漢方療法推進会 こころとからだに自然の力

漢方について

漢方療法推進会について

漢方療法推進会のシンボル 「やげん」マーク

漢方療法推進会は、その名のとおり「漢方」を通して人々の健康増進に寄与することを目的とし、定期的に勉強会、研究会、セミナー、講演などを開催しながら、学術知識の研鑽とカウンセリング技術の向上のため、積極的に活動している組織です。1985年9月に発足し、現在、約750店の薬局・薬店が加盟しています。

“こころとからだに自然の力”イメージ 私たちは、“こころとからだに自然の力”をコンセプトとして、要となる漢方薬においては、厳選した産地の生薬を使用するとともに、原料生薬からエキス粉末、製剤に至るまでの製造工程においても、厳しい基準をクリアした高い品質の製品のみを採用しております。さらに、卓越した漢方知識・お客様の満足を追求した相談技法によって、健康であり続けたい皆様の手助けをさせていただきたいと願っております。

一人ひとり性格や顔が違うように、病気を治療し、健康を増進する方法も人によってさまざまです。医療機関では一人ひとりにカルテが用意され、患者さんの症状や患部の状態などを見て、聞いて、触れた結果から、判断(診断)されます。
「カウンセリングができる」薬局・薬店でも、お客様にさまざまな質問をします。一見病気には直接関係しないようなことも含まれるかもしれませんが、お客様の体質・健康状態を知るための大切な指針となるのです。このため、お客様としっかりした信頼関係が築けるよう、私たちは日ごろから努力しています。

私たちはこんなことを心がけています!

皆様のお悩みを少しでも改善できるよう、私たちは常にこのような努力をしています。

- 知識の勝負 -

漢方で重要なのは「病気を知る」ということ。どんな病気・症状の方が来店されても、そのすべてに対応できなければなりません。漢方はもちろん、現代医学や新しい治療法などの知識も必要です。変革の早い世の中だからこそ、さまざまな情報源から吸収する姿勢が大事。漢方療法推進会では、定期的に勉強会を開催して、薬局・薬店の会員のレベル向上に努めています。

- “親の身になって接する” -

お客様に接する際は、親身になって相談に乗ることを心がけています。親身とは文字どおり、“親の身”になるということ。言葉では簡単ですが、単にモノを売ろうという姿勢では、子を慈しむ親のように接することはできません。病気というのは、つらいことや悲しいことがあったときに、その人の一番弱いところに症状を起こすものです。病気のつらさに共感する“心”を持ってお相手できるよう、心がけています。

- 真摯な対応 -

カウンセリングで重視していることに、“お客様との信頼関係を作る”ことがあげられます。大事なことはごまかさない。「信頼は真摯な姿勢から」を肝に銘じて、お客様からの質問にも正直に対応し、自分の知識の範囲できちんとお話することを心がけています。

- 気持ちから「治す」 -

病気を治すには、お客様の不安感を取り除くことも重要。現在の状況と今後の指針を具体的に説明して、「こうなると快方に向かうんだな」という治療への希望を持っていただき、「治そう」という気持ちになっていただくことが大切です。病気を治すのは私たちだけでなく、「治そう」という気持ちになったお客様ご自身だということです。

- 生活アドバイスも -

食養生など生活アドバイスも大切です。例えば朝は温かいものを中心によく食べて、夕食後が終われば寝る2時間前には食べ物を入れないようにする。消化器系を工場だとすれば、寝る前にたくさんの食べ物を胃腸に入れると、朝まで残業で負担を強いることになります。それが体調不良の原因になっているわけですが、こうしたお話も理解していただくことで、薬の量も減らせて、改善も早くなります。