動悸
動悸とは心臓の拍動を自覚することです。多くは不安感を伴います。動悸を自覚する場所は、心臓の近くが多いのですが、みぞおちやへそ下に及ぶ事もあります。東洋医学の世界では、動悸を「心悸(しんき)」といいます。そして、驚き、恐れ、不安、情緒変動、疲労がきっかけとなり生じる一時的な軽症のものを「驚悸(きょうき)」といい、外因が明らかでなく持続する動悸、体を動かしていると強まる重症のものを「怔忡(せいちゅう)」といいます。一時的な驚悸のみであれば治療の必要性は薄いといえますが、驚悸を反復すると次第に怔忡に移行してしまいます。
現代医学でもまだ全容解明が出来ていない動悸ですが、循環器系疾患をはじめとする何らかの疾患や、虚弱体質、老化などと関係があると考えられています。東洋医学でも、臓気の虚損(臓気の疾患)が動悸につながるとされていますが、体全体の機能やエネルギーを指す「正気」が不足している状態にそもそもの原因があると考えられています。 正気の不足が慢性的になると次第に肉体が痩せ衰え体液も乾枯することになります。また、正気の不足は栄養物質(血液)の巡りにも悪影響を与えます。 その結果、拍動が強まったり、拍動に敏感になるなどして動悸の症状となり、それが不安感につながると考えられます。動悸の治療としては、体内の気を増やして全身を巡らせてあげたり、血の流れを整えたりします。
こんな方にはこの処方がおすすめです
思い当たることありませんか?
- ストレスに弱い
- 息切れがする
- 胃腸虚弱
漢方では
正気の不足・虚弱な体質タイプと考えます思い当たることありませんか?
- 不眠である
- 驚きやすい
- 手足のほてりがある
漢方では
心陰虚(しんいんきょ)タイプと考えます思い当たることありませんか?
- 発作性の動悸が頻繁におきる
- 疲労や冷えで誘発する
- うすい痰が出る
漢方では
水気凌心(すいきりょうしん)タイプと考えます思い当たることありませんか?
- 胸苦しい
- 焦燥感がある
- 黄色い痰が出る
漢方では
痰火擾心(たんかじょうしん)タイプと考えます思い当たることありませんか?
- 唇が青紫色になっている
- 痛みがともなう
- 血流に不安がある
漢方では
血脈瘀阻(けつみゃくおそ)タイプと考えます


