漢方療法推進会 こころとからだに自然の力

商品情報

杞菊地黄丸第2類医薬品

年のせいだとあきらめないで! 疲れ目、かすみ目に効く

杞菊地黄丸こぎくじおうがん

“目にいい”といわれる「枸杞子[くこし]」「菊花[きくか]」を配合しています

“目の調子”は「肝[かん]」、「腎[じん]」と密接な関係

“目の調子”は「肝[かん]」、「腎[じん]」と密接な関係

漢方では、「気[き]」「血[けつ]」といったエネルギーや栄養などが、過不足なくからだ中をめぐることで健康が保たれるとされます。とくに、「五臓」と呼ばれる臓腑は、それぞれ対応するからだの各器官に栄養やエネルギーを与える重要なものと考えられています。その中で、『肝は血を受けてよく視[み]る』といわれ、「肝」に蓄えられた「血」の栄養とうるおいが十分に届くことによってはじめて、目は正常な状態を保つことができるとされます。さらに、「肝」は「老い」をつかさどる「腎」とも深いつながりがあるため、加齢に伴う目の症状には「肝」と「腎」を補うことが良いとされます。

「腎」を支える漢方薬「六味丸」

「六味丸」には、漢方でいう「補腎益精[ほじんえきせい]」のはたらきをもつ生薬が体において必要な栄養物を補い、「清熱涼血[せいねつりょうけつ]」のはたらきをもつ生薬が体のなかの余分な熱を取り除き、「淡滲利水[たんじんりすい]」のはたらきをもつ生薬が余分な水分を体外に出します。それらが相互的にはたらきあって、漢方的な解釈でいう「腎」を良い方向に導いていきます。

「六味丸」に「枸杞子[くこし]」と「菊花[きくか]」を配合

「腎」を補う代表的な処方である「六味丸」に“目にいい”といわれる「枸杞子[くこし]」と「菊花[きくか]」を配合したのが、「杞菊地黄丸[こぎくじおうがん]」です。枸杞子とはクコの実のことで、昔から実だけでなく、木の葉や根の皮も滋養強壮やかすみ目などに使われていました。また、菊花は「清熱[せいねつ]」という熱を取り除くはたらきがあり、目の充血をとるとされています。 以上のようなはたらきで腎と肝を補いながら、目にはたらき掛けるため、疲れ目やかすみ目などに効くのです。

“目にいい”といわれる「枸杞子[くこし]」「菊花[きくか]」

商品スペック

特長

●「杞菊地黄丸」は、漢方の古典といわれる中国の医書「医級[イキュウ]」に収載されている薬方です。
●「杞菊地黄丸」は、「六味地黄丸[ロクミジオウガン]」に菊花[キクカ]と枸杞子[クコシ]を加えた処方で、体力中等度以下で、疲れやすく胃腸障害がなく、尿量減少又は多尿で、ときに手足のほてりや口渇がある人のかすみ目、つかれ目、のぼせ、頭重、めまい、排尿困難、頻尿、むくみ、視力低下などに効果があります。

成分

成人1日の服用量24丸(6.0g)中、次の成分を含んでいます。
〔クコシ・キクカ各0.288g、ジオウ1.152g、サンシュユ・サンヤク各0.576g、ブクリョウ・ボタンピ・タクシャ各0.432g〕
添加物として、ハチミツ、滑石を含有する。

効能

体力中等度以下で、疲れやすく胃腸障害がなく、尿量減少又は多尿で、ときに手足のほてりや口渇があるものの次の諸症:
かすみ目、つかれ目、のぼせ、頭重、めまい、排尿困難、頻尿、むくみ、視力低下

用法・用量

次の量を1日3回水又は白湯にて服用。
成人(15才以上)・・・1回8丸
15才未満・・・服用しないこと