漢方薬名解説

一般的に「頭痛」に使われる漢方薬

呉茱萸湯(ごしゅゆとう)

目次

「呉茱萸湯」はこんな方に!

ズキズキする頭痛タイプ

  • ズキズキする頭痛がある方
  • 頭頂もしくは側頭部が痛むという方
  • はき気、嘔吐を伴う頭痛がある方
  • 冷えると頭が痛むという方

「呉茱萸湯」はどんなふうに効くの?

漢方では、ズキズキする頭痛は「冷え」が体の中のめぐりをじゃましてしまい、上部(頭)への「気」や「血(けつ)」の流れが乱れてしまったため生じると考えています

「呉茱萸湯(ごしゅゆとう)」は、身体の中心であるおなかを温め、「気」や「血(けつ)」の流れを乱していた「冷え」をとり除くことで、頭痛を鎮める処方です。また、胃腸のはたらきを整え、はき気を鎮めるはたらきもあるため、胃腸が弱い方の頭痛薬としても適しています。


漢方用語解説
目に見えないが人の体を支えるすべての原動力のようなもの
全身の組織や器官に栄養を与えるもの

配合されている生薬は?

  • 呉茱萸(ごしゅゆ)
  • 生姜(しょうきょう)
  • 人参(にんじん)
  • 大棗(たいそう)

漢方的考え方で頭痛を分析

頭痛は、何らかの原因によって、体の中のめぐりがじゃまされ、上部(頭)への「気」や「血(けつ)」の流れが乱れてしまった状態です。その原因が「冷え」である場合は、頭痛が生じるだけでなく、胃腸のはたらきも弱り、はき気や嘔吐なども生じます。「冷え」は「気」や「血(けつ)」の通路へ入ってきますが、冷えが入りやすい通路は、足の内側や、体の側面、側頭部などにあるため、こめかみなどが痛む頭痛が起こります。また、手足や指先の冷えが生じる場合もあります。


漢方用語解説
目に見えないが人の体を支えるすべての原動力のようなもの
全身の組織や器官に栄養を与えるもの


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漢方薬での頭痛の治し方

漢方では、「気」を補い、胃腸を温め、はたらきを高めることで、滞った「気」をめぐらせ、頭痛を改善していきます。また、頭痛と同時にはき気、肩こり、こわばりも治していきます。「呉茱萸湯(ごしゅゆとう)」は、胃腸を温める生薬を配合しており、胃腸に負担のかからない処方です。そのため、嘔吐・悪心などの消化器症状がある場合でも服用しやすくなっています


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