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体質を知り免疫力アップ!『水滞』のあなたはむくむ、重だるい、めまいがする、天気が悪いと体調がすぐれないタイプ 記事をクリップする

体質を知り免疫力アップ!『水滞』のあなたはむくむ、重だるい、めまいがする、天気が悪いと体調がすぐれないタイプ

漢方では、カラダは「気(き)」・「血(けつ)」・「水(すい)」の3つの構成要素で支えられていると考えます。この3つの構成要素のバランスが悪いと私たちのカラダには、さまざまなトラブルが出やすくなると考えられています。ここでは、体質を気虚(ききょ)・気滞(きたい)・血虚(けっきょ)・瘀血(おけつ)・陰虚(いんきょ)・水滞(すいたい)の6つに分けて、体質ごとにトラブルの原因をさぐります。

今回は『水滞』の症状と体質改善法として、漢方薬による改善、生活習慣に関するアドバイスとおすすめの食べ物を紹介します。体質を改善することで、元気なカラダを目指していきましょう。

体質改善のために、まずはあなたの体質をチェック!

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「水滞」体質のあなたはどんな状態?

水滞体質はカラダの水の巡りが悪くなり、滞っている状態です。
「水(すい)」とはカラダのすべての水分の総称で、体液だけでなく、汗や唾液、胃液、腸液、尿のような分泌液や排泄液なども入ります。水はカラダを潤す役割とともに、カラダにたまった不要な老廃物を尿や汗、鼻水などと共に体外へ排出する役割も担っています。

水滞になるとカラダの水の巡りが悪くなるだけでなく、余分な水や老廃物がカラダのあらゆるところに溜まりやすくなります。そのためさまざまなトラブルが起こりやすくなります。

水滞タイプのあなたは思い当たる⁉水滞体質の主な症状とは?

カラダがむくむ

水滞になり余分な水がカラダに停滞すると、全身がむくみやすくなると漢方では言われています。特にふくらはぎや足首など下半身はむくみやすい部位で、ひどいときにはだるさや痛みを伴うこともあります。

関節も余分な水がたまってむくみやすい部位で、指が曲げにくい、こぶしが握りにくい、腕が上がりにくい、動かしにくいなどのトラブルが出やすいと言われています。

カラダが重だるい・頭帽感や頭重感

水滞になるとカラダに余分な水がたまりやすくなるため、カラダが重く、重だるい、動きにくいなどと感じやすくなると漢方では言われています。
また水滞では頭痛も起こりやすく、その特徴は“頭の上に重い石を乗せたような痛み”の頭重感や、“きつい帽子をかぶって締め付けられるような痛み”の頭帽感として表現されます。雨や台風など天気が悪くなると頭痛が悪化しやすいのも水滞の頭痛の特徴です。

めまいがする

水滞になると耳にも余分な水がたまりやすく、それが原因でめまいを起こしやすくなると漢方では言われています。水滞によるめまいは“ふわふわする(浮動感)のようなめまいや、グルグル回るような回転性のめまい”が特徴で、これは西洋医学のメニエール病(内リンパ水腫・内耳のむくみ)に相当すると考えられています。

胃腸の不調

漢方では、水滞になると胃腸の不調が起こりやすいと言われています。昔から食べ物の消化吸収を担っている脾(胃腸などの消化器系)は“湿を嫌い、燥を好む”と言われていて、水滞になると脾にも余分な水が溜まりやすくなり、不調を起こしやすくなると考えられているのです。そのため、水滞になると悪心や嘔吐、腹部の膨満感、下痢などのさまざまな胃腸トラブルが起こりやすいと言われています。

天気が悪くなると体調が悪くなる

水滞体質は水分の侵入にはとても敏感です。天気が悪くなるとカラダが重だるくなる、台風が近づくと頭痛やめまいがする、お風呂など湿気の多い場所に入ると気分が悪くなる、水を多く飲むと体調が悪くなるなど、カラダに余分な湿気や水が入ってくるような環境になると症状が出たり、悪化するといった傾向が見られます。

水滞タイプの方におすすめの漢方薬

五苓散(ごれいさん)

五苓散は、カラダのはたらきを高めて、余分な水をカラダの外へ出す処方。余分な水だけを出すので、一時的に不要な水がカラダにたまっているときに効果的な漢方薬です。口渇や尿量の減少があるような方に適しています。他にさまざまな浮腫(むくみ)、急性胃腸炎、下痢、暑気あたり、吐き気にも用いられます。

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当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

当帰芍薬散は、全身に大切な栄養素を与え、血行を良くするのと同時に、水分代謝を整えることで余分な水分をカラダからとり除いて、足腰の冷え症や生理不順を改善します。

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水滞タイプのあなたにアドバイス!おすすめの4つの生活習慣

