#019

クラシエの漢方が伝えたい100のこと。

#019

生薬の品質を瞬時に見抜く最初の番人

原料生薬は栽培品や自然由来のもの。毎日大量の生薬を使用するクラシエの高槻第二工場には、生薬の違和感に気づく生薬管理責任者という「目利き」がいます。西洋薬と異なり、生薬に含まれるさまざまな成分が一体となって効果を出す漢方薬は、成分を機械で測定するだけでなく、見た目や匂いの変化を察知する人間の五感を使った確認も、安定した医薬品品質を守るための重要な確認項目。高槻第二工場の生薬を秤量する担当者は「この生薬、いつもと違うところはないか?」そんなことも意識しながら作業しています。

日々生薬を見続けている担当者の目が違和感に気づいた際に見比べられるように、秤量室には生薬のサンプルが置いてあります。