足が冷たい!足指ツボのマッサージで足の冷えを改善!寝る前の足をポカポカに-冷え性の原因や対処法

この記事をクリップする

足が冷たい!足指ツボのマッサージで足の冷えを改善!寝る前の足をポカポカに-冷え性の原因や対処法

目次

気温がぐっと下がるこの季節。足が冷えて寝付けないことはありませんか?湯船でしっかり温まったはずなのに、髪の毛を乾かしているうちにあっという間に足が冷えてしまう、なんて方も多いのではないでしょうか。
そんな足が冷えて、寝つけない方必見!冷えに効果的な簡単筋トレ法と、すぐに足がポカポカになる足指のマッサージをご紹介します。また、冷えが気になる方におすすめの食材とNGな食品の他、手足の冷えに効果のある漢方薬をご紹介します。

足が冷たくて眠れない!足の冷えには、ふくらはぎと足の指が改善のカギ

冷えを改善するには、体温を上げられるカラダをつくることが大事です。そのためには熱を生み出すための筋肉をつけることがマスト。特に“第二の心臓”とも呼ばれるふくらはぎの筋肉をしっかりつけることが重要です。
さらに、足が冷えて眠れない人に効果的なのが、指間マッサージ。寝る前に行うと足が温まりぐっすり眠れると思います。

足が冷たい方は普段からふくらはぎを意識しよう!

ふくらはぎのトレーニングをすると脚が太くなるのでは……と思っていませんか?ふくらはぎの筋肉はカラダの最下部にあり重力の影響を受けるため、冷えや同じ姿勢を長時間続けることなどで滞った余分な水分などが溜まりむくみやすい場所です。ぽっちゃり足が気になる方はむくみが原因という場合も少なくないかもしれません。むくんでぽっちゃりとしたふくらはぎを引き締まった筋肉に変えていけば、冷えない足とともに美しい脚も手に入ります。冷えやむくみに悩んでいる方はぜひ、ふくらはぎの筋トレを取り入れてみてください。

■足の冷え対策にマスト!ふくらはぎの筋トレ
筋肉をしっかり使うため、ふくらはぎの筋肉を子持ちししゃものように盛り上がらせるイメージで行いましょう。
① 椅子や壁につかまって立つ
② かかとをあげる
③ ゆっくりかかとを床におろす
④ ②〜③を10回繰り返す
※壁に手を添えたり、何かにつかまって行うと安定してできます。
※歯磨きをしながらや通勤電車でつり革につかまりながらの「ながら運動」におすすめです。
足の冷え対策にマスト!ふくらはぎの筋トレ

<PR>

漢方セラピー店舗検索
漢方セラピーってどこで買えるの?あなたの近くにある店舗を検索しよう!

漢方セラピー店舗検索

詳しく見る

足が冷たくて、眠れないときには必須!おやすみ前の温め足指ツボマッサージ

足指の間には指間リンパがはりめぐらされています。この足指の間にあるツボ「八風(はっぷう)」をマッサージで刺激するだけで簡単に足が温まるのです。
足が冷たくて、眠れないときには必須!おやすみ前の温め足指ツボマッサージ

■足の冷えに即効効果のツボマッサージ法
① 足の小指と薬指の間に手の親指を差し込む(指間のツボにしっかり当たるように)
② 指の股を痛気持ちいい程度の強さでと押しながら手の親指の側面でこするように3秒程度マッサージ
③ 小指側からスタートし親指と人差し指の間まで行う
※足の指が動かないように押さえながら行いましょう。
※全部の指間を終えてもまだ冷えている場合は、状況に合わせて1〜2セット追加しましよう。
※マッサージ後10分以内にぬるめの白湯を150mL程度飲むと、老廃物の流れやリンパのめぐりがよくなるので効果的です。
足の冷えに即効効果のツボマッサージ法
※疲れて早く眠りたい時は手と足を握手するようにぎゅーっと握り、パッと離すだけでも効果的です。手、足を交互に力を入れて握り合うのを合計10回くらい行うとよりよいでしょう。
手と足を握手するように握り、パッと離すをくりかえす

