INTERVIEW クラシエのヒト

シートマスクを語る。

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プロ卓球選手 福原 愛

ビューティケア研究所 生山主任研究員

このシートマスクは、私の顔の形を知ってるみたい。

初めてのシートマスク体験は中学生のとき。先輩である社会人の卓球選手が使っているのを「素敵だなあ」と思って見ていたら、ペタッと貼ってくれました。なんだか大人になった気分で、とてもうれしかったですね。
自分で使うようになったのは20歳ぐらいからです。乾燥しがちな飛行機のなかで使ったり、遠征のときに選手同士で交換したりするので、海外にも必ず持って行きました。友人から「海外にしか売っていない珍しいのがあったら買ってきて」と頼まれたこともあるんですよ。
もちろん、家でもよく使いますし、夫もシートマスクが好きなようです。上の娘は、私が黒いマスクをすると涙も出ないぐらいに怖がるんですけど、剥がすのは楽しいようで、「お手伝いする!」って言いながらペラペラ剥がしてくれます。そういえば私がマスクをすると犬が「ん?」って顔をして見ていますね。
そんなわけで、保湿や美白から引きしめ、それに海外の変わり種まで、とにかくシートマスクにはずっとこだわって、いろいろなタイプを使ってきました。
そんな私が驚いたのが顔全体にピタッと密着する肌美精の3Dマスクで、「これ、私の顔の形に合わせてつくったんじゃない?」って思うほど。美容液がたっぷりなのにベタベタしないのもお気に入りで、今、私のマストアイテムですね。

5年ぶりのリニューアル。ギリギリまで議論を尽くして、納得のマスクができました。

商品をリニューアルするというのはちょっとした冒険で、新しいお客様と出会いたいという思いの一方、これまで愛用してくださったお客様はどう思われるだろうという心配が芽生えます。だから開発の現場では、いつもギリギリまで議論が続くんです。
3Dタイプの場合、やはり一番のポイントは立体形状ですね。アゴの下までしっかりカバーできて、小鼻のまわりも隙間をつくらずケアできるのが特長です。福原愛さんは「子どもの相手をしたり、家事をしながら使ったときにはがれ落ちないのもうれしい」とおっしゃっていました。初めて3Dタイプを使ったお客様は、多くの方が福原愛さんと同じように「フィット感に感動した」というコメントを寄せてくださいます。
美容液の処方では、今回、ヒアルロン酸(保湿成分)を配合した“超もっちり*”タイプで大幅な変更を加えました。今まで(従来品)以上にもっちり感を与えながら、ベタつきは抑えるという課題にトライしたのです。
両方を叶えることは容易ではありませんが、製造方法等も含め、生産開始の直前まで検討を重ねて、納得のいく商品に仕上がったと思っています。

*超もっちり:「肌美精 超浸透3Dマスクシリーズ」の中で美容液を含んだマスクが、最ももっちりしている感触のこと

マスクを使うときの基本は、汗や汚れをしっかり落としてから美容液を補充してあげること。

今回は『超浸透3Dマスク**』シリーズと同時に、『うるおい浸透マスク』シリーズもリニューアルしました。それぞれ、お肌の悩みに合わせて処方やシート素材の異なる商品を用意しているのですが、どれを使うときにも共通の基本があります。
それは、皮膚についた汗や汚れをしっかり落としたあとで使うということ。お風呂上がりにまず化粧水で水分を与え、そこにマスクの成分を浸透させるのが理想です。肌美精の3Dマスクは1枚ずつ個包装になっていますので、袋からマスクを取り出す前に、暑い季節なら冷蔵庫に入れておいたり、ヒヤッとする冬場なら湯船に入れて温めておくと快適に使えますよ。長時間入れたりしなければ品質にも影響しないので、試してみてください。
入浴中に使うのもよさそうに思えますが、実はあまりおすすめできません。毛穴が開くため美容液が馴染みやすくなる一方、どうしても汗が出て、美容成分は肌にしっかりと浸透しにくいというデメリットがあります。

** 超浸透:マスクの面積が肌美精シリーズの中で最も広く、広い範囲に浸透すること

日本にも海外にも次の商品を生み出すヒントがいっぱい。アンテナは広く張っておきたい。

おかげさまで、肌美精のマスクシリーズはリニューアル後も好評をいただいています。ただ、使用されているのは比較的年齢層の高い方が中心なので、これからはもっと若い人にも使っていただけたらと思っています。
そこで、シートマスクに限らず、食べ物であったりファッションであったり、若い人の興味がどのあたりにあるのか、街のお店からテレビや雑誌、インターネットまで、いろいろなところにアンテナを張っています。ときには、海外に出かけて見聞を広げることもありますね。
福原愛さんもよくご存じなのですが、韓国や台湾、香港などのお店には、日本よりたくさんの種類のマスクがそろっていて、機能性だけでなく、楽しい仕掛けや遊び心のある商品が多いです。そうした方向性も、新しい商品のヒントになるのかなと思っています。

お客様の思いにどこまでも近づいて、最後は自分の感性を信じる。それが私のシートマスク開発法です。

商品としてお届けする以上、もちろん安心・安全が第一で品質の良さも欠かせませんが、そのうえで、お客様が何を感じ、何を求めておられるのか、一人でも多くの方の声に耳を傾けて、新しい商品の開発にチャレンジしたいと思っています。
ただ、開発の途中でどうしても判断に迷ったときは、今までもそうだったように、一人の愛用者として自分の感性を信じて前に進んでいきたいですね。