漢方薬名解説

一般的に「めまい」に使われる漢方薬

苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)

目次

「苓桂朮甘湯」はこんな方に!

グルグルめまいタイプ

「体力中等度以下で、めまい、ふらつきがあり、ときにのぼせや動悸があるもの」

例えば・・・

  • 自分や周囲がグルグル回る感覚がある方
  • フラフラしてまっすぐ歩けなくなることがあるという方
  • ストレスをためやすい方

「苓桂朮甘湯」はどんなふうに効くの?

「水(すい)」の代謝が悪くなり、「水(すい)」が体の上のほうでたまって「気」のめぐりをさまたげると、めまいが起こります。

「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)」は、「気」を補ってその上昇を助けるとともに、たまった「水(すい)」をとり除く処方。「心(しん)」にもはたらき、動悸や息切れなどを改善します。

また、鎮痙・消炎作用によって、急迫症状を緩和しながら、栄養成分である血を増やす作用をもっています。骨格筋や平滑筋のけいれんを抑制し、急激に起こる痛みを鎮めます。


漢方用語解説
目に見えないが人の体を支えるすべての原動力のようなもの
飲食物中の水分を消化吸収によって人の体に必要な形にして体をうるおすもの

配合されている生薬は?

  • 茯苓(ぶくりょう)
  • 桂皮(けいひ)
  • 白朮(びゃくじゅつ)
  • 甘草(かんぞう)

漢方的考え方でめまいを分析

漢方では、めまいの原因のひとつとして、「水(すい)」の停滞や偏在を考えます。この滞った「水(すい)」が、「気」の流れを阻むため、頭部で滞ると、めまいや頭痛、耳鳴りなどが起こると考えられています。


漢方用語解説
目に見えないが人の体を支えるすべての原動力のようなもの
飲食物中の水分を消化吸収によって人の体に必要な形にして体をうるおすもの
漢方的考え方でめまいを分析 イメージ
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漢方薬でのめまいの治し方

西洋医学では、内耳の増えすぎた水を軽くする目的で、利尿薬などが処方されます。また、ビタミン剤などが同時に処方されることもあります。

漢方では、体の上のほうでたまっている「水(すい)」をとり除き、「気」の上昇を助けることで、代謝を正常にしてめまいを改善します。


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