水の飲みすぎには注意

水滞はすでに余分な水がカラダに溜まっている状態です。さらに水滞では水の巡りが悪く、取り込んだ水分を上手に循環させて排泄するということができません。そのため水の飲みすぎは余分な水の量を増やす結果に。
水分補給は適度に行いましょう。一度にたくさん飲むのではなく、少量を小まめに飲むと良いでしょう。

甘いもの、油分の多いもの、ナッツ類のとりすぎに注意

漢方では、甘いものや油分の多いものはカラダを潤すと言われています。そのため、水滞体質には不向き。摂りすぎには注意が必要です。
またナッツ類も油分が多く、水滞体質では気を付けたい食べ物のひとつです。食べ過ぎると湿疹などの原因になることも。特に湿気の多い梅雨や夏の時期のナッツ類の食べ過ぎには注意しましょう。

胃腸の調子を整え、水の巡りをサポート

胃腸は腎臓や膀胱と共にカラダの水分循環を支える大切な臓腑のひとつです。そのため胃腸が弱ると全身の水の巡りも悪くなりやすく、水滞にもなりやすくなると漢方では考えています。また水滞になるとさらに胃腸が不調を起こすという悪循環に。胃腸をしっかり整えることも水滞のケアには欠かせません。

舌の苔をチェックしてカラダの水分量を把握しよう

漢方では舌の苔の量はカラダの水分状態を反映すると考えられています。舌の色が透けて見える程度の薄い苔がかかっている状態が健康だと言われていて、カラダに余分な水分がたまり始めると苔が徐々に分厚くなると言われています。毎日朝起きたら舌の苔をチェックして、常にカラダの水分状態を把握する習慣をつけましょう。

水滞タイプにおすすめの水の巡りを良くする食材

豆類

漢方では、豆類は水の巡りをサポートする食べものだと言われています。
ただし注意が必要なのはその摂り方です。実は、豆類の水溶性成分に有効成分が含まれていると考えられています。豆を茹でる際に茹で汁を捨ててしまいがちですが、その茹で汁にこそ水滞に大切な有効成分が多く含まれているのです。

そこでおすすめなのが“お茶”です。小豆や黒豆など、茹で汁はお茶として、そしてゆで上がった豆はご飯のおかずに、といった形で豆のチカラを余すところなく頂きましょう。
またトウモロコシやトウモロコシのひげを煎じたお茶も水の巡りをサポートする働きがあると漢方では言われています。豆類のお茶やウーロン茶、プーアール茶などとブレンドするもの良いでしょう。

瓜類

漢方では、瓜類にも水の巡りをサポートする働きがあると考えられています。
ただ瓜類には、きゅうり・しろうり・にがうり・まくわうりは寒性、冬瓜・はやとうりは涼性などカラダを冷やす性質があるため、冷え症でお悩みの方や寒い冬に食べるときには少し注意が必要です。加熱する、生姜・唐辛子・胡椒のようなカラダを温める温性・熱性の食材と組み合わせるなど、調理方法を工夫するなどしてカラダを冷やす性質を緩和すると良いでしょう。

海藻類

漢方では海藻類も水の巡りをサポートする食材だと言われています。
あおさや、昆布、海苔、わかめなど海藻類を日々の食卓に取り込みましょう。
豆類同様、昆布・海苔は寒性、わかめは涼性と少しカラダを冷やす性質があります。暑い夏は問題ありませんが、TPOに合わせて調理方法を工夫してバランスを取ると良いでしょう。

≪ 水の巡りを助ける食べもの ≫
・利水
大麦 玄米 米ぬか はとむぎ 春雨 小豆 黒豆 緑豆 カカオ 南瓜の種 落花生 アスパラガス エンドウ きゅうり 金針菜 グリンピース クレソン
香菜 コールラビ じゅんさい しろうり すべりひゆ セリ ぜんまい 高菜 チシャ 冬瓜 トウモロコシ トウモロコシのひげ
茄子 なずな白菜 はやとうり まくわうり まこもだけ ゆうがお わさび あけび スイカ スターフルーツ すもも ぶどう マンゴー メロン あおさ あさり 鮎 イカの卵 黒鯛 鯉 昆布 しため 白魚 すずき 鯛 なまず 海苔 はも はまぐり フカヒレ ふな 巻貝 わかめ 牛タン 鴨肉 豚のレバー ウーロン茶 紅茶 ココア 珈琲 ハイビスカス プーアール茶
※国立北京中医薬大学日本校監修 現代の食卓に生かす「食物性味表」より




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