高いメイク落とし性能を持ち、顔面マッサージがしやすく、
水が混ざってもメイク落とし性能が低下しないメイク落とし処方の開発
(IFSCC 2010 Congressブエノスアイレス大会にて発表いたしました)
本研究では非イオン界面活性剤として多鎖型で分岐があるPHMISを用いて、クレンジング機能とマッサージが可能な粘性を併せ持つジェル様の製剤を開発しました。
ポリオールやco-surfactantを利用したことにより、水/PHMIS/油系だけでは達成できない、多量の油を保持したラメラ液晶型のジェルを得ました。 このジェルをメイク落とし製剤として利用すると、従来のものより水の可溶化量も増大し手や顔が濡れた状態でも使用可能となりました。
このジェルは多量の水や油を可溶化できるようになったことから水/油の界面張力が小さくなりクレンジング機能が向上しました。レオロジー測定からは濡れた状態で使用した時も粘性的な性質を維持しており、使用環境によらずマッサージ性が良好であることがわかりました。
※本研究成果は、9月21日に、IFSCC2010Congressブエノスアイレス大会(開催日程 9/20-23)において、発表いたしました。
本リリースに関するお問い合わせ
-
<お問い合わせ先> クラシエ株式会社
コーポレートコミュニケーション部(広報/PR 代表)080-7642-9073月曜日~金曜日 10:00~17:00 (祝日・弊社休業日を除く)