漢方薬名解説

一般的に「高血圧の随伴症状」に使われる漢方薬

七物降下湯(しちもつこうかとう)

目次

「七物降下湯」はこんな方に!

加齢による高血圧の随伴症状タイプ

「体力中等度以下で、顔色が悪くて疲れやすく、胃腸障害のないもの」

例えば・・・

  • 年々血圧が上がっていて、それに伴う症状が見られるという方
  • 疲れやすく、顔色が悪いという方

「七物降下湯」はどんなふうに効くの?

体の中をめぐっている「気」や「血(けつ)」は加齢とともに減っていきます。「気」「血(けつ)」が足りなくなると、体は足りなくなった部分に「気」「血(けつ)」を早く送ろうとし、そのため血圧が上がるのです。年齢とともに高血圧の随伴症状が気になるようになった方はこのタイプであることがほとんどです。

「七物降下湯(しちもつこうかとう)」は、「気」と「血(けつ)」を増やしてめぐりを良くすることで、高血圧の随伴症状を改善していきます。


漢方用語解説
目に見えないが人の体を支えるすべての原動力のようなもの
全身の組織や器官に栄養を与えるもの

配合されている生薬は?

  • 釣藤鈎(ちょうとうこう)
  • 地黄(じおう)
  • 当帰(とうき)
  • 川芎(せんきゅう)
  • 芍薬(しゃくやく)
  • 黄耆(おうぎ)
  • 黄柏(おうばく)

漢方的考え方で高血圧の随伴症状を分析

漢方では、高血圧をストレスによるものと、加齢によるものに分けて考えます。
加齢によって高血圧が進んでも、あまり自覚症状が現れないことが多いようです。年とともに血圧の変調を起こす人や虚弱な人が、血圧が高くなるのは、全身の栄養やうるおいが不足するためだと考えます。体に栄養が足りないのに全身にめぐらせようとして、血圧が高めになったり、うるおいがないことで、血管が硬くなり、その結果血圧が高くなるのです。心臓より上にある頭部には栄養を届けにくいので、耳鳴りや頭重といった症状を感じます。


漢方用語解説
目に見えないが人の体を支えるすべての原動力のようなもの
全身の組織や器官に栄養を与えるもの


症状・悩みから選ぶ‐「高血圧の随伴症状」

漢方薬での高血圧の随伴症状の治し方

西洋医学では、利尿薬や血管に直接作用して血圧の数値をコントロールする薬を使います。

一方、漢方では、血圧を上げる原因を改善することで、高血圧による随伴症状を改善させます。加齢により血圧が高めになり、いろいろな症状が気になる方に用いるのが「七物降下湯(しちもつこうかとう)」です。高齢者や体質虚弱な方の高血圧の随伴症状(のぼせ、肩こり、耳鳴り、頭重)に広く用いられています。最低血圧が高い方にもよく使われます。


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