漢方薬名解説

一般的に「鼻炎」に使われる漢方薬

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)

目次

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慢性的な鼻づまりやにきびでお悩みの方向けの漢方薬

漢方の考え方では、体の「水(すい)」をうまく排泄できないと、体内に余分な「水」がたまり、さまざまな不調を起こします。その「水」が鼻にたまってむくむと鼻づまりが起こり、それを繰り返すと、鼻の部分の「気」や「血(けつ)」の流れをさまたげます。すると、たまった「気」が熱に変わり、水分を奪うために、粘ったような鼻水が出るようになります。また、顔に余分な熱があるので、目が充血したり、かゆくなったり、にきびが出たりします。

「荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)」は、余分な熱を冷やして追い出すとともに、鼻の通りを良くします。また、「気」をめぐらせることで、鼻づまりを改善していきます。首から上の炎症に効く処方なので、鼻づまりや濃い鼻水が出るなどのほか、扁桃炎やにきびなどにも効果が期待できます。眠くなる成分は入っていません。

効能・効果

体力中等度以上で、皮膚の色が浅黒く、ときに手足の裏に脂汗をかきやすく腹壁が緊張しているものの次の諸症:蓄膿症(副鼻腔炎)、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、にきび

配合生薬(成分・分量)

成人1日の服用量12錠(1錠351mg)中
荊芥連翹湯エキス粉末…3000mg
(ケイガイ・レンギョウ・トウキ・シャクヤク・センキュウ・ジオウ・オウレン・オウゴン・オウバク・サンシシ・ボウフウ・キジツ・カンゾウ・ハッカ各0.9g、サイコ・キキョウ・ビャクシ各1.5gより抽出。)
添加物として、タルク、ステアリン酸Mg、CMC-Ca、CMC-Na、二酸化ケイ素、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ヒプロメロースを含有する。


成分に関連する注意

本剤は天然物(生薬)のエキスを用いていますので、錠剤の色が多少異なることがあります。

用法・用量

次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。

年齢 1回量 1日服用回数
成人(15才以上) 4錠 3回
15才未満7才以上 3錠
7才未満5才以上 2錠
5才未満 服用しないこと

用法・用量に関連する注意

小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

注意点・副作用

使用上の注意
  • 相談すること
    1. 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
      (1)医師の治療を受けている人
      (2)妊婦又は妊娠していると思われる人
      (3)胃腸が弱く下痢しやすい人
    2. 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
      皮膚 発疹・発赤、かゆみ
      消化器 食欲不振、胃部不快感

      まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。
      その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
      間質性肺炎 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
      肝機能障害 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
      腸間膜静脈硬化症 長期服用により、腹痛、下痢、便秘、腹部膨満等が繰り返しあらわれる。
    3. 1カ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
    4. 長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

保管方法

(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります。)
(4)ビンの中の詰物は、輸送中に錠剤が破損するのを防ぐためのものです。開栓後は不要となりますのですててください。
(5)使用期限のすぎた商品は、服用しないでください。
(6)水分が錠剤につきますと、変色または色むらを生じることがありますので、誤って水滴を落としたり、ぬれた手で触れないでください。

製品情報

荊芥蓮翹湯エキス錠Fクラシエ

荊芥連翹湯 第2類医薬品

漢方セラピー「荊芥連翹湯」
ちくのう症、慢性鼻炎の方におすすめの漢方薬です。


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よくある質問

Q 服用して効果が出るまでにどれくらいの時間がかかりますか?
A 効果が出るまでの期間は、体質や症状によりさまざまです。用法・用量を守ってお飲みいただき、1カ月位服用しても症状が良くならない場合は、服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
Q 妊娠中や授乳中でも服用できますか?
A 薬の種類、服用期間、お母さん及び赤ちゃんの状態などを総合的に考慮する必要があります。服用前に医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
Q 「葛根湯加川芎辛夷」との違いはなんですか?
A 「葛根湯加川芎辛夷」「荊芥連翹湯」ともに鼻づまりに効果を発揮します。お風呂に入って症状が軽くなったり、夜悪化して日中に軽くなったりするというように、温めると症状が軽減する場合は、冷えも症状を悪化させている原因と考えられますので、温めるはたらきのある「葛根湯加川芎辛夷」をおすすめします。お風呂に入って症状が軽くならない場合や、黄色い粘性の鼻水が出る方、目が充血してかゆみが出るような方は「荊芥連翹湯」をおすすめします。