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顔・体にできてしまう「しみ」の原因と対策おとなのしみ研

顔・体にできてしまう「しみ」の原因と対策 : 背中のしみ

背中のしみ(シミ)は
残りやすい!?

日射しが強い季節に、海やプールなどのレジャーで肌を焼いたあと、気づかないうちに背中に小さいしみ(シミ)がたくさん現れ、数年経ってもなかなか消えずに残ってしまう場合があります。ここでは、自分では気づきにくい背中のしみ(シミ)についてご説明します。

1. まだらにできる背中のしみ(シミ)は?

洋服を着ていることもあり、ふだんは背中に紫外線が直接当たることは、なかなかないでしょう。しかし、暑い季節になると、薄着になったり、海水浴などで背中を出す機会が増えると、紫外線を浴びやすくなります。また、日焼け止めを塗っていても、汗をかいて日焼け止めが流れてしまったり、塗り残しがあったりすると、思っていた以上に背中が焼けてしまうこともあります。強烈な日射しで肌を焼いたあと、両肩から背中にかけて現れるしみ(シミ)は、光線性花弁状色素斑と考えられます。直径数mmから1cmぐらいの大きさで、よく見ると、花びらや金平糖のような形をしています。

2. 急激に肌を焼いたためにできる!?

光線性花弁状色素斑は、強烈な夏の日射しを一気に浴びることが原因と考えられています。紫外線を大量に浴びてしまうと、肌が炎症を起こし、ひどいときはやけどのような状態になって、水ぶくれになることがあります。このあと、炎症が落ち着いてきたころに花びら状に現れるしみ(シミ)が光線性花弁状色素斑です。肌を焼いたあと、1~3カ月経ってから現れることが多いです。

3. 肌が白い人は注意が必要!?

背中のしみ(シミ)は、肌の白い人や日焼けで赤くなる人にできやすいといわれています。しみ(シミ)の原因になるメラニンですが、もともとは紫外線から肌を守るために体内でつくられるものです。肌の白い人は、メラニンをつくり出す量が少なく、肌の黒い人に比べて紫外線から肌を守る力が弱いといえます。そのため、強烈な紫外線を浴びると、紫外線のダメージを強く受けてしまい、しみ(シミ)につながるのです。

4. 背中のしみ(シミ)の対策は?

背中のしみ(シミ)を防ぐには、紫外線が背中に当たらないようにすることがいちばんです。炎天下で出かけるとき、外出前に日焼け止めをしっかり塗るとともに、日傘などを使用して紫外線から背中を守りましょう。
さらに、UVカット加工された素材を使った洋服やインナー類など、紫外線を通さない衣服を選ぶこともポイントです。
海やプールなどで泳いだあとは、塗った日焼け止めが流れ落ちてしまいます。泳ぎ終わったら塗り直すことを忘れずに。また、泳いでいないときはタオルやラッシュガード(※)などで背中を守る、日陰で休むのがおすすめです。
また、背中にしみ(シミ)ができてしまうと、薄くしたり、除去したりするのは難しいといわれています。そういった場合は、医療機関でレーザー治療等を行うのが効果的です。

※しみ(シミ)にはいろいろな種類があり、複数のしみ(シミ)が混合してできる場合があります。症状によって対処法は異なるため、間違ったケアをすると悪化する可能性があります。自分で判断せずに医師・薬剤師にご相談ください。

用語解説

●ラッシュガード ポリエステルなどの薄手の生地でできた、速乾性と伸縮性に優れた水着の上に着るウエアのこと。日焼けやケガから守るために使用されることが多い。


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