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ACTION1 代謝コントロールとは?

なぜ、太る?問題はひとりひとり違う代謝の低下!つまり、代謝の仕方は同じではなく、体質によってそれぞれ違うのです。だからコッコアポは、体質に伴う代謝の仕方に着目。あなたの体質にあわせて脂質代謝を上げて、余分な脂肪を減らす。これが、コッコアポの代謝コントロール!まずは、あなたの体質を知ることから始まります。

代謝の仕方は、体質によってそれぞれ違う。コッコアポは、代謝コントロール!
  • 燃やす代謝コントロール!
    食べ過ぎる、カラダが食べ物を欲しがる
    →それは摂取するパワーが強すぎる人。
    カラダが必要とする以上にエネルギーを摂取し、代謝できる量を超え続けると、余った分が脂肪として体内に蓄積されます。食欲旺盛な人は、ためこんだ余分な脂肪をもっと燃やすこと。便秘がちな人も老廃物がおなかに溜まった状態で代謝が低下しています。
    摂取するパワー>消費するパワー摂取と消費をイコールにし、
    代謝を上げて燃えやすくコントロールすること。
  • 整える代謝コントロール!
    ストレスが続く、生活が不規則
    →代謝バランスが崩れている人。
    ストレスが続くと、ホルモン分泌や自律神経などに影響をあたえ、過食など食欲にムラができ、カラダの中の巡りの停滞や代謝の低下を招き、余分な脂肪に。食事や生活が不規則な人は、代謝バランスが崩れた状態で、これを整えることが大切です。
    不規則、ムラ、停滞を規則正しくイライラを抑え、規則正しい生活で、
    代謝バランスをより良くコントロールすること。
  • 補う代謝コントロール!
    そんなに食べないのに太る
    →消化するパワーが不足している人。
    胃腸など消化器系の働きの弱まりや、筋肉量が落ちることで代謝が低下。疲れやすくなることで、運動不足になり、食べる量が少なくても、余分な脂肪がつきやすく、太りやすい体質に。まさに代謝機能が上手く働かず、にぶった状態。低下した代謝を戻すことが肝心です。
    エネルギー不足、疲れ、胃腸機能の弱まり胃腸を整え、カラダにエネルギーをあたえ、
    にぶった代謝を戻すこと。
あなたにあった代謝コントロールを。コッコアポは、体質で選べる。だから効く。
  • むくみに代謝コントロール!
    足や顔のむくみに悩む人
    →冷えと水分代謝の低下!
    冷えは水分代謝を悪くし、体内に水分を溜めこんで、むくみを引き起こしやすくなります。さらに、余分な水分は血管を圧迫し、血行を悪くすることで、より冷えやすくなり、むくみと冷えの悪循環に。
    冷えによる余分な水分のため込み、血行不良カラダを温めながら、水分代謝を上げて、
    余分な水分を取りのぞき、
    手足・顔などのむくみ、足腰の冷え症を治す。

ACTION2 体質マッチング!

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知りたい人の

工藤内科 副院長 工藤孝文先生

【監修】工藤内科 工藤孝文先生

福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。帰国後、大学病院、地域の基幹病院を経て、現在は、福岡 県みやま市の工藤内科で地域医療を行っている。ダイエット外来・糖尿病内科・漢方治療を専門とし、日本テレビ「世界一受けたい授業」減量外来ドクター、フジテレビ「ホンマでっか!?TV」漢方治療評論家・肥満治療評論家として、メディア出演 多数。日本内科学会、日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本甲状腺学会、日本東洋医学会、小児慢性疾病指定医。

