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顔のしわ・たるみは、日ごろの表情筋エクササイズで予防、改善!

しわ・たるみの悩みはそう簡単にはなくならないですよね。気になるパーツ、目元、口元、フェイスラインの各パーツごとのしわ・たるみの原因と6つの表情筋エクササイズをご紹介します。ぜひ、日頃から実践してみてくださいね。

目元、口元のしわ・たるみの原因とは?

四六時中、外気にさらされている顔。室内にいても窓から差し込む紫外線や空調などの乾燥で肌は結構ダメージを受けています。スキンケアに気を配ったり、しっかりと睡眠をとったり、食事でコラーゲンをたっぷりと摂取している方も多いでしょう。でも、心配の種は、しわ・たるみ。

ところで、自分の顔のしわ・たるみはどのようにして認識していますか?

手鏡や洗面台の鏡、電車の窓、写真や動画など・・・。何かに映るものから自分で認識せざるを得ないのが現実。では他人から見える自分の本当の顔は、どういう感じなのでしょう。どんな顔で笑ったり怒ったりしているのでしょうか?

実は、感情が動いた時の表情の作り方に、しわ・たるみの要因となるポイントが隠されています。何気なくやっている表情の「癖」が、あなたのそのしわやたるみを作っています。さらに無表情で黙っている時も要注意!その口の中で舌はどこにありますか?無意識におこなっている舌の使い方が、知らず知らずたるみを生んでいるのかも?

顔の筋肉を上手に操るための表情筋とトリックモーション

例えば、目をパッチリとあけるためには、まぶたを動かせばいいはず。しかし、多くの方がまぶたを引き上げるだけでなく、おでこにしわをよせて目を見開くという癖があります。本来なら使わなくてもいい筋肉を無駄に使ってしまうこと、それをトリックモーション(代償動作)と言います。つまり、まぶたの筋肉だけ使えば目は開くのに、おでこの筋肉もセットで動かしてしまうことで、必要以上に筋肉の緊張を生み出し、おでこにしわを増やしてしまうのです。

トリックモーションは、顔の表情筋だけでなく、身体のあらゆる部位の筋肉動作についても起こり得ること。腹筋を鍛えようと頑張ったはずなのに、お腹は凹まずに肩と腰が痛くなってあきらめた…なんて話、聞いた事ありませんか?

表情筋エクササイズを行うときは、トリックモーションを起こさないように必ず鏡を見たり、手で触ったりして確認しながら行いましょう。

実際にやってみよう!まずは、目の周りの筋肉と表情筋エクササイズ

目もとの肌の厚さは、頬の約半分程度と薄く水分が抜けやすいため乾燥しがちです。加えて、目もとの肌は、表情の変化やまばたきなどの筋肉の動きに対応するため、たくさんのダメージを受けています。まばたきは1分間に約20回繰り返すと言われており、1時間で約1,200回、1日15時間起きていると仮定すると、約18,000回も行われていることになります。まばたきだけでかなりの動きになりますね。

そんな目の周りの表情筋の代表が眼輪筋(がんりんきん)。まぶたの開け閉めを行う筋肉ですが、この筋肉が衰えることで上まぶたが垂れ下がったり、下まぶたにクマやたるみがうまれたりします。眼輪筋の代わりにおでこの筋肉(前頭筋)を働かせて(トリックモーション)眼を見開くと、おでこにしわが寄ってしまい、眼輪筋がさらにお休み状態となり、たるみが定着化してしまいます。
眼輪筋

●目をすっきりパッチリ!上まぶたエクササイズ
目をすっきりパッチリ!上まぶたエクササイズ
①軽く目を閉じる(眉間にしわを寄せないように)
②少し強く閉じる(まぶたで眼球を押し込まないように)
③そのまま3~5秒キープ
④ゆっくりと目を開ける(おでこにしわを寄せないように)

●若々しい目元!目の下のたるみ対策
①舌を出す(あごを引きすぎないように)
②舌を出したまま目は上を見る(あごを上げないように)
③舌を戻して口を閉じ、下まぶただけを動かして、上まぶたの方向へ目を閉じるように薄目にする(眉間にしわを寄せないように)
④そのまま3秒キープ
⑤ゆっくりと元に戻す

実際にやってみよう!口もとのほうれい線のための表情筋エクササイズ

口もとで気になるのは、ほうれい線。ほうれい線は単なるしわだけではなく、頬の筋肉が衰えて、たるむことでくっきりと現れてしまいます。もともと口は会話や食事などによりたくさんの動きを行います。肌の中でも口もとや頬は乾燥しやすいので、小ジワが寄りやすいことと、怒りや悔しさなどの感情による口もとの緊張で、コリが生じやすい部分でもあります。

気になる口もとの表情筋でアプローチしたい代表が口輪筋(こうりんきん)と小頬骨筋(しょうきょうこつきん)、大頬骨筋(だいきょうこつきん)。それぞれの表情筋エクササイズをご紹介します。

