Kracie

研究開発ニュース

クラシエ製薬株式会社
学会発表

日本薬局方では,漢方処方エキスにおける指標成分の定量法として液体クロマトグラフィー〈2.01〉による試験が記載されているが,分析時に使用するカラムについての詳細な記載はない.また規格案作成時に使用したカラムの情報がPMDAから開示はされているものの,試料や状況に応じた分析用カラムの選定が必要となる場合がある.
そこで,根湯エキスにおけるグリチルリチン酸の定量法について公開されているカラムを含めた複数のカラムで分析を行い,性能を評価した.その結果,溶出挙動に違いはあるが,検討したカラム全てで規格に適合する結果が得られ,メーカー間の定量値の差も小さかった.また,保持時間及びピーク面積の並行精度(RSD(%))は良好であり再現性も良かった.本結果より,今回分析を行ったカラム全てで根湯エキス中のグリチルリチン酸の定量が可能であることが示唆された.

学会・雑誌

日本分析化学会第69年会