医食同源薬膳レシピ

ストレス・不眠が気になる方のレシピ

眠りが浅く疲れやすいのが気になる・・・
主菜
サーモンときのこクリームソース

材料(2人分)
  • サーモン ・・・ 2切れ
  • ほうれん草 ・・・ 2株
    さっとゆでてから3cm幅に切る
  • じゃがいも ・・・ 中1個
    蒸してからつぶして塩、こしょうで味を整える
  • 小麦粉 ・・・ 大さじ2
  • バター ・・・ 20g
  • 牛乳 ・・・ 300cc
  • まいたけ ・・・ 50g(1/2パック)
  • しめじ ・・・ 50g(1/2パック)
  • しいたけ ・・・ 2個
  • パセリ ・・・ 少々

<調味料>
  • 塩 ・・・ 少々
  • オリーブオイル ・・・ 少々
  • 片栗粉 ・・・ 少量

作り方 調理時間:30分

  1. フライパンにバターを溶かし、きのこ類を炒める。しんなりしたら小麦粉をまんべんなく振り入れ、さらに軽く炒めてから牛乳を加え、弱火でとろみがつくまで火にかける。塩、こしょうで味を調える。
  2. フライパンに油をひき、弱火で鮭の両面を焼く。焼き目がついたら白ワインを加え、ふたをして蒸し焼きにする。
  3. 耐熱容器につぶしたじゃがいも、ほうれん草、サーモンの順にのせ、上から(1)のホワイトソースをかける。
  4. 仕上げにパセリを飾る。

このレシピのポイント ・・・ サーモン

このメニューの核となる食材は「サーモン」です。
鮭(サーモン)は、産卵のために川の流れに逆らって泳ぎ続けます。つまりサーモンの筋肉には、それだけの労働に耐えられる「力」が宿っているのです。だからサーモンを食べると、我々はその「強靭な筋力・体力」をいただくことができます。不眠でなくても、鮭(サーモン)を普段から食べていると、体に力をつけることができます。

主食
にんじんと錦糸卵のごはん

材料(2人分)
  • 白米 ・・・ 2合
  • にんじん ・・・ 小1本
    すりおろす
  • 卵 ・・・ 3〜4個
    白身は除き、黄身だけを使用
  • 砂糖 ・・・ 小さじ1
  • 牛乳 ・・・ 小さじ2〜3
  • にんにく ・・・ 1かけ
    みじん切り
  • 塩 ・・・ 適量(炊飯用塩小さじ1/2、錦糸卵少々)
  • 酒 ・・・ 大さじ2
  • 三つ葉 ・・・ 1〜2本
    2cmに切る

作り方 調理時間:40分

  1. 洗ったお米、すりおろしたにんじんを炊飯器に入れ、酒、塩小さじ1/2を加えた後、2合の水加減にして炊く。
  2. 卵の黄身に牛乳小さじ1〜2、砂糖小さじ1、塩少々を加えてよくまぜ、錦糸卵を焼く。
  3. (1)が炊きあがったら器に盛り、(2)と三つ葉をちらす。

このレシピのポイント ・・・ 卵黄

卵黄 イメージ

このメニューの核となる食材は「卵黄」です。
卵黄(卵の黄身)には、「血を補うことで精神を落ち着かせる作用」があります。卵白にこの作用はないので、少し面倒ですが、ぜひ「卵黄だけ」を使って下さい。またこのメニューでは、さらに「気を補う作用」をもつ「にんじん」を使い、補う作用のより強いごはんに仕上げています。

副菜
大根サラダ

材料(2人分)
  • 大根 ・・・ 200g
    千切り
  • 水菜 ・・・ 40g
    大根の長さに合わせて切る
  • ホタテ缶詰 ・・・ 固形量45gくらいのもの
  • かいわれ大根 ・・・ 10g

<調味料>
  • 塩 ・・・ 少々

作り方 調理時間:10分

  1. 千切りにした大根に塩を振り、水気をしぼる。
  2. (1)の大根に水菜、かいわれ大根、ホタテを加え和える、マヨネーズと塩で味を整える。

このレシピのポイント ・・・ 大根

このメニューの核となる食材は「大根」です。
大根には「消化を助ける作用」があります。つまり大根を食べると「胃腸がすっきりする」のです。そして人間の精神状態は、「胃腸の状態」と深い関係があります。簡単にいうと「おなかがすっきりしていれば精神も安定」しています。そこでこのメニューは、「大根を食べる→おなかすっきり精神安定→よく眠れる」という効果を狙いました。

スープ
あさりのスープ

材料(2人分)
  • あさり ・・・ 200g
    砂抜きをしておく
  • セロリ ・・・ 25g
    薄く斜めにスライスしてから千切り
  • 緑豆春雨 ・・・ 20g
    熱湯でゆでておく
  • あさつき ・・・ 適量
    小口切り
  • 水 ・・・ 400cc

<調味料>
  • 塩 ・・・ 少々
  • こしょう ・・・ 少々

作り方 調理時間:15分

  1. 水を入れた鍋にあさり、セロリを入れ、火にかける。
  2. あさりが開いたら春雨を入れ、塩、こしょうで味を調え、あさつきを散らす。

このレシピのポイント ・・・ はるさめ

このメニューの核となる食材は「はるさめ」です。
人間は「寝不足だとイライラしやすく」なります。不眠つまり「休めていない」「ずっと起きている」という重労働のせいで、体だけでなく「こころを支える力」が不足するからです。またこの状況では、同時に「こころを煽るほのかな火」が生まれていることも多いと、中国医学では考えます。そして「はるさめ」には、この「ほのかな火」を冷ます作用があります。