Kampoful Life presents

~おいしい、カンタン、カラダに効く~

毎日のちょうどいい薬膳生活

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おいしく薬膳を食べよう!
#03

ちゃんとデトックスできる「ゆる薬膳。」

『しじみ豚汁』

池田陽子さん

池田さんの
漢方的
おすすめポイント

暖かくなりだすと、蓄積した余分なものをリセットし、脂肪や老廃物を排出する「解毒」がスタート。デトックスだけでなく、ダイエット、季節の変わり目の不調改善にも役立つ食材を取り入れましょう。

Recipe
作り方

RECIPE MOVIE

食材食材
材料【2人分】
  • しじみ(砂抜きする)200g
  • 昆布(5㎝角)1枚
  • 干ししいたけ1個
  • 黒きくらげ(乾燥)3g
  • ニンジン(いちょう切り)50g
  • ごぼう(ささがき)50g
  • ねぎ(1センチ程度の輪切り)1/4本
  • さといも(皮をむいて1cm程度の厚さに切る)2個
  • こんにゃく(ひと口大に切る)1/4枚
  • サラダ油適量
  • 豚小間切れ肉100g
  • しょうがのすりおろし少々
  • みそ大さじ3

※調理時間:約15分

1

しじみは砂抜きをする。昆布は水3カップに入れて30分程度ひたしたのち、火にかけて沸騰直前に取り出す。干ししいたけは水で戻しておく(戻し汁もとっておく)。黒きくらげも水でもどしておく。

2

ニンジン、ごぼう、ねぎ、さといも、こんにゃくを(材料)にあるように切り、戻した干ししいたけは薄切りに、戻した黒きくらげは食べやすい大きさに切る。

3

フライパンにサラダ油を入れて、豚小間切れ肉を炒めて、火が通ったら❷を炒めて、昆布だし、干ししいたけの戻し汁1/4カップを加えて10分程度具材が柔らかくなるまで煮る。

4

そこにしじみを入れて殻が開いたら、すりおろしたしょうがとみそを解き加え、器に盛る。

POINT

このレシピのポイント

黒きくらげは、血を補うとともに、血液を浄化して巡りをアップ。解毒作用のあるしじみは、体を冷やす寒性ですが、ねぎやしょうがを入れることで冷やす効果を和らげます。

PROFILE

池田 陽子

薬膳アテンダント。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)に入学、国際中医薬膳師資格取得。普段の暮らしの中で手軽に取り入れられる「ゆる薬膳。」の提案を、執筆やセミナーなどを通して行う。『ゆる薬膳。365日』(JTBパブリッシング)『ゆる薬膳。』(日本文芸社)『中年女子のゆる薬膳。』(文化出版局)など著書多数。

http://www.yuruyakuzen.com