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湯気とシャンプーの香りは、日々の役割をはがしてほどく

雨の日も、晴れの日も、銭湯にできることは、変わらない「居場所」であり続けること。開店準備をしながら、頑張る人たちに、静かにエールを込める。やわらかな湯気、清潔な肌、ドライした髪のシャンプーの匂いは、日々の役割をさりげなくほどくらしい。今夜も、町の人たちが、ほこほこと帰路に着くのを見送った。

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