漢方薬名解説

一般的に「身体虚弱」に使われる漢方薬

人参養栄湯(にんじんようえいとう)

目次

食欲や体力が落ちており、回復させたい方向けの漢方薬

「人参養栄湯(にんじんようえいとう)」は消化器のはたらきを高め、栄養をすみずみにいきわたらせ、「気」と「血(けつ)」の両方を補います。

また、『有形の「血(けつ)」は自生することあたわず、無形の「気」より生ず』と言われるように、同時に「気」を増やすことで、補血を助けます。

効能・効果

体力虚弱なものの次の諸症:病後・術後などの体力低下、疲労倦怠、食欲不振、ねあせ、手足の冷え、貧血

配合生薬(成分・分量)

成人1日の服用量3包(1包1.5g)中
人参養栄湯エキス粉末…3350mg
(ニンジン1.5g、トウキ・ジオウ・ビャクジュツ・ブクリョウ各2.0g、シャクヤク・チンピ・オンジ各1.0g、オウギ0.75g、ケイヒ1.25g、ゴミシ・カンゾウ各0.5gより抽出。)
添加物として、ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖を含有する。


成分に関連する注意

(1)本剤の服用により、糖尿病の検査値に影響を及ぼすことがあります。
(2)本剤は天然物(生薬)のエキスを用いていますので、顆粒の色が多少異なることがあります。

用法・用量

次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。

年齢 1回量 1日服用回数
成人(15才以上) 1包 3回
15才未満7才以上 2/3包
7才未満4才以上 1/2包
4才未満2才以上 1/3包
2才未満 服用しないこと

用法・用量に関連する注意

小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

注意点・副作用

使用上の注意
  • 相談すること
    1. 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
      (1)医師の治療を受けている人
      (2)妊婦又は妊娠していると思われる人
      (3)胃腸が弱く下痢しやすい人
      (4)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
    2. 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
      皮膚 発疹・発赤、かゆみ
      消化器 胃部不快感

      まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。
      その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
      肝機能障害 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
    3. 1カ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

保管方法

(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります。)
(4)使用期限のすぎた商品は、服用しないでください。
(5)1包を分割した残りを服用する時は、袋の口を折り返して保管してください。なお、2日をすぎた場合には服用しないでください。

製品情報

人参養栄湯エキス顆粒クラシエ

人参養栄湯 第2類医薬品

漢方セラピー「人参養栄湯」
加齢や病後などで食欲が落ち元気がない方におすすめの漢方薬です。


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よくある質問

Q 服用して効果が出るまでにどれくらいの時間がかかりますか?
A 効果が出るまでの期間は、体質や症状によりさまざまです。用法・用量を守ってお飲みいただき、1カ月位服用しても症状が良くならない場合は、服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
Q 妊娠中や授乳中でも服用できますか?
A 薬の種類、服用期間、お母さん及び赤ちゃんの状態などを総合的に考慮する必要があります。服用前に医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
Q 「補中益気湯」との違いは何ですか?
A 「人参養栄湯」は、人参を主薬とし、「血(けつ)」のはたらきによって栄養状態の改善効果が期待できる処方です。「補中益気湯」は、体力低下、疲労倦怠が強い場合に用いる処方として有名です。「人参養栄湯」が気血を補うのに対し、「補中益気湯」は気を補う処方です。