漢方の物差し②「気血水の物差し」 気・血・水 カラダを巡る3つの要素

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目次

カラダを健康に保ち、病気を防ぐためには、自分のカラダについて知っておくことが大切。
そのカラダを調べる「漢方の物差し」として「陰陽」の次に重要なものとして紹介するのが「気血水」です。この物差しは、「カラダを支える3つの大黒柱」をチェックします。3本柱すべてがしっかりしてこそ、健康なカラダを保つことができるのです。

気血水の3本柱が
「わたし」の体質を表す

気血水とは、簡単に例えれば“カラダを支える3本の大黒柱”です。
丈夫な大黒柱に支えられた家が、雨や風そして地震にもビクともしないのと同じように、太くて丈夫な“気血水の3本の大黒柱”が協力し合いしっかりカラダを支えることで、カラダは健康な状態を保て、ストレスや天候の変化、疲れなど、さまざまな逆風にもビクともしない強いカラダになれます。
しかし、もしも、この3本の大黒柱が細くなったり、傾き出したらどうでしょう。
カラダは弱くなり、壊れやすくなります。
つまり、病気になりやすくなるのです。

“どの柱が弱くなりやすいか”“どの柱が傾きやすいか”は人によって違います。気の柱が傾きやすい人もいれば、血の柱が細くなりやすい人もいます。また、トラブルをかかえる柱は1本とは限りません。全ての柱が傾いている…なんて人も。この違いを漢方の世界では「体質」といいます。

気血水の物差しで分かる6つの状態

気血水の物差しで3本柱をみることで、大きく6つの状態がチェックできます。

気の柱

1)カラダの元気チェック
- 元気・エネルギーが足りているかどうか
元気が不足している状態を「気虚(キキョ)」といいます。

2)カラダのストレスチェック
- ストレスがカラダに溜まって悪影響を及ぼしていないか
悪影響を及ぼしている状態を「気滞(キタイ)」といいます。

血の柱

3)カラダの栄養チェック
- カラダの栄養がきちんと足りているかどうか
栄養が足りていない状態を「血虚(ケッキョ)」といいます。

4)カラダの血の巡りチェック
- カラダの隅々までしっかり栄養が巡っているか、どこかで滞って溜まっていないか
滞っている状態を「瘀血(オケツ)」といいます。

水の柱

5)カラダの潤いチェック
- カラダに潤いが足りているか
潤いが足りていない状態を「陰虚(インキョ)」といいます。

6)カラダの水の巡りチェック
- カラダの隅々までしっかり水が巡っているか、どこかで滞って溜まっていないか
滞っている状態を「水滞(スイタイ)」といいます。

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