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HADABI COLUMN

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美肌のための基本講座
”潤い”はなぜ必要?

水分量が足りないと、肌トラブルの悪循環に

肌コンディションを整えるために大切だと言われている「保湿」。もはや常識ではありますが、その理由は意外と知られていないかもしれません。

そもそも、健康な肌には一定の水分量を保つ機能が備わっています。赤ちゃんは特別なスキンケアをしなくても、弾力のあるみずみずしい肌をしていますよね。ところが、残念なことに、肌の保水能力は紫外線や加齢などで減少してしまいます。すると、表皮のいちばん表面にある角質層がはがれやすくなり、ターンオーバーのサイクルを早めることに。まだ不完全な細胞が上がってくることで、さらに肌の機能が低下し、肌がより乾燥するというネガティブルーティンに陥ってしまうのです。

「潤い肌」は紫外線にも強い?

水分量が足りていない肌は、外からの刺激に対するバリア機能も低下し、紫外線などのダメージもさらに受けやすくなってしまいます。裏を返せば、潤いに満ちた肌であればターンオーバーが正常に行われるため、紫外線ダメージも少なく済み、肌トラブルも起こりづらいということです。

そうはいっても、1年中降り注ぐ紫外線、秋冬の乾いた空気、エアコンの影響…など、私たちの生活の中には乾燥を招く要因が沢山。体調を整え、肌の健康を保つことはもちろん、足りなくなりがちな水分を外側からも与えられるよう、日頃から適切な保湿ケアを心がけるとよいでしょう。

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