目次
- シーン①:お風呂に入ると、急に鼻が通る
- シーン②:鼻がつまって、頭も重い…肩が張る
- シーン③:鼻水が黄色っぽい。最近、肌も荒れやすくなってきた
- シーン④:朝、目覚めと同時に鼻がつまっている
- 胃腸をケア~鼻炎で気をつけるもう1つのポイント~
- 鼻炎に効果のあるツボ
シーン①:お風呂に入ると、急に鼻が通る
- •お風呂に入ると楽になる
- •水っぽい鼻水が垂れてきてティッシュが手放せない
- •くしゃみが止まらない
- •寒い場所や気温の低い時間帯に症状がひどくなる
- •気管支が敏感で、冷気やホコリで咳やうすい水様の痰が出やすい
シーン②:鼻がつまって、頭も重い…肩が張る
- •鼻水よりも鼻づまりが強い
- •点鼻薬が手放せない
- •かぜをひいた後、鼻づまりがなかなか治らない
- •おでこや目の奥がズーンと重い
- •肩こりや首のこわばりがある
【シーン①・②の生活養生・食養生】
鼻がつまって頭も重い。肩までこわばる。でも、お風呂に入ると急に鼻が通ってラクになる。これは、カラダの冷えや滞りまたは炎症が原因で水分代謝が乱れているのかもしれません。漢方では、このような水の滞りを水滞と考えます。カラダが冷えると気の巡りが弱くなり、水が滞りやすくなりますが、温めると巡りがよくなるため症状が軽くなる場合があります。カラダの冷えや炎症を放置すると息苦しさや頭重感の原因にもなります。冷えを改善する食事や生活習慣を意識することで、鼻の負担を和らげ、呼吸も楽になります。 ・生ものや冷たい飲食を控える 冷たいものは胃腸を冷やし、体内の水分代謝を滞らせて鼻水・冷えの悪化につながることがあります。なるべく温かいものを選びましょう。 ・温かいスープや味噌汁を取り入れる ネギ・生姜・紫蘇・シナモンなど、温める食材を組み合わせることで、カラダの巡りが良くなり、鼻の通りが改善します。 ・首・肩・鼻を温める ホットタオルや入浴、ネックウォーマーでカラダを温めることにより血流が改善し、鼻も通りやすくなります。冷えが気になる人は意識的に温めましょう。 ・軽いストレッチで巡りをアップ 肩や首の筋肉が硬いと気血の流れが滞り、鼻づまりや頭重感につながりやすくなります。こまめなストレッチがおすすめです。 ・アレルゲンを減らし、生活環境を整える 花粉やホコリによる刺激を減らすため、マスクの着用や空気清浄機を利用しましょう。さらに、布団や枕カバーをこまめに洗濯し、部屋を定期的に掃除することで、鼻の負担を軽くすることができます。シーン③:鼻水が黄色っぽい。最近、肌も荒れやすくなってきた
- •鼻づまりや、色の濃い粘り気のある鼻水がでる
- •喉が痛くなりやすい
- •ニキビなど肌荒れが気になる
- •花粉などのアレルゲンとの接触や、お風呂などでカラダが温まると症状が悪化しやすい
- •蓄膿症になりやすい
シーン④:朝、目覚めと同時に鼻がつまっている
- •鼻づまりがつらい
- •色の濃い、粘り気のある鼻水がでる
- •点鼻薬が手放せない
- •鼻に熱感だけでなく、乾燥感もある
- •蓄膿症になりやすい
【シーン③・④の生活養生・食養生】
鼻づまりが強く、頭がぼんやりしたり、目の奥が重く感じたり、体に熱がこもったりする場合は、ストレスが原因で気の巡りが悪くなり、カラダの上部に余分な熱や水が滞っていると考えます。もしくは、症状が慢性化することにより、カラダの深いところに邪気が入り込んでいる可能性もあります。また、ストレスや寝不足、甘いもの・脂っこいものの摂りすぎは炎症が起こりやすくなり、鼻の通りを悪化させることもあります。生活習慣を整えながら、粘膜の腫れを落ち着かせ、熱や乾燥を抑えることが大切です。 ・ストレスケアや睡眠の質を高める ストレスや寝不足は自律神経を乱し、鼻粘膜の炎症や免疫バランスにも影響します。呼吸法や瞑想を取り入れ、リラックスする時間を意識しましょう。 ・アレルゲンの刺激を減らす 花粉やホコリを避けるために、マスクの着用や空気清浄機を利用しましょう。布団や枕カバーをこまめに洗い、部屋を掃除することで、鼻の刺激を軽くすることができます。 ・お酒とタバコを控える アルコールやタバコは炎症を悪化させ、鼻粘膜を刺激します。お酒とタバコを控えることで鼻づまりや目のかゆみが改善しやすくなります。 ・甘いものや脂っこいものはほどほどにする 糖質や油分の摂りすぎは、体内の熱や湿気を生み、症状の悪化につながります。食べ過ぎには注意しましょう。 ・余分な熱を冷ます食材を取り入れる ミントティー、ドクダミ茶、キュウリ、トマト、豆腐などは、体内の熱を冷まし、炎症やほてりをやわらげます。 ・乾燥が気になるときは潤す食材を取り入れる 空気や鼻の中の乾燥が気になるときは潤いを補う食材を意識的に取り入れましょう。梨、ゆりね、胡麻、豚肉がカラダの潤いを補ってくれます。胃腸をケア~鼻炎で気をつけるもう1つのポイント~
冒頭で鼻の不調は、肺の働きと関係しているとお話をしましたが、その肺の働きを支えているのが「脾(ひ)=胃腸のはたらき」です。 つまり、鼻の症状を悪化させないためには、肺だけでなく、胃腸を元気に保つことがとても大切です。食べすぎたり、冷たいものをとりすぎたりすると、胃腸の働きが弱ってしまいます。胃腸が元気をなくすと、カラダ全体のバランスが崩れやすくなり、鼻の不調にもつながることがあります。そのため、日頃から食べ方に気をつけることも大切です。また、胃腸の調子を整える食材には、お米、山芋、しいたけ、キャベツ、なつめなどがあります。これらの食材は、カラダを内側から支えてくれ、季節の変わり目や体調を崩しやすい時期の健康維持にも役立ちます。鼻炎に効果のあるツボ
ツボは強すぎず、心地よい程度に3~5秒押します。お風呂上がりに押すと効果が高くなります。 迎香:小鼻の横にあるツボです。迎香は鼻の通りを良くして、香りを感じられるようにするという意味があります。鼻づまり・鼻水・くしゃみに効果的です。 印堂:眉間にあるツボです。アレルギー性鼻炎や慢性鼻炎・鼻づまりに効果的です。 合谷:人差し指と親指の間にあるツボです。鼻づまりや鼻水・花粉症などの症状に効果的です。