一般的に「ストレス(のどのつかえ感、不安神経症)」に使われる漢方薬
【漢方薬名解説】
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
公開日:2018年8月1日最終更新日:2026年4月21日
目次
ストレスがあり、のどに異物感がある人向けの漢方薬「半夏厚朴湯」
「のどに何か詰まった感じがする」「つい咳払いをしてしまう」といった症状があるにもかかわらず、病院で検査をしてもとくに異常が見つからない状態を、ヒステリー球(咽喉頭異常感症)と呼びます。不快感が長く続くため、日常生活に支障をきたし、悩んでいる方も少なくありません。
この症状は、漢方では「梅の種がのどに詰まって吐き出せない状態」にたとえて「梅核気(ばいかくき)」と名付けられ、古くから文献に記録されてきました。
漢方では、人の体は「気(き)・血(けつ)・水(すい)」がバランスよくめぐることで健康が保たれていると考えます。なかでも「気(き)」は、体や心を動かすエネルギーのような存在で、ストレスや疲労、体を動かす機会の減少などによって、そのめぐりが滞りやすくなるとされています。とくに、のど周辺の「気(き)」のめぐりが悪くなると、詰まり感や異物感といった不快な症状が現れやすくなり、さらに体を動かす機会が少ない生活が続くと、症状が悪化することもあるとされています。
こうした考え方に基づき、「気(き)」のめぐりを整え、のどのつかえ感や違和感を改善する処方として用いられるのが、漢方薬の「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」です。
効能・効果
体力中等度をめやすとして、気分がふさいで、咽喉・食道部に異物感があり、ときに動悸、めまい、嘔気などを伴う次の諸症:不安神経症、神経性胃炎、つわり、せき、しわがれ声、のどのつかえ感
配合生薬(成分・分量)
成人1日の服用量3包(1包1.0g)中、次の成分を含んでいます。
半夏厚朴湯エキス(1/2量)…750mg
(ハンゲ3.0g、ブクリョウ2.5g、コウボク1.5g、ソヨウ1.0g、ショウキョウ0.65gより抽出。)
添加物として、ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖を含有する。
成分に関連する注意
本剤は天然物(生薬)のエキスを用いていますので、顆粒の色が多少異なることがあります。
用法・用量
次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
| 年齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
|---|---|---|
| 成人(15才以上) | 1包 | 3回 |
| 15才未満7才以上 | 2/3包 | |
| 7才未満4才以上 | 1/2包 | |
| 4才未満2才以上 | 1/3包 | |
| 2才未満 | 1/4包 |
用法・用量に関連する注意
(1)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
(2)1才未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場合のみ服用させてください。
注意点・副作用
使用上の注意
- してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)
次の人は服用しないでください
生後3カ月未満の乳児 - 相談すること
- 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人
(2)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人 - 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
皮膚 発疹・発赤、かゆみ - 1カ月位(つわりに服用する場合には5~6日間)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
- 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
保管方法
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります。)
(4)使用期限の過ぎた商品は、服用しないでください。
(5)1包を分割した残りを服用する時は、袋の口を折り返して保管し、2日をすぎた場合には服用しないでください。
製品情報
のどのつかえ感、不安神経症に
「クラシエ」漢方半夏厚朴湯エキス顆粒
第2類医薬品
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
体力中等度をめやすとして、気分がふさいで、咽喉・食道部に異物感があり、ときに動悸、めまい、嘔気などを伴う次の諸症:不安神経症、神経性胃炎、つわり、せき、しわがれ声、のどのつかえ感
一般的に「ストレス」に使われる漢方薬



