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家族が悩む認知症が引き起こす行動・心理症状(BPSD)とは?BPSDの各症状に使われる漢方薬 記事をクリップする

家族が悩む認知症が引き起こす行動・心理症状(BPSD)とは?BPSDの各症状に使われる漢方薬

食事をしたばかりなのに、それを忘れて食事を要求したり、自分がしまい込んだお財布を盗まれたと騒いだり、しばしば紹介されることが多い認知症の症状。
認知症の行動・心理症状(BPSD)とはどのような症状なのでしょうか。そしてBPSDに使われる漢方薬とは?

認知症は65歳以上の高齢者の1/5に

日本の認知症高齢者は2025年に約700万人になると推計されており、65歳以上の高齢者の実に1/5に達します。多くの人が発症することが予想されており、両親や親類など身近な人が認知症になってしまう可能性も少なくありません。認知症やBPSDを正しく理解することは、周囲の人が症状に早めに気づき、適切な医療・介護が受けられることにつながります。大切な家族のためにも、BPSDについて知っておきましょう。

認知症の行動・心理症状(BPSD)とは?

認知症で認知機能が低下することにより、行動や心理面に問題が生じてきます。これは認知症の行動・心理症状(Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia;BPSD)と呼ばれ、認知症の家族が戸惑うのは認知機能の低下よりもBPSDとされています。次のような症状が主な認知症のBPSDです。

<行動症状>
☐ 言葉使いが荒くなり行動が暴力的になった(暴言・暴力)      
☐ 用事もないのに出歩くことがある(徘徊) 
☐ よく眠れない(睡眠障害がある)
☐ 食事の直後に、まだ食べていないと食事を要求したり、
   ティッシュや石けんなど食べ物以外のものを食べようとする(過食・異食) 
☐ 失禁した下着を着たままでいる(不潔行動) 

<心理症状>
☐ 時間や周囲の状況がどこか曖昧な感じがする(不安、焦燥)
☐ 存在していないものが見える(幻覚)
☐ 財布を取られた、悪口を言われていると訴える(妄想)
☐ 気分が落ち込み、やる気がでない様子(抑うつ) 

認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン) 

認知症の行動・心理症状(BPSD)で特に家族が戸惑う「攻撃性、暴言」に使われる漢方薬とは

認知症を根本的に解決する治療法は、西洋医学でもまだ見つかっていません。しかし、長い歴史のある漢方薬のなかには認知症のBPSDに使用されている漢方薬もあるのです。

BPSDに使われる漢方薬 ①

イライラや暴言・暴力に抑肝散
漢方では、感情のコントロールは「肝(かん)」の働きが関係しているとされ、認知症に見られるイライラや暴言・暴力は肝が高ぶることで起こるとされています。この肝の高ぶりを抑えるという名前がついているのが抑肝散(よくかんさん)です。抑肝散は、『認知症診療ガイドライン2017』にも焦燥性興奮に対する薬物療法の1つとして記載されている漢方薬です。

BPSDに使われる漢方薬 ②

抑肝散の効果に加えて胃腸の弱い方向けの抑肝散加陳皮半夏
抑肝散に陳皮と半夏をプラスした抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)は、漢方医学では自律神経系の調節をしながら「血(けつ)」を補い、「気」「血」をめぐらせて自律神経を安定させる効果があるとされています。イライラして怒りっぽい、周囲にあたってしまうといったBPSD症状を和らげます。抑肝散の効果に加えて胃腸を元気にする生薬がプラスされており、胃腸の弱い方や食欲が落ちている高齢の方におすすめです。

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イライラしやすい方におすすめ

抑肝散加陳皮半夏 - 漢方セラピー

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BPSDに使われる漢方薬 ③

精神的に不安定・イライラ・眠れないなどの症状に柴胡加竜骨牡蛎湯
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)は、比較的体力のある人、体格がよい人の精神不安、不眠、抑うつ、イライラなどの多彩な精神神経症状を落ち着かせる漢方薬です。

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精神的に不安定・なかなか眠れない方に

柴胡加竜骨牡蛎湯 - 漢方セラピー

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認知症の行動・心理症状(BPSD)に効果のある漢方薬はほかにもあります。まずは、漢方薬を扱うお医者さんにご相談してみてください。

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認知症になってしまうと認知機能が低下するので、やったことを忘れたり、相手がだれかわからなくなったりしますが、ココロは生きています。認知症だからとバカにしたり意地悪すれば、悲しい思いをするし、深く傷ついてしまいます。認知症だから何もわからないだろうと考えてはいけません。やさしく尊厳を持って接すれば、認知症の人も嬉しい気持ちを持つことを忘れないでください。将来、自分も認知症になってしまうかもしれないのですから。

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