がおすすめです。

【2.生理周期が短く、体温が高く便秘傾向がある「血熱」】
血熱では、血の動きが活発になり、生理周期が短くなります。血熱のときは、カラダは熱をもち、口は渇いています。精神面にも影響することで不眠症になったり、カラダが乾燥することで便秘にもなりやすくなります。
対策
熱が生じる原因は、乾燥したものや辛いものの食べ過ぎ、カラダ中の水分の不足、気持ちがイライラすることなどですので、防ぐためには、乾燥したもの・辛いものを控えて、ストレスをためないことが大切です。
おすすめの漢方薬
便秘気味でのぼせやほてりを感じる方には漢方薬「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」がおすすめです

生理不順「生理周期が遅れる」方の原因と対処法

ある程度の量を超えて血の量があふれるのが生理とすると、血に問題があることで、結果的に血の量があふれるのが遅れ生理周期が遅れると考えられます。また、生理周期が遅れるとともに月経血の量も少なくなります。

生理周期が遅くなる原因は、4つ考えられます。
1. カラダが冷えて血まで冷えてしまった状態である「血寒(けっかん)」
2. 血が不足する「血虚(けっきょ)」
3. 水から変化した老廃物「痰湿(たんしつ)」の滞り
4. 気をめぐらせ血を貯蔵する器官「肝(かん)」の働きが悪くなり気が滞った状態となる「肝鬱気滞(かんうつきたい)」
それぞれの原因と対策、おすすめの漢方薬をみていきましょう。

【1. 生理周期が長く、手足が冷える「血寒」】
冷えることで血が滞るため生理の周期が長くなります。
ふだんからカラダが冷えて手足の冷えを感じるのが特徴です。唇や舌が紫色に見えることもあるでしょう。
対策
カラダを冷やさないためには、アイスコーヒーなど冷たい飲み物は避け、カラダをあたためる食事をとるようにしましょう。寒いときには手足を出すようなファッションは避け、防寒を心がけることが必要です。特に生理期間中は、冷えがカラダの下部から入ってきやすいので、注意しましょう。
おすすめの漢方薬
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」が効果的です。

【2. 生理周期が長く、貧血傾向がある「血虚」】
血虚は血が足りない状態のため、生理周期が長くなります。めまい、ふらつき、不眠症や動悸などの症状があらわれます。顔や唇、爪の色も、つやがなくなってきます。
食事からの栄養が十分でないこと、睡眠が不足することが大きな原因ですが、考えすぎで血を多く消耗することも血虚につながります。
対策
血虚にならないためには、バランスのよい食事を心がけるほか、睡眠をよくとり、考えすぎないことが大切です。
おすすめの漢方薬
足腰の冷えやむくみ、貧血がある場合には「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」が、貧血症状(めまい、顔色がさえない)がありカラダがだるい場合には「四物血行散(しもつけっこうさん)」がおすすめです。

【3. 生理周期が長く、ぽっちゃり体質「痰湿」】
痰湿は、カラダの水分代謝が悪いためにたまる老廃物で、痰湿が滞ると血の流れが悪くなり生理が遅れがちになります。痰湿の滞りは肥満にもつながり、舌は大きく白い苔がついた状態になります。
対策
食事のバランスが悪い、酒類の飲み過ぎ、チョコレートやケーキなど甘いものの食べ過ぎなどが痰湿をためる原因ですので、まずは食事を見直すことから始めましょう

【4. 生理周期が長く、ストレスを感じることが多い「肝鬱気滞」】
気滞は、気の流れが滞る状態です。気の流れが悪くなると血を巡らせる力が弱まり、生理周期が長くなります。ストレスにより肝気(「肝」の「気」)が滞ると、イライラし、カラダの脇のあたりや乳房に張る感じが出てきます。
対策
食事面では柑橘類やセロリなど気をめぐらす食材を取り入れ、生活面では趣味を持つなどして上手にストレスを発散することが大切です。
おすすめの漢方薬
イライラすることが多い方には「加味逍遥散(かみしょうようさん)」がおすすめです。

生理不順「生理周期が不安定」な方の原因と対処法

生理周期が不安定になる原因に、腎に蓄えられている精である腎精の不足があります。

【生理周期が不安定で疲れやすく冷え症「腎虚」】
腎に蓄えられる精はもともと親から生まれたときに受け継ぐものですが、加齢に伴い次第に減ってきます。生まれた後は飲食物や大気から取り入れた栄養を腎に補充し続けます。しかしながら、飲食や生活の不摂生でうまく補充できないと、加齢による減少に逆らうことができません。働きすぎなどの過労でも腎精は減ってきます。腎精が少なくなると、足腰が弱くなるほか、白髪、耳鳴りという症状があらわれてきます。
対策
過労を避けるとともに、飲食にも気をつけなければなりません。腎精を補充する食べ物としては、黒いもの(黒ゴマ、黒きくらげなど)、種子類(ナッツなど)がおすすめです。

生理不順の症状(生理周期が短くなる・長くなる・不安定になる)ごとに、その原因と予防のための生活上の注意事項を紹介しました。症状と原因にあわせて漢方薬を選んで活用してみることをおすすめいたします。


<PR>

生理不順や生理痛の原因とおすすめの漢方薬をご紹介

生理不順-漢方セラピー

詳しく見る

関連キーワード

  • Facebook
  • Twitter
  • Feed
  • 漢方を知る
  • 漢方を探す

クラシエ薬品 医療関係者向け

クラシエ薬品 漢方優美
このサイトをシェアしよう
  • Facebook
  • Twitter
  • LINEで送る