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何気ない日常の1つである「睡眠」ですが、人生の中でも3分の1は眠って過ごします。質の良い睡眠は心身の休養に欠かすことが出来ず、生きる上でとても大切な役割を担っています。しかし、大切な事であると分かっていても現代人は眠りに関する悩みを抱えている方がとても多いのが現実です。 経済協力開発機構(OECD)の2021年の調査によると、日本人の平均睡眠時間は7時間22分で、最下位。各国平均の8時間28分よりも1時間以上短く、33カ国の中で最も短いという結果が出ています。
質のよい睡眠とは
眠りの質に大きくかかわるのが、眠りの深さです。眠りには2種類「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があり、人は眠っているとき、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を下記の図のように、交互に繰り返しています。また、眠りは入眠後すぐに深いノンレム睡眠に達し、その後浅くなるというパターンを4~5回繰り返します。そして、徐々に眠りが浅くなり、目覚めます。 レム睡眠時は、脳が活発に動いている状態で、鮮明な夢を見ることが多いです。また、記憶の整理や体の休息などをしている眠りです。レム睡眠が終わるタイミングで目覚めると、すっきりと起きられます。 そして、ノンレム睡眠は、うとうと状態から熟睡状態まで4段階に分けられますが、このノンレム睡眠3~4段階の深い眠りがとれているかが大切です。この睡眠は徐波睡眠と言い、脳が休息し、疲労回復や細胞の修復を行う成長ホルモンが分泌されるなど、良質な眠りと言えます。
体内時計調整ホルモン「メラトニン」とは
睡眠のホルモンで知られる「メラトニン」は、「セロトニン」から作られて、夜に分泌量が高まり眠気を誘います。体内時計とも密接に連携し、夜に深部体温を低下させて、質の良い睡眠に導いてくれます。ただ、夜寝る前に、スマホやパソコンの光が目に入る脳の覚醒、体内時計が乱れて眠りの質が落ちることに繋がりますので、就寝前の使用は控えましょう。 また、メラトニンの材料になるセロトニンは、別名「幸せホルモン」とも呼ばれます。朝、太陽の光を浴びると分泌が高まります。また、規則正しい生活や軽い運動でも分泌が高まり、肉などに含まれる「トリプトファン」という必須アミノ酸から作られます。 セロトニンは、幸福感をもたらし、心のバランスを整え、ストレスの緩和にも役立ってくれる神経伝達物質です。不足すると、うつ病などの精神疾患との関連が指摘されています。要は、夜の心地よい睡眠には、朝起きてからこのセロトニンの分泌を高めるというのが、大きな鍵になるということです。おすすめハーブ「ラフマ」の魅力
近年、睡眠の質をあげるハーブとして注目されている「ラフマ(羅布麻)」とはどんなものなのか、その魅力に迫ってみましょう。 ラフマとは、中国原産の温帯地域に生息するキョウチクトウ科の多年草です。生育地では、古くから葉の部分をお茶にして飲用し日常的に親しまれてきました。中国薬典には、ラフマの葉の効能として「肝臓を鎮め、心を安定させる。不眠に使用する」と収載されています。
よりよい睡眠のための生活習慣チェック
Photo by Yuko Manago
アロマ・ハーブ等の取り入れ方
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