手足の末端冷え性とは?症状や原因、対処法を知ろう

手足の末端冷え性とは、足の先や指先が冷えてしまう状態のことです。特に女性に多く見られる冷え性の一種で、血行が悪くなると体温が下がり、足の末端だけでなくふくらはぎや体全体も冷えやすくなるのが特徴です。手足の末端冷え性の症状は、足の先が冷たくなるだけでなく、色が青白くなったり、しびれたり、痛みを感じたりすることもあります。

手足の末端冷え性の原因は、血液の循環が悪くなることです。血液は体の各部分に酸素や栄養を運ぶ役割をしていますが、血管が収縮したり、詰まったりすると血液が流れにくくなります。このような状態が長く続くと、足の末端に十分な血液が届かず、冷えてしまうのです。手足の末端冷え性を対処する方法は、以下のようなものがあります。

運動をする。運動は血行を良くし、体温を上げる効果があります。特に有酸素運動やストレッチなどは足の末端にも血液を送りやすいです。

暖かい服装や靴下を着用する。足の末端を直接温めることで、血管が拡張し、血流が改善されます。特に寝る前は靴下を履くことがおすすめです。

食生活を見直す。ビタミンやミネラルなどの栄養素が不足すると、血管の働きが低下し、冷え性を悪化させます。特にビタミンEや鉄分などは血液の質を高める効果があります。また、カフェインやアルコールなどは血管を収縮させる作用があるので、摂りすぎに注意しましょう。

マッサージやツボ押しをする。足の末端にあるツボを刺激することで、血行を促進し、冷え性を改善することができます。例えば、足裏の中央にある「涌泉」(ゆうせん)などは有効なツボです。マッサージやツボ押しは自分で行うこともできますし、専門家に依頼することもできます。

手足の末端冷え性は放っておくと様々な健康問題を引き起こす可能性があります。自分の体に合った方法で対処しましょう。

足を温めるカイロの貼り方とは?効果的な場所や注意点を紹介

足先や足首、ふくらはぎの冷えは全身の血液循環に悪影響を及ぼすことがあります。そのためには、カイロを使った冷え対策が役立ちます。

まず、カイロを使う際のポイントは、足先だけではなく全身の体温を効果的に保つことです。そのためには、足裏、足首、ふくらはぎなど、血管の集中する部分にカイロを貼ることが大切です。血管の集中する部分を温めることで、血流が改善され、足先の冷えを軽減します。

ただし、カイロの使い方には注意が必要です。カイロは直接肌に触れないようにし、布やタオルなどで包むことが大切です。直接肌に貼ると火傷の危険性があるため、十分注意しましょう。

足の冷えに悩む方は、これらのカイロの使い方を試してみてください。カイロを活用した体温調節により血液循環が改善され、足の冷えの軽減が期待できます。また、快適な睡眠のサポートにもつながります。カイロをうまく活用して、足の冷えからくる血の巡りの不足を解消しましょう。

冷え性の原因とは?血行不良やホルモンバランスなどの影響と対策を解説

冷え性の主な原因は、体内の血行不良によるものです。血液は心臓から全身に送られ、手足や身体の各部位に酸素や栄養を供給する役割を果たしています。しかし、冷え性の人は血液の流れが適切に行われず、特に手足が冷えやすくなっています。

血行不良の原因の一つは、血管の収縮です。寒冷な環境やストレスによって、血管が収縮し、血液の流れが制限されます。このため、手足の毛細血管に適切な血液が供給されず、冷え症性が悪化します。

また、ホルモンバランスも冷え性の原因と関連しています。ホルモンのバランスが崩れると、血管の収縮が調整されず、冷え性が発症しやすくなります。特に女性は生理周期によってホルモンバランスが変化し、冷え症性の症状が増加することがあります。

冷え性の対策として、まずは体の血行を促進することが重要です。適度な運動や温かい服装、冷え性対策の食事などが役立ちます。また、リラックス技法を用いてストレスを軽減し、血管の収縮を抑えることも有効です。

冷え性は体の内外からの影響を受ける症状であり、原因と対策は密接に関連しています。適切な対策を取ることで、血行不良による冷え性の症状を軽減できるでしょう。

冷え性と寒がりの違いとは?体温調節や体質による違いを知ろう

冷え性とは、特に手足の末梢部分で感じる体温の低下や冷たさが継続的に現れる症状です。これは主に血行不良に関連しており、血管の収縮や血液の循環に問題があることが多いです。血液の循環が悪いため、体温が適切に維持されずに睡眠の質が悪くなることもあります。

