とうがん

生薬名

冬瓜子(とうがし)

とうがん

生薬名

冬瓜子(とうがし)

五味
五性
帰経 肺・大腸・膀胱

食材に期待される効果

冬瓜は冬の瓜と書きますが、夏の食材です。体の熱を冷まし、頭の方に上がった熱を降ろす作用があります。イライラする、ほてりがある方に向いています。利尿作用があるため、むくみや湿気による夏バテの方にも効果があります。

食べ方のヒント

冬瓜は鶏肉などと一緒に煮物にすると、冬瓜で体の熱を冷ましながら、鶏肉で気を補うことができます。

おすすめの時期

7月~9月頃

この食材が生薬として使われる場合

冬瓜子(とうがし):皮実・種子・わた・ツル・葉などを利用したものです。肺の乾燥による咳や炎症を抑え、痰を除きます。体の水分を排出するため、頻尿やむくみ、多汗症などにも効果があります。

用語解説

食べ物の味を、酸・甘・辛・苦・鹹の5つに分けています。五味は五臓(肝・心・脾・肺・腎)と深く関係しており、味(味覚)とともに作用も表しています。

食材には、体を温めるもの、体を冷やすものなどがあります。漢方では、これを熱性・温性・平性・涼性・寒性の5つに分けています。体が冷えているときは熱性・温性を、体に熱がこもっているときは、涼性・寒性を、どちらでもないものを平性というように、それぞれの体質に合わせた食材を選ぶことができます。

帰経は五味と臓腑の関係を現したものです。例えば、甘は脾と胃が関係あります。脾が弱っているときは、甘味の食材が適しています。帰経は五行色体表から読み取っていくことができます。帰経が理解できれば、自分の体質に合わせた食事などを知ることができます。