Kracie

研究開発ニュース

クラシエ製薬株式会社
学会発表

日本薬局方ではショウキョウ等に[6]-ギンゲロールの定量法が設定されている。[6]-ギンゲロールは高価であるとともに、化学的な面で安定性に課題があり、更にその性状から秤量等における操作性が悪い。今回、qNMRとHPLCを用いて4-ヒドロキシ安息香酸エステルについて[6]-ギンゲロールに対する質量吸光係数比を算出し、質量吸光係数比で値付けした4-ヒドロキシ安息香酸エステルを用いて [6]-ギンゲロール定量法が実施できるかを検討した。質量吸光係数比で補正した4-ヒドロキシ安息香酸プロピル及びベンジルを用いてショウキョウの[6]-ギンゲロールを定量したところ、[6]-ギンゲロールを用いて定量した結果と比較して差はいずれも3%以内であった。一定条件下の定量法においては質量吸光係数比で値付けした代替標準品の使用は有用であり、他の成分についても検討を進めたい。
(350字/150~400字)

学会・雑誌

日本薬学会第139年会