一方、寒がりは、主に外部の寒さに対する過敏な反応が特徴です。心臓が体全体に十分に血液を供給し、体温調節機能が正常であることが多いですが、寒さに強くないために寒さを感じることがあります。

したがって、冷え性と寒がりの違いは、血液循環の状態や体温調節機能が正常であるかどうかにあります。冷え性の対策としては、体温調節機能を補うために適切な対策を取ることが大切です。安眠、ストレス軽減、むくみ改善、運動、マッサージ等自律神経のバランスを整えることで、血行を促進します。一方、寒がりの場合は、外部からの寒さに対する対策が重要で、適切な服装や暖房を活用することが助けになります。冷え性と寒がりの違いを理解し、適切な対策を取ることで、快適な睡眠も手に入れることができるでしょう。

寝る時に足を高くする効果とは?血流改善やむくみ解消などのメリットと方法を紹介

寝る時に足を高くすることは、足が冷えて寝付きが悪い人にとって有益な方法の一つです。この方法には血流改善やむくみ解消などのメリットもあります。

寝るときの足の位置を上げることにより、心臓から遠い下半身の血液が効率的に心臓に戻って血液とリンパ液の流れが改善されます。その結果、酸素や栄養が運ばれやすくなるとともに余分な水分も運び出され、むくみの解消が期待できます。

これにより、足の冷えが緩和され、寝つきを良くする効果が期待できます。また心臓の負担も軽減され、リラックスした状態で眠ることができます。

足を高くして寝るときには、足首だけを上げるのではなく、ふくらはぎを含む足全体を上げるのが有効です。からだにあった枕やクッションを使うことをお勧めします。その際、足枕の高さは適切か?足全体で高さを上げているか?足にフィットする足枕を使っているか?といった検討が必要です。足の冷えを改善し、快適な睡眠を得ることができるかもしれません。足の冷えに悩む方は、この方法を試してみてください。

足の冷たい方にオススメの食材とNGな食べ物とは?

カラダを温めてくれる食材で代表的なものは、にんにく、ねぎ、生姜などの香味野菜です。また、かぶ、かぼちゃ、長芋などの旬の野菜もカラダを温める温熱性の食材です。足の冷えが気になる方は、カラダを冷やす寒涼性の食材を避けることが冷え予防につながります。旬の食材でも、白菜、ごぼう、れんこんなどは寒涼性ですので、摂り過ぎに注意しましょう。

■カラダを冷やす食べ物・飲み物
① フルーツ
バナナやマンゴーなど、南国で採れるフルーツはカラダを冷やすと言われます。逆に寒い地方で採れるリンゴなどはカラダを温めるためこの季節におすすめです。

② 牛乳
牛乳はカラダを冷やす食品の一つです。ホットミルクにするとカラダが温まる印象がありますが、牛乳は温めてもカラダを冷やしてしまうので注意が必要です。

③ コーヒー、緑茶
南国が原産のコーヒーや、発酵していない茶葉である緑茶はからだを冷やします。当然ホットで飲んでも同じこと。嗜好品である飲み物は季節を通して摂る方が多いと思いますが、冬場は発酵させて作った紅茶やウーロン茶、焙煎されているほうじ茶などがおすすめです。

カラダの内部から働きかける漢方薬で冷えによる諸症状を改善!

「冷え症」に悩んでいる方は日常的に漢方薬を取り入れることもおすすめします。同じ「冷え症」でも、どこが冷えるのか等によって選ぶ漢方薬は変わってきますが、手足の冷え症に悩んでいる方に取り入れていただきたいのは、「当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)」。カラダを温め、熱をつくるのを手助けして、手足など末梢を温めるとともに、カラダの内部にも働き、冷えによる諸症状を改善する効果がある漢方薬です。


<PR>

手足の冷えにおすすめ漢方薬

当帰四逆加呉茱萸生姜湯 - 漢方セラピー

詳しく見る

監修
那須 久美子

おすすめの記事

カンポフルライフ会員になって日々の暮らしを楽しく豊かに!

漢方の知恵を始め、美と健康に役立つ情報を手に入れてみませんか?会員メリットをご確認ください。