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「いぼ」はなぜできる?その原因と対策法おとなのいぼ研

「いぼ」の部位ごとの原因とケア:頭のいぼ

ブラシが当たる頭のいぼ(イボ)をどうにかしたい!

頭にいぼ(イボ)ができると、ブラッシングのときに引っかかってしまったり、シャンプーのときに爪で傷つけたりしてしまうことがあります。ここでは、頭にできるいぼ(イボ)についてご説明します。

1. いぼ(イボ)は頭にもできる!

髪の毛がたくさん生えているので、頭皮にいぼ(イボ)なんてできるの?と思われるかもしれませんが、頭皮も皮膚の一部であることから、ほかの部位と同様にいぼ(イボ)ができます。
また、頭皮は毛穴が密集しているため、皮脂分泌が多い場所です。こうしたことから、"皮脂分泌が過剰な状態"の意味をもつ「脂漏」という名前がついた、脂漏性角化症ができやすいと考えられています。脂漏性角化症について詳しく説明していきます。

2. しみ(シミ)からいぼ(イボ)へ

脂漏性角化症は、別名老人性いぼ(イボ)と呼ばれ、頭に近い部位のこめかみ付近でよく見られます。"老人性"といわれる理由は、加齢による皮膚の老化が原因のひとつと考えられているからです。健康な皮膚では、一定周期を経て細胞が生まれ変わります。これをターンオーバー(※)といいますが、年齢を重ねることで、細胞の生まれ変わりが滞り、古くなった細胞やメラニン色素が排出されにくくなります。すると、しみ(シミ)が現れるようになり、このしみ(シミ)が少しずつもり上がっていくことで、老人性いぼ(イボ)になるのです。また、老人性いぼ(イボ)は、加齢のほかにも紫外線が一因といわれています。

3. 頭にできてしまったらどうする?

老人性いぼ(イボ)は、放置したままでも問題はありませんが、自然に消えることはありません。また、年齢とともに増えてきり、時間とともに徐々に大きくなったりします。そのほか、老人性いぼ(イボ)は悪性腫瘍と見た目が似ている場合があるので、気になったときは医療機関にご相談ください。医療機関での除去方法は、液体窒素による凍結療法、電気焼灼法、炭酸ガスレーザー治療などがあります。炭酸ガスレーザー治療は、患部にレーザーを当てて、一瞬で患部に含まれる水分を加熱し蒸散させることで、いぼ(イボ)を除去します。患部周辺の血管を一瞬で固めるはたらきもあるので、出血があまりないことも特徴です。

4. 頭皮用オイルで保湿ケアを

頭のいぼ(イボ)には、紫外線対策が有効です。顔や腕のように日焼け止めを塗ることができないので、帽子や日傘で紫外線をしっかり防ぐことがポイントです。また、頭皮が乾燥すると、肌のバリア機能(※)が低下することがあります。そうなると、紫外線の刺激を強く受けてしまう場合もあるので、頭皮用のオイルやローションなどで保湿ケアをしっかり行いましょう。

※いぼ(イボ)は、良性のものがほとんどですが、まれに悪性の場合もあります。いぼ(イボ)を見つけたら、自分で判断せずに医師・薬剤師にご相談ください。

用語解説

●肌のバリア機能 乾燥や外部刺激から肌を守るはたらきのこと。肌にうるおいが保たれているときにバリア機能が発揮される。 ●ターンオーバー 表皮細胞の生まれ変わりのこと。一定の周期で新しく生まれた細胞が皮膚表面まで押し上げられ、はがれ落ちるまでのことを指し、平均的な周期は約28日間とされる。この周期が乱れると、肌トラブルが起こりやすくなる。


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