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「いぼ」はなぜできる?その原因と対策法おとなのいぼ研

「いぼ」の部位ごとの原因とケア:手のいぼ

触らずにはいられない、手のいぼ(イボ)

家事や洗顔のときに気になってしまうのが、手にできるいぼ(イボ)。いぼ(イボ)をつい触ったり、つぶそうとしたりすると、かえって悪化してしまう場合があります。今回は、手のいぼ(イボ)についてご説明します。

1. 手の甲、手のひら、指といろいろな場所にできる!

手には、ウイルス性のいぼ(イボ)や老人性のいぼ(イボ)ができると考えられています。ウイルスの性いぼ(イボ)は、表面がザラザラと粗い突起状をしているものや平べったいものなどがあります。形や色はさまざまで、大きさは豆粒以下のものがほとんどです。また、手の甲や手のひら、指、爪など手のさまざまな場所にできます。
老人性のいぼ(イボ)は、脂漏性角化症とも呼ばれます。一見しみ(シミ)のように見えますが、よく見ると表皮が少しもり上がっているのが特徴です。良性の腫瘍なので、体に悪影響を与えることはありませんが、悪性の腫瘍のなかには老人性のいぼ(イボ)と非常に似ているものがあります。いぼ(イボ)を見つけたら、自分で判断せずに医師にご相談ください。

2. ささくれ、すり傷に注意!

手にできるいぼ(イボ)のなかでも、ウイルス性のいぼ(イボ)について詳しくご説明します。手は、日常生活でよく使い、さまざまなものを触ります。そのため、知らないうちにささくれやあかぎれ、すり傷などといった小さな傷ができやすいところでもあります。その小さい傷からウイルスが侵入すると、ウイルスに感染した細胞の分裂が盛んになり、増殖して塊となります。これがいぼ(イボ)の正体です。また、このウイルス性のいぼ(イボ)と間違われやすいのがタコです。タコは物理的に刺激を受けることで、皮膚の外側にある角質層が厚くなり硬くなったものです。指にできるいぼ(イボ)は、ペンダコと見た目が似ているため、誤って刺激すると症状が悪化する可能性があるので注意が必要です。

3. むやみに触るのはNG!

ウイルス性のいぼ(イボ)の場合、気になってむやみに触ったり、切り取ろうとしたりすると、さらにいぼ(イボ)が広がってしまうことがあるため、できるだけ触らずに。また、ささくれやすり傷以外にも、虫さされをかき壊したところなどから、ウイルスが侵入することもあるので、注意しましょう。

4. ハンドクリームで乾燥から守る

乾燥により、肌のバリア機能(※)が低下することで、手に傷ができやすくなります。乾燥から守るために、ハンドクリームでこまめに保湿を行うことが大切です。 また、家族と同居している場合、気をつけたいのが家族みんなで触れるものです。ウイルス性のいぼ(イボ)をもった家族が触ったタオルやドアノブなどに触ることで、ウイルスがうつる場合があります。家族にウイルス性のいぼ(イボ)の症状が疑われる人がいるときは、同じものを使用しない、触れたものを除菌する、といった工夫が必要です。

※いぼ(イボ)は、良性のものがほとんどですが、まれに悪性の場合もあります。いぼ(イボ)を見つけたら、自分で判断せずに医師・薬剤師にご相談ください。

用語解説

●肌のバリア機能 乾燥や外部刺激から肌を守るはたらきのこと。肌にうるおいが保たれているときにバリア機能が発揮される。


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