漢方薬名解説

一般的に「ストレス(のどのつかえ感、不安神経症)」に使われる漢方薬

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

目次

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ストレスがあり、のどに異物感がある人向けの漢方薬

「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」は、病院で検査をしてもとくに異常が見つからなかったが、のどに何かつまった感じがする方、ついせき払いをしてしまうという方、体を動かす機会が少なく、ストレスをためがちな方などにおすすめです。

疲労やストレスは、「気」のめぐりを邪魔してしまうと考えられています。とくに、のどの部分の「気」のめぐりが滞ると、のどに何かつまった感じがしたり、異物感を覚えたりするようになります。体を動かす機会が少ないと、この症状はますます悪化してしまいます。「半夏厚朴湯」は、「気」のめぐりを良くして、のどのつかえ感や異物感を改善する処方です。

効能・効果

体力中等度をめやすとして、気分がふさいで、咽喉・食道部に異物感があり、ときに動悸、めまい、嘔気などを伴う次の諸症:不安神経症、神経性胃炎、つわり、せき、しわがれ声、のどのつかえ感

配合生薬(成分・分量)

成人1日の服用量3包(1包1.0g)中、次の成分を含んでいます。
半夏厚朴湯エキス(1/2量)…750mg
(ハンゲ3.0g、ブクリョウ2.5g、コウボク1.5g、ソヨウ1.0g、ショウキョウ0.65gより抽出。)
添加物として、ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖を含有する。


成分に関連する注意

本剤は天然物(生薬)のエキスを用いていますので、顆粒の色が多少異なることがあります。

用法・用量

次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。

年齢 1回量 1日服用回数
成人(15才以上) 1包 3回
15才未満7才以上 2/3包
7才未満4才以上 1/2包
4才未満2才以上 1/3包
2才未満 1/4包

用法・用量に関連する注意

(1)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
(2)1才未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場合のみ服用させてください。

注意点・副作用

使用上の注意
  • してはいけないこと
    (守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)
    次の人は服用しないでください
    生後3カ月未満の乳児
  • 相談すること
    1. 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
      (1)医師の治療を受けている人
      (2)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
    2. 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
      皮膚 発疹・発赤、かゆみ
    3. 1カ月位(つわりに服用する場合には5~6日間)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

保管方法

(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります。)
(4)使用期限の過ぎた商品は、服用しないでください。
(5)1包を分割した残りを服用する時は、袋の口を折り返して保管し、2日をすぎた場合には服用しないでください。

製品情報

【「クラシエ」漢方半夏厚朴湯エキス顆粒】

半夏厚朴湯 第2類医薬品

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のどのつかえ感、不安神経症でお悩みの方におすすめの漢方薬です。


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よくある質問

Q かぜのときのせきなどののどの症状に有効ですか?
A かぜのときののどの状態としては、コンコンというたんの出ない乾いたせきと、ゼロゼロといったたんを伴うせきの2タイプがあります。たんが絡むようなせきには「半夏厚朴湯」が有効です。ただ、せきとたんだけでなく、全身状態と個人の体質などをみることが大切ですので、服用前に医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
Q 妊娠中や授乳中でも服用できますか?
A 効能・効果に「つわり」がありますが、服用期間、お母さん及び赤ちゃんの状態などを総合的に考慮する必要があります。服用前に医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
Q のどの違和感について、普段からできる対処法はありますか?
A ストレスや疲労のせいで自律神経がバランスを崩し、気管や食道の平滑筋が緊張したり、けいれんしたりして、のどの違和感は起こると考えられています(ただし、明らかな病変がない場合に限定されます)。ストレスを軽減するためにも、適度な運動を心がけてください。
Q 副作用について教えてください。
A 発疹、かゆみなどの過敏症状が現れることがあります。過敏症状が現れたときは、服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。