代謝って?
「代謝」とは、からだの中で起きているもので、私達の生命活動そのものです。一般的には、新しいものと古いものとが入れ替わることと理解されていますが、医学的には、取り入れた栄養をエネルギーに変え(エネルギー代謝)、からだをつくり、修復し、不要物として排出するまで、非常に幅広く捉えられています。
「代謝」の具体例
  • 1.食事などでからだの中に取り込んだ栄養をエネルギーに変える
  • 2.体中にめぐらせる
  • 3.体の構成物質(骨や血液、筋肉や脂肪など)をつくり、修復する
  • 4.いらないものを排出する
  • など、摂取してから排出するまで、からだの中で起こる一連の活動をさします。
エネルギー代謝は大きく3つに分けられる。
  • 食事誘導性代謝
    食べたものを消化・吸収するために内臓などが動き、熱を発する。その際に使われるエネルギー。
  • 活動代謝
    家事や仕事、歩く、荷物を持つなど、日常の活動で動くことに使うエネルギー。
  • 基礎代謝
    体温維持、心臓や呼吸など、人が生きていくために最低限必要なエネルギー。
エネルギー代謝の内訳
エネルギー代謝の内訳 円グラフ
余分な脂肪を減らしたい場合、一般に「食事」と「運動」が重要だとされています。しかし「食事量を減らしたり、運動を続けるのは大変」「なかなか効果を実感できない」という声をよく聞きます。その理由として、まず「食事」。単に食事量を減らすだけではからだの筋肉量を減らしてしまうため、基礎代謝が下がり、かえって太りやすくなるだけでなく、ストレスが溜まります。また、「運動」で汗をかいて痩せたと感じても、水分補給をすれば元に戻ってしまいます。隣の駅まで30分歩いて100kcal消費したとして、缶コーヒーを1本飲めば100kcal摂取で帳消しです。運動によるカロリー消費は、続けるのが大変な割にはカロリー消費量は少ないかもしれません。
では、エネルギー消費の大部分を担う「基礎代謝」を高める、というのはどうでしょう。心臓の動きを自分でコントロールできないように、残念ながらこれを意識的に高めることは容易でありません。また、女性はもともと男性より筋肉量が少ないため、基礎代謝が低い傾向にあります。さらに妊娠・出産という大切な機能があり、多くの脂肪を蓄えていることも痩せにくさの一因となっています。
「肥満」と「代謝」の関係
人の体内ではいろいろな器官・機能が連携しながら様々な化学反応が起きており、重要なのはその収支バランスです。からだが必要とする以上にエネルギーを摂取すると、余った分が脂肪として体内に備蓄されます。適量であれば問題ありませんが、慢性的に代謝できる量を超え続けると、からだは余ったエネルギーを脂肪に変えて蓄えます。余分な脂肪が溜まった状態が「肥満症」です。脂肪1kgがつくには7,000kcal、落とすにはその3倍近いカロリー消費が必要だといわれています。なぜなら、脂肪はそのままではエネルギーにならず、エネルギーとして使われる形に分解されたとしても、すぐに使われなければ再び脂肪に戻ってしまうからです。一度ついた脂肪を落とすのは、とても大変そうですね。ちなみに、脂肪は筋肉と違って熱を生み出しません。おしりや太ももなど脂肪が多い部分は触ると冷たく感じるのはこのためです。
筋肉量の減少は肥満のきっかけに。
肥満の原因は人それぞれで、脂肪がつく部位や落ちやすさも様々ですが、肥満のきっかけとして多く見られるのが、筋肉量の減少です。筋肉は、私たちのからだを支えると同時に、体温をつくり出す働きを担っており、「筋肉の維持」は基礎代謝の中でも一番多くエネルギーを必要とします。筋肉量が減ると代謝が落ちるだけでなく、体温が維持できなくなるため、からだの熱を逃がさないように筋肉が減った分を脂肪で埋めようとします。これが過剰に進むと「肥満」になります。
実は、日本人の摂取カロリーは昭和45年をピークに減少しています(厚生労働省 国民健康・栄養調査より)。にもかかわらず、子供の肥満が増えたり、メタボリックシンドロームが話題になるなど、余分な脂肪に関する悩みは深まるばかり。その背景として注目したいキーワードが「代謝」です。生活が便利になりからだを動かす機会が減る、エアコンの普及で室内外の温度差が拡大する一方で、汗をかくことが少ない、ストレスや不規則な生活など、現代社会は代謝を低下させる要因が山積みです。さらに、年齢を重ねるごとに自然と代謝が低下することを考えると、食事や運動だけで代謝を高めることはとても難しいことといえるでしょう。内側からキレイで輝き続けたいと願うなら、より意識的に代謝を高める工夫をすることが必要なのです。