漢方薬名解説

一般的に「鼻炎」に使われる漢方薬

葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)

目次

鼻づまりで悩む方向けの漢方薬

体が冷えて体内に余分な「水(すい)」がたまり、鼻の血行が巡らず、鼻の通りが悪くなると、さまざまな不調を起こします。その余分な「水(すい)」が鼻にたまりむくんだものが鼻づまりです。

「葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)」は、体を温める「葛根湯」をベースにした処方で、冷えによってたまった「水(すい)」の発散を促して、鼻づまりなどの症状を改善していきます。眠くなる成分は入っていません。

効能・効果

比較的体力があるものの次の諸症:鼻づまり、蓄膿症(副鼻腔炎)、慢性鼻炎

配合生薬(成分・分量)

成人1日の服用量12錠(1錠310mg)中
葛根湯加川キュウ辛夷エキス(1/2量)…2350mg
(カッコン・マオウ各2.0g、タイソウ・センキュウ・シンイ各1.5g、ケイヒ・シャクヤク・カンゾウ各1.0g、ショウキョウ0.5gより抽出。)
添加物として、ヒドロキシプロピルセルロース、クロスポビドン、クロスCMC-Na、ステアリン酸Mg、二酸化ケイ素、セルロースを含有する。


成分に関連する注意

本剤は天然物(生薬)のエキスを用いていますので、錠剤の色が多少異なることがあります。
また本剤は、生薬精油成分(においのする成分)を含んだエキスを使用しておりますので、漢方薬特有のにおいがします。

用法・用量

次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。

年齢 1回量 1日服用回数
成人(15才以上) 4錠 3回
15才未満7才以上 3錠
7才未満5才以上 2錠
5才未満 服用しないこと

用法・用量に関連する注意

小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

注意点・副作用

使用上の注意
  • 相談すること
    1. 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
      (1)医師の治療を受けている人
      (2)妊婦又は妊娠していると思われる人
      (3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)
      (4)胃腸の弱い人
      (5)発汗傾向の著しい人
      (6)高齢者
      (7)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
      (8)次の症状のある人
      むくみ、排尿困難
      (9)次の診断を受けた人
      高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害
    2. 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
      皮膚 発疹・発赤、かゆみ
      消化器 吐き気、食欲不振、胃部不快感

      まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。
      その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
      偽アルドステロン症、ミオパチー 手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
    3. 1カ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
    4. 長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

保管方法

(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。(ビン包装の場合は、密栓して保管してください。なお、ビンの中の詰物は、輸送中に錠剤が破損するのを防ぐためのものです。開栓後は不要となりますのですててください。)
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります。)
(4)使用期限のすぎた商品は、服用しないでください。
(5)水分が錠剤につきますと、変色または色むらを生じることがありますので、誤って水滴を落としたり、ぬれた手で触れないでください。
(6)4錠分包の場合、1包を分割した残りを服用する時は、袋の口を折り返して保管してください。なお、2日をすぎた場合には服用しないでください。

製品情報

「クラシエ」漢方葛根湯加川芎辛夷エキス錠

葛根湯加川芎辛夷 第2類医薬品

漢方セラピー「葛根湯加川芎辛夷」
鼻づまり、慢性鼻炎の方におすすめの漢方薬です。


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よくある質問

Q 服用して効果が出るまでにどれくらいの時間がかかりますか?
A 効果が出るまでの期間は、体質や症状によりさまざまです。用法・用量を守ってお飲みいただき、1カ月位服用しても症状が良くならない場合は、服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
Q 妊娠中や授乳中でも服用できますか?
A 薬の種類、服用期間、お母さん及び赤ちゃんの状態などを総合的に考慮する必要があります。服用前に医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。