もしかして産後うつ!? 漢方による産後のストレス症状対処法とは?

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もしかして産後うつ!? 漢方による産後のストレス症状対処法とは?

「やっと楽しみにしていた我が子に会えた」と喜びの時間を味わったのもつかのま。赤ちゃんが生まれると、これまでの生活とは大きく変わっていきます。今までとは違いなかなか思い通りにいかない子育てに、「いつまでこの状態が続くのだろう」と不安を感じる方もいるかもしれません。産後うつにお悩みの方に、漢方によるカラダの状態や改善方法などをご紹介します。

産後うつとは?いつから?どんな症状?

産後うつとは、出産後1ヶ月から2ヶ月位の間に発症する、うつ状態のことをいいます。
女性は、男性よりもうつ病になる人が多く、その中でも出産後に起こる割合が高くなるとされています。漢方では、カラダの気の巡りが悪くなると、ココロのバランスも悪くなり、イライラや気分の落ち込みなどの症状が起こると考えています。産後うつはいつまで続くのかと悩む方もいるでしょう。うつ状態になる期間も症状も人それぞれです。なかなか治らないとお悩みの方は、専門家に相談することをおすすめします。
参考文献:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

産後うつの原因は?

出産後に気分の落ち込み・何もやる気が起こらないなど症状がある方は、うつ状態になっている可能性があります。産後にストレスを感じるのは、次のような原因が考えられます。

・ホルモンバランスの乱れ
出産をすると女性ホルモンは急激に減少するため、さまざまな不調を起こしやすくなります。ホルモンが減少することで、脳が妊娠・出産のストレスに耐える抵抗力が低下します。産後うつは、出産後1ヶ月から2ヶ月位の間に起こりやすいといわれています。
参考文献:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

・育児に対するプレッシャー
出産後は、子どものお世話に「母親ならちゃんとしなくてはいけない」と考える方がいます。自分の寝る時間も少ないのに赤ちゃんの夜泣きにつきあったり、カラダの疲れなど、子育てに大きなプレッシャーを感じる場合があります。

・育児の疲れ
赤ちゃんのお世話は、昼間だけではありません。子どもにより個人差はありますが、夜に何度も起きて授乳したり、おむつを変えたりするなどの必要があり、ゆっくり休む時間がない方もいます。一日の大半を赤ちゃんと過ごしているため、常にカラダの疲れがとれない場合もあります。

【漢方で考える】産後のストレスによるカラダの状態

漢方では、カラダは「気(き)」・「血(けつ)」・「水(すい)」の3つの構成要素で支えられ、この3つの構成要素のバランスが悪いと私たちのカラダには、さまざまなトラブルが出やすくなると考えられています。そのバランスにより体質を気虚(ききょ)・気滞(きたい)・血虚(けっきょ)・瘀血(おけつ)・陰虚(いんきょ)・水滞(すいたい)の6つに分け、体質ごとにトラブルの原因をさぐります。

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漢方では、うつ状態になる原因は、次のものと考えています。体質別の症状と原因をみてみましょう。

疲れやすい・食欲がなくなる(気虚の症状)
赤ちゃんのお世話による疲れ、睡眠不足、食事のバランスが悪くなるなどカラダのエネルギー不足が原因で起こります。

イライラする・喉がつかえる(気滞の症状)
思い通りにいかない育児にイライラしたり、赤ちゃんの夜泣きなどの悩みをひとりで抱え込んでしまうなどストレスが原因で起こります。

肌が乾燥する・不安になりやすい(血虚の症状)
食事がとれない、偏った食事、睡眠不足などカラダの中の血の不足が原因で起こります。

【産後うつチェック】産後ストレス症状チェック

産後うつかもと思ったら、まずは次のようなストレス症状に当てはまる項目があるかをチェックしてみてください。
☑ イライラする
☑ のどがつかえる
☑ 夜眠れない
☑ 極端に悲しくなる
☑ 食欲がなくなる。または食欲が増える
☑ 何もやる気が起こらない

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産後うつかも!? 【漢方流】ストレス症状別のカラダの状態

漢方では、産後にストレスを感じる方には、次のような状態になっている可能性があると考えます。

●イライラする
気がカラダの上にあがっている状態です。
気が上にあがると、頭が痛くなったり、目が赤くなったり、落ち着かなくなったりします。
上がってしまったカラダの気を下に降ろすことが必要です。家族や友だちに話を聞いてもらったり、公園を散歩したり、深呼吸をするのもおすすめです。

●喉がつかえる感じがする
カラダの気が滞っている状態です。
喉になにかつまった感じがするのはストレスや不安を抱えているときに感じやすい症状です。カラダの中の気を巡らせることが大切です。家族に育児を協力してもらったり、ときどき育児から離れてでかけてみるのもいいでしょう。

●夜眠れない
カラダは疲れているのに眠れない、いろいろ考えると眠れなくなる。という人は、気(エネルギー)が不足している状態です。育児が忙しくて、バランスの良い食事がとれていない、赤ちゃんのお世話で疲れすぎている可能性があります。

産後にストレスを感じたときに、試したい改善方法は?

産後にストレスを感じる方は、次の方法を試してみましょう。

●イライラする
カラダの疲れよりも、イライラして落ち着かないといった症状がある方は、思いっきりカラダを動かすのがおすすめです。近くでジョキングをしてみたり、深呼吸もいいでしょう。食事では、しそやニラなどの香味野菜をとりいれるのもおすすめです。また周りの人に話すなど、ひとりで抱え込まないようにすることも大切です。

●喉がつかえる
喉がつかえる感じがする方は、ストレスが原因の可能性があり、カラダの中の気を発散させることが大切です。ミントの入ったハーブティがおすすめです。ミントはカラダにこもった熱を冷まします。カラダの上に上がった気を降ろし、ミントの香りが気分を爽快にしてくれます。

●夜眠れない
気が不足していて眠れないときは、小麦・大豆などの穀物類・豆類などがおすすめです。カラダの中の気を補充してくれます。気虚の方は、疲れやすいため軽いウォーキングなどで気を巡らすのがいいでしょう。

ストレス症状によく使われる漢方薬とは

出産後にカラダの不調を感じる方は、漢方薬を試してみることもできます。カラダの状態によってその人に合う漢方薬は異なるため、医師や薬剤師などの専門家に相談することをおすすめします。
一般的なストレスに対応した漢方薬には次のようなものがあります。

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

体力中等度をめやすとして、のどに何かつまったような感じがする、咳払いをよくする方などストレスによる症状がある方が利用する漢方薬です。

抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)

体力中等度をめやすとして、イライラする、落ち着かない、怒りっぽいなどの症状がある方が利用する漢方薬です。神経の高ぶりをおさえるため、不眠症の方にも用いられます。

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

体力中等度以上で精神的な不安により、不眠や動悸などがあり、思い悩んでしまう方におすすめの漢方薬です。カラダの中こもった熱を冷ますため、カラダの上に上がった気を落ち着かせることができます。
(「授乳中の方は、本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください」)

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