漢方薬名解説

一般的に「身体虚弱」に使われる漢方薬

人参養栄湯(にんじんようえいとう)

目次

「人参養栄湯」はこんな方に!

フラフラ身体虚弱タイプ

「体力虚弱なもの」

例えば・・・

  • 昔より食欲も元気もなくなってきたという方
  • 疲れやすく人に会ったり、出かけるのもおっくうという方
  • 筋力も低下した気がするという方

「人参養栄湯」はどんなふうに効くの?

「人参養栄湯(にんじんようえいとう)」は消化器のはたらきを高め、栄養をすみずみにいきわたらせ、「気」と「血(けつ)」の両方を補います。

また、『有形の「血(けつ)」は自生することあたわず、無形の「気」よりしょうず』と言われるように、同時に「気」を増やすことで、補血を助けます


漢方用語解説
目に見えないが人の体を支えるすべての原動力のようなもの
全身の組織や器官に栄養を与えるもの

配合されている生薬は?

  • 人参(にんじん)
  • 当帰(とうき)
  • 芍薬(しゃくやく)
  • 地黄(じおう)
  • 白朮(びゃくじゅつ)
  • 茯苓(ぶくりょう)
  • 甘草(かんぞう)
  • 桂皮(けいひ)
  • 黄耆(おうぎ)
  • 遠志(おんじ)
  • 陳皮(ちんぴ)
  • 五味子(ごみし)

漢方的考え方で身体虚弱を分析

漢方では、身体虚弱を「気血の不足」が原因と考えます。

人のカラダは「先天的に受け継いだもの」と「後天的に補われるもの」の2つによって支えられ、活動しています。「血(けつ)」の材料は飲食物であり、消化吸収によって「血」のもとになるものを補います。そして「気」の作用によってスムーズに血が生成されていきます。

加齢や病後などで食欲が落ちてきた、昔よりも元気がないなど消化吸収に問題があると、「後天的に補う力」は弱まるため、補われるはずの「気血」を十分に補えず、心身への栄養分が足りなくなってしまいます。「気血」の不足は、身体虚弱だけでなく、精神不安、不眠、体力低下、やせてくるなど、さまざまな症状につながると漢方では考えます。


漢方用語解説
目に見えないが人の体を支えるすべての原動力のようなもの
全身の組織や器官に栄養を与えるもの


症状・悩みから選ぶ‐「身体虚弱」

漢方薬での身体虚弱の治し方

身体虚弱を改善するためには、「気血」の不足を補うことが必要です。

漢方では、ただ栄養を補うだけでなく、飲食物の消化吸収を高めながら、「気血」を補っていくため、本来からだが持っている「後天的に補う力」を高め、身体虚弱を改善していきます。

「気」は「血」を作る手助けをするため、「血」を補うだけでなく、同時に「気」も補うことで、よりスムーズに気血を補っていきます

1カ月を目安として服用していただいても症状に改善が見られない場合は医師等にご相談ください。


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