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あの人に聞いてみよう #02 シートマスク

立体形状で顔の凹凸にピタッと密着するシートマスク「超浸透3Dマスク」シリーズ。開発を担当したビューティケア研究所の生山主任研究員に、リニューアルの経緯や商品開発への思いや使い方のコツなどを聞きました。

生山主任研究員
ビューティケア研究所

Chapter 01

写真:ビューティケア研究所 生山主任研究員 2

5年ぶりのリニューアル。ギリギリまで議論を尽くして、納得のマスクができました。

商品をリニューアルするというのはちょっとした冒険で、新しいお客様と出会いたいという思いの一方、これまで愛用してくださったお客様はどう思われるだろうという心配が芽生えます。だから開発の現場では、いつもギリギリまで議論が続くんです。

3Dタイプの場合、やはり一番のポイントは立体形状ですね。アゴの下までしっかりカバーできて、小鼻のまわりも隙間をつくらずケアできるのが特長です。初めて3Dタイプを使ったお客様は、多くの方が「フィット感に感動した」というコメントを寄せてくださいます。

美容液の処方では、今回、ヒアルロン酸(保湿成分)を配合した“超もっちり*”タイプで大幅な変更を加えました。今まで(従来品)以上にもっちり感を与えながら、ベタつきは抑えるという課題にトライしたのです。

両方を叶えることは容易ではありませんが、製造方法等も含め、生産開始の直前まで検討を重ねて、納得のいく商品に仕上がったと思っています。

超もっちり
「肌美精 超浸透3Dマスクシリーズ」の中で美容液を含んだマスクが、最ももっちりしている感触のこと

マスクを使うときの基本は、汗や汚れをしっかり落としてから美容液を補充してあげること。

今回は『超浸透**3Dマスク』シリーズと同時に、『うるおい浸透マスク』シリーズもリニューアルしました。それぞれ、お肌の悩みに合わせて処方やシート素材の異なる商品を用意しているのですが、どれを使うときにも共通の基本があります。

それは、皮膚についた汗や汚れをしっかり落としたあとで使うということ。お風呂上がりにまず化粧水で水分を与え、そこにマスクの成分を浸透させるのが理想です。肌美精の3Dマスクは1枚ずつ個包装になっていますので、袋からマスクを取り出す前に、暑い季節なら冷蔵庫に入れておいたり、ヒヤッとする冬場なら湯船に入れて温めておくと快適に使えますよ。長時間入れたりしなければ品質にも影響しないので、試してみてください。

入浴中に使うのもよさそうに思えますが、実はあまりおすすめできません。毛穴が開くため美容液が馴染みやすくなる一方、どうしても汗が出て、美容成分は肌にしっかりと浸透しにくいというデメリットがあります。

超浸透
マスクの面積が肌美精シリーズの中で最も広く、広い範囲に浸透すること

Chapter 02

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日本にも海外にも次の商品を生み出すヒントがいっぱい。アンテナは広く張っておきたい。

おかげさまで、肌美精のマスクシリーズはリニューアル後も好評をいただいています。ただ、使用されているのは比較的年齢層の高い方が中心なので、これからはもっと若い人にも使っていただけたらと思っています。

そこで、シートマスクに限らず、食べ物であったりファッションであったり、若い人の興味がどのあたりにあるのか、街のお店からテレビや雑誌、インターネットまで、いろいろなところにアンテナを張っています。ときには、海外に出かけて見聞を広げることもありますね。

韓国や台湾、香港などのお店には、日本よりたくさんの種類のマスクがそろっていて、機能性だけでなく、楽しい仕掛けや遊び心のある商品が多いです。そうした方向性も、新しい商品のヒントになるのかなと思っています。

Chapter 03

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お客様の思いにどこまでも近づいて、最後は自分の感性を信じる。それが私のシートマスク開発法です。

商品としてお届けする以上、もちろん安心・安全が第一で品質の良さも欠かせませんが、そのうえで、お客様が何を感じ、何を求めておられるのか、一人でも多くの方の声に耳を傾けて、新しい商品の開発にチャレンジしたいと思っています。

ただ、開発の途中でどうしても判断に迷ったときは、今までもそうだったように、一人の愛用者として自分の感性を信じて前に進んでいきたいですね。

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