ストレス社会の現代…、めまい、立ちくらみに悩む人は多い?

めまい イメージ

目次

目の前がグルグル回る、ふわふわする…
めまいの種類

めまいには、目の前がグルグル回るように感じる回転性のめまい、足下がふわふわふらつく浮遊性のめまい、立ち上がったときにクラッとくる立ちくらみなどがあります。

こうしためまいの症状としては以下のようなものがありますので、当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

  • 目の前がグルグル回るようなめまいがある。
  • ふらつきがある。
  • 突然立つと立ちくらみがする。
  • 耳鳴りがある。
  • 耳がふさがった感じがある。
  • 疲れやすく体が重い。
  • 頭痛があり、頭が重だるい。
足がつった人 イメージ

めまいは、忙しい状況が続いて疲労が蓄積したり、強いストレスを受けたりすると起こることもあり、ストレス社会といわれる現代では、こうして起こるめまいに悩んでいる人が少なくないといわれています。

めまいの原因はさまざま

めまいは耳(内耳)や脳といった器官や自律神経系に起因するものなど、の原因はさまざまです。

耳の異常や病気

耳の奥にある内耳は、聴覚や平衡感覚をつかさどっていて、この場所の異常が原因でめまいが起こることがあるといわれています。回転性のめまいは耳に原因があることが多いと考えられています。

脳やその他の部位の病気

注意がとくに必要な脳梗塞や脳腫瘍といった、脳にかかわる病気もめまいの原因とされています。ろれつがまわらなくなったり、激しい頭痛がしたりする場合は早急に受診が必要になります。

めまいに悩む人 イメージ

血圧の低下

急に立ち上がるなどで血圧が下がって、脳に送られる血液の量が一時的に少なくなると、クラクラする立ちくらみといっためまいが起きやすくなります。

ストレスや自律神経の乱れ

ストレスや疲労、睡眠不足などによる自律神経の乱れは、めまいの原因や悪化のきっかけになるといわれています。疲れやストレスをためこまないようにして、十分な睡眠とリラックスできる時間をつくることが大切です。

こうしためまいの診療をしているのは、耳鼻咽喉科、神経内科、脳神経外科などですが、めまいの診断は難しく、病名がはっきりしないこともあります。

めまいには漢方薬という選択肢も

漢方では「水(すい)」の代謝が悪くなり、「水(すい)」が体の上のほうでたまって「気」のめぐりをさまたげると、めまいが起こると考えられています。

・自分や周囲がグルグル回る感覚がある方
・フラフラしてまっすぐ歩けなくなることがあるという方
・ストレスをためやすい方

などにおすすめの漢方製剤

苓桂朮甘湯リョウケイジュツカントウ

「気」を補ってその上昇を助けるとともに、たまった「水(すい)」をとり除きます。また、尿量を増やして余った水分を出し、滞った「水(すい)」の流れを整えます。一般に、体内に水分が余ることで起こると考えられる、めまい、立ちくらみ、頭痛、耳鳴りなどに作用します。

苓桂朮甘湯 8日分 商品画像
第2類医薬品
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「クラシエ」漢方苓桂朮甘湯エキス顆粒/苓桂朮甘湯エキス錠クラシエ

効能:体力中等度以下で、めまい、ふらつきがあり、ときにのぼせや動悸があるものの次の諸症:立ちくらみ、めまい、頭痛、耳鳴り、動悸、息切れ、神経症、神経過敏

「24包」希望小売価格:1,980円(税込)
「360錠」希望小売価格:3,960円(税込)

日常生活で気になる
めまいをケアする方法は?

最後に、日常生活の中で、めまいをケアする方法をご紹介します。

ストレスをためない

心と体に過剰なストレスがかかると自律神経のバランスが乱れてめまいを悪化させる場合があります。日常生活のなかで、リラックスや息抜きができる時間や、趣味や体を動かしたりできる時間をつくれるよう意識しましょう。

よく静養する

「静養」とは“心身を静かにして生命を養う”ことです。忙しくても、心と体を休ませることはとても大切。忙しいときこそ、静養する時間を作るように心がけましょう。

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