【取り組み紹介】 第2回「クラシエ×WEリーグコラボDE&I研修」
を実施しました
2025年11月10日(月)に、JFAサッカー文化創造拠点『blue-ing!』にて、「クラシエ×WEリーグコラボDE&I※1研修」を実施しました。
クラシエは、社内のDE&Iを推進するために昨年3月にD&C※2推進室を新設しました。多様な価値観を互いに尊重し、公平に受け入れ、社員一人ひとりが自分の強みを生かせる環境づくりを進めるべく、さまざまな取り組みを行っています。
「クラシエ×WEリーグコラボDE&I研修」もその一つで、第2回目は、①DE&Iについての理解を深め、自分事化すること、②自身や組織、会社の現在地を客観的に把握すること、③それぞれの役割の中で明日からのアクションを考えることを目的に、女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」とともに実施しました。今回は、参加者を公募制で募り、18名の社員が参加しました。
最初に、D&C推進室の七森より、クラシエが目指すDE&Iや社内の状況について説明。その後、WEリーグ理事の海堀あゆみさんより、WEリーグの理念やさまざまな取り組み、女子サッカー選手を取り巻く環境などについてご紹介いただきました。
WEリーグについて説明する海堀さん
次に、総務・人事室とものづくり改革本部から2名が登壇し、WEリーグ理事の松村邦子さんのファシリテーションのもとパネルディスカッションを実施。「みんなが主人公になれる会社を目指して」のテーマで、多様な社員とコミュニケーションを図る上で、互いの違いを尊重する大切さについて意見交換を行いました。
WEリーグ理事 松村さん(右)と、総務・人事室 柳岡(左)、ものづくり改革本部 松本(中央)
次のセッションでは、日本障がい者サッカー連盟 専務理事の松田薫二さんをゲストにお迎えし、年齢や性別、経験の差に関わらず誰もが楽しめるウォーキングフットボールを実施。DE&Iの観点から、視覚に障がいのある参加者がいる場合は対戦相手もアイマスクを着用したり、音が鳴るボールを使用したりと、“誰もが公平に、安心安全にプレーを楽しめる”ルールや仕組みを全員で考え、実践しました。
実際に行ってみてどのような声掛けや動き、配慮が必要かなどの考えを出し合いました。指示が重複し混乱させないように声掛け役を一人にしたり、ゴールの裏に立ってシュートする向きを呼びかけたりと工夫し、多様なメンバーがそれぞれの能力を発揮するために必要なコミュニケーションの重要性を再認識しました。
最後のセッションでは、株式会社エンパブリック 代表取締役の広石拓司さんをファシリテーターに迎え、「“みんなが主人公になれる”を実現するために」をテーマにワークショップを開催。無記名で参加できるアプリで社内環境やDE&Iの推進状況に対する想いを共有し、互いの理解を深めた後、それぞれが感じている社内のさまざまなハードルについて検討しました。最後には、そのハードルを超えて“みんなが主人公になる会社”をつくるために、自分自身ができるアクションについて話し合いました。
【参加した社員の声】
・DE&Iへの理解はもちろん、さまざまなワークを通して心に残る意見や考え方を聞くことができました。互いの違いを受け入れることで、夢中になれることを実感しました。
・ウォーキングフットボールでは、障がいのある方とサポートする側どちらの立場も体験できて新たな気付きを得られました。一人ひとり、意識や思いやりを日頃から持つことで無意識な偏見をなくし、より良い組織文化を作っていきたいと思いました。WEリーグとクラシエが共に歩む意義を、改めて感じられる研修でした。
今回の研修は、DE&Iの考え方やクラシエの現状、目指す姿について、座学だけではなくウォーキングフットボールやワークショップを用いることで、社員一人ひとりにDE&Iについて自分事化して考えてもらう機会となりました。今後もWEリーグの知見をお借りし、互いの特長を生かした施策を行い、パートナー企業としてともに取り組んでまいります。
※1 DE&I:多様性(ダイバーシティ)、公正性(エクイティ)、包含性(インクルージョン)の頭文字を合わせた略称
※2 D&C:Diversity&CRAZYの略
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