●唇の色までイキイキ!口もと若返りエクササイズ
口輪筋は口の周りをぐるっと囲むように存在する筋肉ですが、この筋肉から放射状に周りの多くの筋肉と接するため、表情を司る中心的な存在。口を閉じたり唇を尖らせたりする働きがあります。この筋肉が衰えると口角が下がったり、頬のたるみを生んでしまいます。

☆Let’s TRY! 表情筋エクササイズ☆
①口をすぼめて前方に突き出す
②すぼめた口を元のように戻しつつ、唇で歯を巻き込むようにする
③歯を巻き込んだまま口を横いっぱいに開く(口角を上げないよう、真横に開く)
④そのまま3秒キープ
⑤ゆっくりと元にもどす

●ウインクエクササイズで頬のトレーニング
小頬骨筋は上唇の上あたりから、こめかみに向かって位置する細長い筋肉。口角を斜めに上げるだけではなく、頬を吊りあげるサスペンダーのような役割も。ウインクをする時に頬の高いところが持ち上がるような感じで使われます。

☆Let’s TRY! 表情筋エクササイズ☆
ウインクエクササイズで頬のトレーニング
①右の目を軽く閉じながら右の口角をゆっくりと上げていく(眉間と目尻にしわを寄せないように)
②そのまま頬の筋肉に力が入っているのを感じながら3~5秒キープ
③ゆっくりと元にもどす
④左側も同様に繰り返す

●笑顔が美しくなる口角アップエクササイズ
大頬骨筋は口角を持ち上げ、大きく口を開ける際に働く筋肉。大きな笑顔を作る際にはかかせない筋肉。これらの筋肉が弱ったり硬く凝り固まると、当然口はへの字になり頬の筋肉が垂れ下がるのが想像できますね。

☆Let’s TRY! 表情筋エクササイズ☆
①できるだけ大きな口を開けて「せ」を発声する口の形をつくる
②鏡で確認しながら口角を上げていく(目尻にしわを寄せないように)
③そのままで3~5秒キープ
④ゆっくりと元にもどす

実際にやってみよう!正しい舌の置き方ひとつでフェイスラインもスッキリ

普段口を閉じている時に上下の歯はくっついていますか?しっかり噛み締められている…という方は危険信号かもしれません。実は口を閉じていても上下の歯がくっつかず、軽く浮いている状態がベスト。つまり、上あごを舌で支えている構造が正しい口のポジションなのです。

顎関節は下あごの骨部分(下顎部)が頭蓋骨にぶらさがるようにして形成されています。歯をくいしばるようにして歯で頭蓋骨を支えてしまうと、本来持つべき舌の筋力が弱体化してしまいます。舌はほぼ筋肉で構成されている器官で、味覚を認識するだけではなく発声、咀嚼(そしゃく)、飲み込み、呼吸などにも関与しています。

舌の筋力が衰えると舌が喉の方に落ち込み、呼吸困難や誤嚥(ごえん)などの原因となります。舌は喉だけでなく顔や首の筋肉とも連携しているため、舌が弱ると顔がたるんで見えます。

それだけでなく、歯を食いしばる筋肉が凝り固まるため、エラが張ってしまいます。さらに、舌がうまく働かないことで唾液分泌量が減り、口内細菌を増やして口臭の原因になる場合もあるのです。

日常の何気ないひととき、自分は舌をどこに置いているのか・・・。ぜひ気にかけてみてください!

<間違った舌の位置と正しい舌の位置>
間違った舌の位置と正しい舌の位置
上顎に舌がついていなかったり、舌の位置が低い、また下の前歯についてしまっていたり舌で歯を押しているのは間違った位置。口を閉じている時に舌全体が上顎の凹んだ部分にくっついて収まり、舌先が上の前歯についていなければ正しい位置。

●いつでもできる舌回しエクササイズ
いつでもできる舌回しエクササイズ
①口を軽くとじて舌で歯の表面をなめるように舌を右回りに回していく(できるだけ舌先を歯茎まで届くように)
②歯茎をなぞるように5回まわす(顔が動かないように、舌だけを動かす)
③左回りでも同じように5回まわす

いかがでしたか?表情筋エクササイズにより、本来持つ自分の筋力を自らアップさせることで、しわやたるみに負けない身体にしたいですね。ぜひ、日常のちょっとした時間を見つけてやってみてください。

当然、普段からスキンケアを丁寧に行い、睡眠と栄養をしっかりとることも忘れずに。いつまでも身体全体で美しくいたいものですね。

この記事を書いたライター
那須 久美子
FTP認定ピラティスマスタートレーナー|JACDS(日本チェーンドラッグストア協会) 認定 漢方アドバイザー|ウォーキングインストラクター|東京整体医学協会 整体師養成基本過程認定|東京都健康長寿医療センター認定 介護予防運動指導員|ヨガニードラ セラピスト認定|JAHA アロマハンドセラピスト認定

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